原チャリの旅
帰宅
2024/10/11
サンフラワー(フェリー)は昨日、欠航しているので限度いっぱい乗っているのだろう。
おれは3等席が取れなく、2等席になったがカプセルホテルの1部屋の感じだったが、これだけたくさん乗っているのでは自由席なら、区切りがあるが、すし詰め状態だと思うのでカプセルホテルの個室は個室といえる物ではないがよしとするか。
ちなみに、おれの上の部屋は自転車旅のイングランドの若者だった。
たくましいの~・・・78才の親父はあこがれのまなざしで彼を見つめているのだ。
船は大揺れに揺れた。
乗船直後に風呂(大浴場)を利用していたので、航海が始まり揺れが収まるまでは風呂も入れない状態だったらしい。
docomoの電波も届かない、WiFiの電波もない、何もすることはないカプセルホテルの個室の中にはTVもありで無料の映画を見て過ごす。
海の見えるホールの窓側だけがdocomoの電波が拾えることがわかり、旅日記をアップロードを試みるが電波弱く失敗する。
サンドイッチを売店で買い、セブンイレブンで買った3個入りインスタントコーヒーの1つに、お湯を入れて朝飯を食いらう。
そういえば、小笠原父島の旅でも乗船した小笠原丸で一人旅の若者と缶ビールとピーナッツを分け合って2日の航海を慰めあっていたのを思い出していた。
船の揺れが収まり風呂が再開されると、することもないおれは再び湯船にしたっていたが、船の揺れに合わせて湯船のお湯もあっちこっちとお湯が動き、窓の外の景色も揺れに合わせて動くのを楽しんでいる。
ひまなのだ。
下船には時間がかかった。
乗船はバイクが最初だったが、下船はバイクが最後になるのだ。
欠航しているので満載の車が下船するのをひたすら待つ。
30分近くかかってやっと下船することができた。
ひたすら、国道6号線を目指し南下しようと思ったが、途中でわき道に入り涸沼の漁港を眺めて、多分この旅では最後になる宿に向かう。
その漁港
この道が1㎞ぐらい続くらしく、原チャリでは無理と引き返す
もう、こんな道を走ることも最後になる。
ひたすら、6号線を南下し石岡市のホテル・ルートイン石岡に向かう。
驚いたことが一つ、北海道では寒さに震えたので下船するときにも同じように着込んで原チャリに乗ったが、暑いのだ。
途中で、カッパを脱ぎ風通しを良くしたが、それでも暑い。
南下するということは暑くなるということを肌で実感する。
最後の宿屋は、設備の整ったルートインを選んだ。
(ネット予約で8千円だったが、おれの旅では居心地が良いホテルは値は張るが東横インとルートイン)
東横インは駅前、ルートインは道路沿いという感じかな?
今回はルートインなので、郊外になると思うので途中でヨークマートで刺身とビールを買いこみ、ホテルで大風呂に入りビールと刺身で喉と腹をうるおして即、爆睡。
PM11:30 目覚め、このページを書いている。
ふたたび寝て目覚めたら、このホテルで朝飯を食い、自宅に向かって原チャリを走らせるだろう。
そして、また、机のPCに向かって、あ~でもない、こ~でもないと同じことの繰り返しの、おれの日常が始まる。
人は、それが幸せという