ヒマラヤ日記

タジマハールを訪ねる

平成16年10月16日

 スーはインドに5回も来ているインド通なのにタジマハールに一度も見ていないという。
Mr.ラジブがインドに来たらまず海外の観光客の行く場所の第一位がタジマハール、次にベナレス、三番目にガヤだそうだ。

 私はエアーメイルの発送が終わったらタジマハールに行くからとスーに約束していた。
朝6時にラジブにお願いしてチャーターした車がホテルに着いた。
昨日からヒンズー教の宗教的儀式のナブラトラが始まった。
敬虔な信者らしいツツはこの間、朝から夕方まで絶食をしなければならないらしい。
水と果物は例外的に口にして良いそうだ。
 ツツが6時30分ぴったりにホテルに来た(約束の時間に訪ねてきたのは今回が初めて)。
私たちはすぐにホテルを出てアグラーにむけて出発した。
アグラーまでは240Kmの距離らしい。
 朝は交通ラッシュもなくスムーズに市内を走る。
ただ郊外は通勤ラッシュで渋滞に捕まった。
デリーの通勤圏から抜けるとまっすぐな道路、そして有料道路に入ると車のスピードは時速100Km近くに上がった。
スー「快適、快適!インドにもこんな道路があるんだね。今日の旅行はラクチンだよ!」
ツツが食事を取れないことを知っている私たちは空腹に勝てず近くのドライブインによるようにツツに伝え食事を取る。

 アグラーのタジマハールはさすが大きく立派で磨きこんである。
ただし、観光客にはとても高い入場料を取る。(ただし外国人のみ)
スー「何でこんなに高いの!これじゃぼったくりじゃない!750ルピーだって。これだけあればメトロポリスホテルのデイナーでビールを飲んだってお釣りが来るじゃない」
私「This is Ind、我慢、ガマンでっせ!」
その後訪れたお城も入場料は300ルピーも取られますます機嫌が悪い会計係りスーです。
その前にアグラーにはいる道路でTaxとして小額だが外国人料金を取られていたからなおさらですね。

朝日が肉眼で見れた。おなじみのインドの風景 木々に花が咲きほこっている
タジマハール ドームのモザイク
象眼細工で見事です タジマハールから見うるヤムナ川

次の日に続く