日の出と陰陽五行

2022/12/22

太陽の日の出の位置と陰陽五行

 2022年12月22日7時 冬至 いよいよ太陽は陰の世界からから陽の世界に向きを変える。
この日を記念して太陽の日の出の動きと陰陽五行の結びつきを書いてみます。
 季節を五行で表すと水は冬 木が春 火は夏 金は秋です。
陰陽五行の季節は太陽が水平線の南側(日照時間が一番短い冬至)の日出ごろが水
太陽が水平線の北側(日照時間が一番長い夏至)の日出ごろが火です。
そして陰陽は陰と陽は冬至から夏至までが陽 夏至から冬至までが陰です。
陽は日照時間が長くなりエネルギーが増大、陰は日照時間が短なりエネルギーが減少する。
つまり太陽の光熱(パワー)を閉じていくことすなわち回収閉じ込めの後退ようは守り重視が陰であり
太陽の光熱(パワー)を開いていくすなわち成長増大の前進攻撃重視が陽なのです。
ということは陰は太陽の光熱を含めありとあらゆるものを集めて閉じ込めていくことであり
陽とは太陽の光熱を含め増やし伸ばし広げていくこということです。
木は春分ころで太陽の動きが一番活発し光熱を成長し増大するころです。
金は秋分のころで同じく動きが一番活発し光熱を回収し減少するころです。
春分は目いっぱい増やし伸ばし広げる活動期であり
秋分は走り回ってあらゆるものをかき集める活動期のことです。

上図はおおよその月を数字で示し赤数字の月は陽 黒数字の月は陰です。

水(冬至)のころ12月から1月と火(夏至)のころ6月と7月ころは太陽の移動はきわめて小さいことがわかります。
木(春分)のころ3月から4月ころと金(秋分)のころ9月から10月の太陽の動きはきわめて活発です。
土は季節を持ちませんが季節の間に入る特に水の冬至から木の春分の間は寒気と暖気のせめぎあい火の夏至と金の秋分の間は暖気と寒気のせめぎあいの仲を取り持つ関係上どちらにもくみしない優柔不断さを持ちます。
この太陽の日照時間の長短と熱量の増減それに日の出位置の動きの大きさをイメージすることが陰陽五行の理解の近道です。
 太陽の日照時間は蓄冷と蓄熱効果で1が月ちょっと寒さ暑さは先になるが人の活動も冬は戸を閉め家にこもり春は田植えや種まきで忙しく夏は戸を開け風を入れ秋は稲刈りや収穫で走り回りと太陽日の出周期と連動します。
このイメージを覚えることが陰陽五行をマスターする近道です。
■水のイメージは閉す心を隠すので人間関係は良好を保つ方位は北
木のイメージは急進性が強く拡大のため勢いがあり声も大きい方位は東
火のイマージは解放で華やかだが内に陰の孤独感をもつ方位は南
□金のイメージは急進性が強く採集のため外交力をもつ方位は西
土のイメージの基本は季節の間に入るためどちらつかづの優柔不断あり方位は各々の間
水火の南北はとどまる考える時間長く知性をともに持ち
水はいぶし銀の輝きなら火は華麗な光の輝きで芸術家や先生タイプといえる
木金の東西は動きが速い積極的で交渉や外交の力をともに持つ(木水を木金に修正2022/12/16)
木は政治家タイプなら金は商人タイプでしょう。
土は曖昧ながら打たれ強い力を持ちます。

十干も十二支も九星(九宮)もこの太陽日の出の動きを思い出すと早く理解できます。