奇門遁甲の八神

2024/12/10


 奇門遁甲には十干の天と地、八門、九星(気学の九星ではない)、八神、九宮(気学の九星に似ている)以上の6個から構成されています。

最も重視されているのが天と地による象意と吉凶と八門の象意と吉凶です。

この関係に九星と八神も服従的に絡んできます。

八神は直符(ちょくふ) 騰陀(とうだ) 太陰(たいいん) 六合(りくごう) 勾陳(くちん) 朱雀(すじゃく) 九地(きゅうち) 九天(きゅうてん)から構成されています。


 作盤する場合、通常は天の甲に直符が入り、以下順序良く陽局は時計回りに配置され、陰局は逆回りに配置されます。(甲が中宮した場合は坤に直符が入る)






八神定位置


盤の状態で吉凶と象意が変わる








































左図は北が上







八神の表示





直符は符







騰陀は蛇







以下同じく表示














直符

晴れ、草原、気高く尊い


天の甲と共にあり万物を育成

騰陀

太陽、墓地、いつわりだます

虚耗の神で不正、悪評、驚く

太陰

月、洞穴、正直で慈愛


徳を積み善行を影でする

六合

雨、溝、温和で善良



四緑的な感じで陰陽和合

勾陳

雷、森林、威勢よく猛烈


七赤、三碧的で凶吉共にあり

朱雀

風、市場、聡明だがせっかち

九紫に近いが凶神


九地

雲、田畑、けちで優柔不断

二黒的で実直に事を成し遂げる

九天

霧、街道、剛健で公平


六白的で剛健で事を成し遂げる


奇門遁甲カレンダーでは九星と八神は効果と数値の中に入っている。


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