平成26年盤(2014/2/4〜2015/2/3)の解説

この年盤は平成26年2月4日から平成27年2月3日までの旧暦期間の九星気学の年盤です。

平成26年(2014/2/4〜2015/2/3)旧暦は四緑甲午年です。

四緑木星甲午年

平成26年(旧暦)では暗剣殺が南東に鎮座することを忘れないようにしましょう。
今年の要注意方位は南東です。
暗剣殺の方位(南東)への長期間の引っ越しは今年は見送ったほうがよいでしょう。
この暗剣殺は突然の象意という、防ぎようのない凶を暗示しています(反対にそれが幸運という場合もまれにあり)。

五黄殺は北西ですが西北西に三合(火局)の吉が入るので強い凶は北北西です。
北北西の移転もできれば避けたほうがよいでしょう。
次に北に歳破(さいは)という十二支(今年は午)の反方位に位置する凶が北に入ります。
凶作用は強くないですが注意が必要です。

年盤は長期間の引っ越しでは効果が出るので注意してください。
旅行でも短期であれば年盤は無視しても良いと思いますが月盤やHP奇門遁甲日盤を併用して安全を確認しましょう。
特に南東は今年は要注意と心得てください。

納音(なっちん)という占い(平安時代)では甲午は沙中金(さちゅうきん)砂の中にうずもれた金と五行は金(白虎)です。
60干支に五行を配当した占いですから9宮に五行を配当した気学の先輩ということになります。
沙中金は字のごとく砂にうずもれた金という意味ですから金もうずもれたままでは意味をなさない。
努力して金を砂から引き揚げて初めて金としての効果があり、ということでしょう。
納音のおもしろいところは甲午と次の乙未は同じ沙中金なのです。
甲は木の陽で乙は木の陰、午は火の陽、未は土の陰ですが組み合わせで五行は金としています。
ちなみに1甲子と2乙丑は海中金で意味も似たような感じです(60干支では甲午は折り返しの31、32が乙未で沙中金です)。

ということで今年は(来年も)苦労しなければ金を得られない年ということになりそうですね

色は五行の色を採用(ちょっとアレンジ)
一白水星
一白水星は坤宮(こんきゅう)の南西の宮に入ります。坤宮は土の質です。土の質の中でも陰の質が強い宮です。土の質の特徴はお互いをまとめる役目が強く、特に陰の質が強い坤宮は聞き上手で相手の指示に同調する気持ちが強く出ます。このことが自分の気持ちと裏腹に相手に従うという優柔不断の質が強く出る年になりそうです。この宮(坤宮)での運気はまだ弱いですが重要な年になります。今年の取り組みいかんで次のステップの良し悪しが決まります。今年はそのための基礎をしっかりと作る年です。稲作でも手抜きをすると実る量と味が落ちるでしょう?バイクに乗りたくても自転車に乗れなくては?じっくりと明日の成果を目指すことを目標に、たえまない努力が必要な年です。この基礎作りの1年の成果は必ず花開くでしょう。ということで、あせって一足飛びに上を目指すと途中ではたかれて無残な目にあいそうですから、無理をしないで日々の努力を積み重ねましょう。
二黒土星
二黒土星は震宮(しんきゅう)の東の宮に入ります。震宮は木の質です。陽の質ですから考えよりも先に走り始めるという先進の気持ちが強く出ます。木の質は怒涛(青龍)のごとく前進する力強さを秘めていますから陽の質がさらにパワーアップした前向きの強さが気の早さとなって現れます。震の象意は雷を考えるとよくわかります。ピカ!ときて「ドン!」という衝撃がいきなり襲ってくるでしょう。不意打ちです。このように、突然、思いがけないアイディアが湧きあがるということやいきなり感情が爆発するという突発的な象意がともないます。特に音感に敏感になる特徴もあり。今年は運気は急上昇するので上り調子で文句なしのよい年になるのですが、突然の感情の爆発が問題です。二黒土星の人はがまん強さナンバー・ワンです。でもがまんの限度を超えると「大爆発!」感情むき出しで暴言をワメキ散らすのです。もう、まわりもビックリ!取り返しのない大失態を繰り広げるでしょう。感情が爆発する前に席を外すか深呼吸をするかで間を取ることを忘れないようにしましょう。
三碧木星
三碧木星は巽宮(せんきゅう)の南東の宮に入ります。巽宮は五行は木です。陰陽バランスよく木の質の怒涛の強さが実感できる年です。八卦では長女の象意で嫁入り前のちょっとお高く評判の娘です。その評判は遠方までいきわたり?ということはネットは良い知らせを運んでくるということかも?まわりの信頼もとてもあつい年ですから物事がうまく運びやすい年であるといえます。すべてにおいて理想の年になる可能性が強いです。嫁入り前の娘ということは独身者は縁談の話もでてくるといえます。また、商売や取引では信頼度が重要ですからスムースに商談がまとまりやすいという大変良い運気の年です。ただし、この運気もお高くとまりすぎると?一瞬で破断となるでしょう。運気は大変良好ですが自分を大きく見せない(過大評価しない)ことが今年の大切なポイントとなります。難問なことは今年中にすべてをか片づけるようにしましょう。良い年にしてくださいね
四緑木星
四緑木星は中宮に星が入ります。八卦では中宮は空っぽです。このため占いにくいということになります。ただし中宮は王の座ですから王の質がでるということになりそうです。前年は運気が安定して強かったので、そのまま年を迎えると事情が違ってきます。ごう慢さは裸の王様に向かわせるでしょう。中央に入るため運気もあちこちとゆれ動き不安定になりやすいので、運は味方しないと思ったほうがよいです。王様はまわりから何かと頼まれごとが多い。前年とは違う、と気持ちを切り替えて相談に乗ってください。今年は断わることが苦手な年です(一番えらい王様ですから)。でも、出来ないことはしっかりと断る勇気が必要です。もし、うやむやにして引き受けると後で大変後悔することになりそうです。
ただし、運気が大変強い人も例外的に出てきます(大部分の人は運気不安定です)。
というわけで「かっこつける」と、しっぺ返しが来るぞ!
五黄土星
五黄土星は乾宮(けんきゅう)の北西の宮に入ります。五行は金で陽の前向きの強引さがでる。瞬時に押し寄せるパワー(白虎)がある。八卦では天、人は父ですからとてもえらい?気持ちになります。白虎のパワーを得られるので願いがかないやすい年です。ここで注意点が、天と親父とくればガンコ一徹というへそ曲がり的な性質がでてしまうと、まとまることも元のモクアミで消え失せるでしょう。特に、強い者に対する攻撃精神、白虎がでてくるのでこの点は要注意の年となります。年長者に対する態度は礼儀を重んじて接して反感をもたれないように注意してください。スポーツや勝負事には強さを発揮する1年ですが負けを認めたくない質もでるとぼろ負けしますからほどほどにするようにしましょう。決して天狗にならないでまわりとの協調を保ち強い運気を生かしましょう。金運はほどほどにありですが大きく買う質もあるので注意してね
六白金星
六白金星は兌宮(だきゅう)の西の宮に入ります。五行は金で陽が強い宮です。金は白虎ですから俊足で、しかも陽が多いので前向きさは積極的な行動の質が強く出る1年です。八卦では西は兌(だ)で中国ではお金の意味です。では、お金がたまるかというとそうではありません。反対に欠けた椀にお金を注ぐようなもの、こぼれ落ちて決して貯まらないという1年になりそうです。人では少女で愛される着飾りたいということは派手好きの高額商品も平気というブランド人間?ですから今年の1年はお金の管理がとても大切ということになります。また、交際上手な少女から交友関係は活発になりそうです。そのため飲食の費用も多めにかかるでしょう。でもそのことは恋にも結び付くのであまり費用を締め付けると楽しさも半減、実る恋も?ということになりますからメリハリをつけたお金の管理が必要です。また、調子に乗りやすく浮かれると口舌(口災い)で相手を傷つける可能性もあるので注意しましょう。健康管理はしっかりと楽しい1年にしてください。
七赤金星
七赤金星は艮宮(ごんきゅう)の北東の宮に入ります。五行は土で八卦では陰の中に陽が入る宮です。土には煮え切らない優柔不断の特徴があるのですが行動の陽の質がこの性質を小さくします。土の中でも粘土なのでどんな形ちにも変化し焼き上げると形は力で押しても割れるまで壊れない頑固な一面も顔を出します。粘土のどんな型にも?は変化変動という形でこの1年は表れます。また、一度焼き上げると壊れるまで型は崩れないことは方向が決まると人の意見に耳を傾けない意固地さがでる。形がまとまるまでは慎重に事を運ぶのですがいったん焼きあがるともう、猪突猛進に突き進むという質が後戻りを許しません。この点が一番の注意点です。今年の1年でことの重要な節目は必ず専門家の意見を仰ぐことが大切です。今年の運気は急激に落ちてきているので運は味方してくれません。一気に走り始めるのは危険が伴うことを忘れないでください。
八白土星
八白土星は離宮(りきゅう)の南の宮に入ります。五行は火で陽の質です。火は知(学芸術)に造詣が深い。陽は明るさを表すので華麗な感じ?朱雀(すじゃく)だもの「火の鳥」です。でも、離の意味は別れの意味でもあるのです。離合集散の意味合いがある宮です。ということで、今年は知(学芸術)に関することは良好を得ます。特に先見の明は新たな発見や方式のひらめき、技でも美技を取得する、試験でも良い結果がでたりと幸運が期待できるでしょう。また、光の強さは運気もアップさせるでしょうから思わぬラッキーなことも?少しは期待できるかも(宝くじなどはその人の力量が影響しますから高額をねらっても無理と思うこと)。でも、注意しなくてはいけないことは別れ(離)の象意です。突然、表れることが多いので要注意です。反対に新たな出会いや隠れていたものが見つかるなどの象意もある1年です。運気の強い年を利用して今年できることは来年に持ち越すことはやめましょう。来年は坎宮に入るのでことがうまく進みません。
九紫火星
九紫火星は坎宮(きんきゅう)の北の宮に入ります。五行は水で陰陽は陰の質が強い。水の配色は黒、真黒の闇です。眠りの宮ですから身体(心も含めて)のあちこちで眠りの状態やウトウトとした状況に入ります。自分では冴えているつもりなのですが?聞こえているようで肝心なことを聞き逃したり、目で確認したつもりでも見逃したり、書いたつもりが?伝えたつもりが?というような小さなミスが起こりやすい1年です。特に新たなことを立ち上げたり、慣れない部署で慣れないことを手掛けたりするとこのミスが致命的なミスに変わりやすいのです。今年は慎重に影に隠れる用心深さが安泰を生じます。先頭で陣頭指揮のスタイルから控え目なスタイルに変更してください。中に隠れて目立たず!が大切です。辛いばかりではありません。この宮のよいところは新たな誕生です。子供に恵まれるとか、配偶者に恵まれる(夜のスタイルは大変良好)とか、地道な研究での成果は大変良好です。無理をしないでこの1年は充電の期間と考えてゆったりと過ごしましょう。