New陰陽五行

2018/11/15

陰陽五行のお互いの関係(相性)と性質(象意)

陰と陽

陰と陽の関係は下図のように陰と陰はけん制し合い陽と陽でもにらみ合いの凶の関係です。
陰と陽、陽と陰の組み合わせは良好な吉の関係です。

五行の関係

 四神でのもう一つのポイントは対立です。
青龍と白虎はにらみ合う
つまり種まき(成長)の春と刈り取り(収穫)は対立している。
玄武と朱雀もにらみ合う
生殖(冬)と別れ(夏)も対立しているという関係


凶の関係
対立とは反対に良好(Win-win)の関係。
玄武と白虎win-win
朱雀と青龍win-win
この対立と良好の関係が吉凶の判定の基になっている

後日、八卦を書くときにこの図を思い出してほしい。
この水と金の間は乾宮(かんきゅう)といい天の象意で強引な力を得ている。
また木と火の間は巽宮(そんきゅう)といい整うの象意があり結婚前の娘の今が花の盛りの良き宮です。

 ここで重要なことは中央の時のない方位のない土が重要な役割をします。
土はどちらの味方というわけではなくあいまいな関係がポイントになります。
土は間に入り良好な関係の場合はより良好になりにらみ合いの関係の間でもやわらかさを持つようになります。
この関係で一番の問題点は最悪の関係の火と金の関係です。
この間に土が入ると円滑に回りだすのです(三合の関係で説明)。

 それでは五行の関係
 は良好な関係(相)
 特に木と火
(真昼の火は夜明けの木とはともにある)
 対して金と水
(真夜中の水は夕暮れの金とはともにあるという関係) 

 は真夜中の水と真昼の火は敵対の関係(剋)
   夜明けの木と夕暮れの金は敵対関係にある

矢印の方向は作用がより強くなります。
例えば木よりも火がより強く相の作用が働き反対に火と金ではより金に剋の作用が強くでるということです。
土は中央なので時がない。
時の間に入りつなぎの役目をしている。
そのため土の性格はあいまいなところがあり。
この中でポイントは良好な木と火であり金と水。
敵対する水と火であり木と金。
土が加わると良好な関係が木-火-土-金-水-木となり
嫌いな関係が木-土-水-火-金‐木となります。
また、木と木、火と火、土と土、金と金、水と水は比較的良い関係で比和といいます。

 十干では木の甲(+)乙(-) 火は丙(+)丁(-) 土は戊(+)己(-) 金は庚(+)辛(-) 水は壬(+)癸(-)です。

 次に十二支でのお互いの関係
十二支では土である