八門の特性

2023/5/26 5/27一部追加

 八門の特性を知って奇門遁甲の効果を上げよう
八門も対宮は反対の質である
配置は右回りなので開門が北の時は杜門は南となる(開門が北西なら杜門は南西)
北方が上座で吉門となる 休門は皇帝の寝室という感じで左右に開門と生門を従えている

八門定位置の図 上が北で冬 時により門の位置が変わるが配置は下記図の如く序列は変わらない
休門の隣は生門 生門の隣は傷門と電車のようにつながっている

先に上座となる上吉門の休門 生門 開門から
漢字の如く休門は休息 生門は成長 開門は心開くことで天地や効果の成果をより強く影響する

 休門の特徴

 ナンバーワンは休門
門の定位置は北 季節は冬 五行は水は方位から
上座(北方)の中央であり皇帝の寝室と考えるとわかりやすい(左右に開門と生門が控えている)
気品とゆとりでおだやかな安定感を得る門といえます。
万事に吉といえるのですがこの条件に伴なわないことには効果は出ません。
積極的な行動 活発な活動 他人との争いは嫌われます。
休門の効果を得るには目的地では休息 やすらぎに来たのだと心得て心穏やかに過ごしてください。
注:冬の北は強すぎて効果が半減という説もありだが休門は大いに活用すべきです。

 景門の特徴

休門の対宮で定位置は南 季節は夏 五行は火も方位から
強烈な太陽のエネルギーが活発な活動と先見の明(光のパワー)の力で頭が冴えるため学術や芸術に発展の力を与える
休門と正反対の質のため体を休めたりする行動を取ると景門の力は失われる
競争心が強くでるため口論に発展しやすいという特徴を持つので使うときは注意すること
特に相手に勝つという質から文書に関する事や試験に強し


 生門の特徴

門の定位置は北東 季節は冬と夏の間 五行は土は方位から性格は木
上座の北東で冬から春にかけ種が発芽し急激な成長の状況 活気があって勢いがある 積極的で活な行動力が特徴
どん欲に物事を吸収し大きくなるというスタイルなので休門の穏やかで休息することでは効果は得られず積極的に活発に活動することで生門の効果は得られる
恋愛でも待っているのではなく積極的に告白することで効果が得られるという特徴あり
就職、求財、面接、商業、治病、建築等諸事のことでも待っていては効果は得られないので打って出るべし

 死門の特徴

生門の対宮 南西で季節は夏と秋の間 陽の終わりを告げる時 生門の生きて活発に成長の反対語で死という漢字をあてたもの
枯れていくことを指している
そのため葬儀 埋葬には吉だが動かないが最良となる


 開門の特徴

門の定位置は北西 季節は秋と冬の間の収穫後 倉の扉を開放しすべての穀物を受け入れる時 五行は金方位では土
すべてを開き受け入れわけへだてなく公正を求めるため 隠し事や裏工作 強い欲望は凶とでる
それ以外はすべて良い方向に向かう
例えば恋愛でも恋の告白では相手も心を開いてくれ自分の思いを素直に受け入れてくれ成功の確率は高い
心の底まで丸見えが開門である

 杜門の特徴 

門の定位置は南東 季節は春と夏の間 五行は土 巽宮で八卦では整うまとまるという愛すべき宮であるが?
門を閉ざし見えざるごとし何人もいれなく何人も出さない心も閉ざす方位となる
隠れること 逃げ去ること 避難することには良好だが 隠すこと以外は使えない
門を閉じるということは万事ふさがるということで欲望もふさがるので使いにくい門です

開門の丸見えとは正反対の杜門は闇夜のカラスのごとし


傷門と驚門は稲光が傷門なら轟が驚門という関係

 傷門の特徴

傷門の定位置は東 季節は春 五行は木 雷の稲光と考えるとわかりやすい
傷門の特徴は瞬殺で一瞬で決まる 狩猟 捕獲 逮捕 借金取り 要するに相手が傷つく事に効果がある
相手が損することは自分が得する ギャンブル 借入に効果が得られる
使うことで自分も傷つくこともありを忘れるな
手術で使う場合は天地や効果が良い場合に限る

 驚門の特徴

驚門の定位置は西 季節は秋 五行は金 雷の💥ドンと響き渡るびっくりの状態で傷門と同じく一瞬で決まる
この門は戦の作戦として使われ相手を驚かせるこのに使用 この方位を使うと自分も相手も共にびっくりという事態になる
使い方により訴訟を起こされる可能性ありで使い方には要注意してください

追伸:五行は方位から 性格はそれぞれ違いあり 十干が甲尊 乙奇 丙奇 丁奇 六儀(戊己庚辛壬癸)と本来の方位の五行が成立しないと同じ