ユダル山(儒達山)トレッキングと木浦の探索
2009年2月11日
共生園の裏側にそびえる岩山がユダル山。この山は岩石が幾十にも重なり合った独特の形の山です。
日本にたとえると山梨の瑞牆山(みずがきさん)と同じ感じかも?
このような岩山は聖地として扱われる例が多い。
ユダル山も聖地として木浦の人たちに古来から慕われてきたのだろう。
私が今まで訪ねた聖地と言われるところは釈迦が弟子達に教えを広めたグリーンダッタ(霊鷲山)、ラトナギリ、ガンゴトリーとゴーモクも岩、岩、岩です。
ここ木浦はソウルよりもぐーっと南ですから暖かいのです。
ソウルの寒さとはまったく違います。そして今日はさらに温暖な天候になってきているようです。
その証拠に霞んでいて遠方はよく見えません(春霞の感じ)。
ユダル山トレッキングに10時にホテルを出発しました。
低い山でトレッキングととわ言わずハイキングでしょうね。
ジャンバー、アンダーウェアーを着込んでさらにマフラーと手袋という重装備です。
共生園の近くから階段を上り始めるとすぐにこの装備は大失敗と思いました。
案の定、登り始めると汗だくになってきました。
道は木浦市がお金をかけてきれいに整備されていますから初心者でも安心して登れます。
というより小さな子供でも老人でもノープロブレム(問題なし)です。
ただし、ハングルの読めない人には辛い。
ソウルは英文か漢字が併用してあるところが多いのですが、地方はハングルが読めないと不便です。
食堂のメニューもバスの標識や案内も時刻表もハングルオンリーと思ったほうがよいくらいです。
登山案内もハングルオンリーで読めない私は自分の感を頼りにして本来の登山口に下りてきました。
ホテルの朝の韓定食(辛さ控えめでした) | 階段を登った時からもう汗をかき始めた |
![]() |
![]() |
途中の休憩所 | 奇岩が(周りすべてが) |
![]() |
![]() |
急な登りも整備された階段が続く | オーバーハングの岩 |
![]() |
![]() |
2時間半ぐらいかけて反対側の登山入り口に降りてきました。
時間がかかったのは年齢と厚着に負けたためです。
ここからは駅まで10分ぐらいでしょう。駅のインフォメーションで美味しい食堂を紹介してもらうことを思いつきました。
木浦に着いた日に駅のインホメーションでプサンに行く方法をやさしく教えてもらったので、このときプサンがはるか遠くに感じたのですが(最速でも5時間、通所なら8時間以上かかる)、こんかいは美味しい店を紹介してもらおうと訪ねます。
木浦といえば新鮮な魚でサシミですが日本と違い食堂では一匹丸々皿に盛り付けて出てくるので一人で食べるには無理!
最低でも二名以上でなければ食べきれないのです。そして値段も3万ウォンという高値です。
サシミを食べるのはあきらめていましたが木浦の食べ物をぜひ!食べたい!
インホメーションで紹介してもらったたこ(子だこ丸ごと一匹)スープ。店は分かりにくく中は大混雑!B級グルメの決定版でしょう!
駅のインホメーションのお姉さん(親切にありがとう) | たこ丸ごと、はさみで食べやすく切ってくれる。 |
![]() |
![]() |
木浦名物「ヨポタン」たこスープ。B級グルメナンバーワンだよ | ホテルの支配人のお墨付きの店で骨付きかルビ、美味い! 付け合せがこの店は最高に美味い |
![]() |
![]() |
木浦市は電飾がお好きなようです ユダル山もライトアップだもの |
屋台が出ているた。人通りも多い。ソウルよりは暖かい |
![]() |
![]() |
明日はKTX(新幹線)木浦発9時20分でソウルの手前の龍山(ヨンサン)に戻ります。
木浦の居心地のよさはなかなかですよ!ソウルの混雑した都会よりも私は好きです。
台湾でも台北よりも台東の街がより強い思い出となっていますから地方都市は物価も安く人もやさしく、なごむのかもしれませんね!