奇門遁甲を海外で使う

立春と立秋の日時を奇門遁甲カレンダーの開始の日で使います

2020/9/28

 以前書いた「ニューヨークで奇門遁甲は1日前の日を使う」は修正することにしました。
奇門遁甲カレンダーは24節気カレンダーで月日が決まります。
前期(新年)は立春 太陽黄経315度の日(2月4日前後)から1年が始まります。
後期カレンダーは太陽黄経135度 立秋(りっしゅう)が8月開始

 奇門遁甲は太陽の黄径と連動していますから一種の太陽カレンダーでもありです。
24節気は地球と太陽に位置関係
冬至は黄経270度 春分は黄経0度 夏至は黄経90度 秋分は黄経180度です。


上図は国立天文台よりコピー

 1年は365.24日なので約4年に1度うるう年が入ります。
大雑把に計算して1年で6時間のずれが生じます。
ただし、地球は太陽を中心に真円で回転していないため24節気でもこのずれが生じます。

季節の長さ
上図は国立天文台よりコピー


立春(太陽黄経315度)と立秋(135度)の日時を奇門遁甲カレンダーの開始の日とします。
例外として子時間(23時~01時)は翌日になります。

立春と立秋の太陽日時を求める方法

 大雑把な時間は「こよみのページ」
http://koyomi.vis.ne.jp/mainindex.htmから二十四節気計算で求められます。
上サイトから二十四節気計算→利用する年を入力→計算実行→定気法の立春と立秋の日時と時間を求める


次に世界時計(日本時刻から)-高度計算サイト-Keisan-CASIO
https://keisan.casio.jp/exec/system/1240186937

この計算サイトはサマータイム適応なので適応地ではマイナス1時間してください。
例 6時なら6+1=7 7時となります(通例では3月~11月北アメリカ&ヨーロッパ)


①年月日修正→時間修正分は0でよし→地域設定→計算をクリック

例として

上図のような場合は2月3日が開始日となるので奇門遁甲カレンダー開始日2月4日なので1日進まし2月3日を開始日とします。
ファインランドとエストニアは23:00ですから2月4日が開始日となりそのまま使えます。

2020年の立秋は2020/8/7 10:00なので入力の結果(北アメリカ)


上図でセントジョンズは8/6開始日でカレンダー時盤は赤字なので正しい時間は22:30は22:30-1:00=21:30で23時にはならないので8月6日開始日で時盤はマイナス1時間して使うことになります。

例として下記図のような場合


上図ではレジャイナは8/5 23:00 -15(サマータイムは適応されていない)ので8/6が適応されます。
エドモントンは8/5 23:00 -15(赤字でサマータイム適応)で22:00が正しい値なので8/5が適応されることになります。

 ニューヨークで2020年前期奇門遁甲カレンダーは2月4日そのままで使用
後期奇門遁甲カレンダーは2020年8月7日開始ですがニューヨークで使う場合はマイナス1日に修正して使ってください。
ということで8月7日のカレンダー日付は修正後は8月6日で使ってください。
8/7は修正し→8/6で使うとなります。


南半球で使うは以前と同じく北を南 北東を南西 東を西 南東を北西 南を北 南西を北東 西を東 北西を南東
以上に方位を逆転し使うようにしてください。
こちらは私たちは実践していないため効果の確認は取れていません。

次に海外で時盤の使い方を書く予定