噛みたばこ

 最初に噛みたばこ屋を見たのがマドラスだった。
当時は何屋かさっぱりわからなかったが噛みたばこ屋、インドではパーンというらしい。
2007年11月のインドのマドラス(チェンナイ)のパーン屋


台湾の台東という街だった。
美人のビンロウ(噛みたばこ)売り娘の店がはやると教えてもらう
2008年10月台東へ移動のバスからビンロウ屋


ショウケースの中の噛みたばこ(ビンロウ)
ショーケースを除いていると娘さんが用がなければ帰れと追い返された。

ミャンマーのヤンゴンバスストップのクーン(噛みたばこ屋)
2017年2月 ミャンマーではクーンというらしい


バガンからマンダレイにミニバスで途中休憩のバスストップでのクーン屋

この噛みたばこは噛んで飲み込むのではなく唾液は路上にペッと吐き出す。
唾液が赤く染まって唾で路上が点々と赤く染まる。
清涼感が強く一時の安らぎとニコチンの吸収力が唾液からのほうがはるかに強いらしい。
また、歯が弱くなり噛みたばこを常用する人には歯が欠けたりない人が多い。
インドや台湾やミャンマーでは男の人でニャッとすると前歯の欠けた人が多いのにびっくりする。
最近は日本のタバコと同じく噛みたばこをする人が少なくなっているとミャンマーでもいっていた。
でも、病みつきになるとなかなかやめられないのがタバコなのだから今でも細々と営業しているのだろう。

2017/4/30

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