レー(ラダック)からデリー天候が悪化

2017/10/10

 昨日の朝、悦子さん古民家ニムシャンハウスのテラスから朝の空気を吸いに外の出ると空にウロコ雲がでていた。
ラダックの悦子さんの住むストクは3650mの標高だそうだからウロコ雲も一つのウロコが大きく下に水蒸気が白い糸を引いている。
(スマホを持って出ていないの出写真なし)
このウロコ雲は天候の悪化する嫌な兆候を持っている。

 レーで昨夜はラダックの定食のタリーをお母さんが作ってくれた。
ラダックの最後の食事を食堂(居間)でいただいた。
レーでは娘さんとお母さんには洗濯や食事やチャイは何度もいただきうれしい思いでがいっぱいできた。
この宿を紹介してくれたヒデンヒマラヤの上甲さんとヤンベルありがとう。

 空の状態が一変している。
あの紺碧の雲一つない空がもやに覆われはじめてきている。
朝、5時ごろから荷造というかパッキングといっても簡単だからすぐに終わってしまうが。
ヤンベルが6:30にゲストハウスを出れば十分飛行機の搭乗には間に合うからといっていたので6:30にゲストハウスを後にした。
娘さんとお母さんには昨夜のうちにチェックアウトの了解は取っていたので黙って門を出た。
 タクシー乗り場といっても道路に止まっている黄色の線が入った車に声をかければいいわけだが最初のタクシーは500ルピー(870円)から350ルピー(600円)までしか値段が下がらないので断る。
しかし、タクシーがほとんど止まっていない。
次に来たタクシーも350ルピーまでしか下がらないが早朝は深夜料金なのかも?と思いその値段で空港まで行く。
初めてレーからゲストハウスまでは500ルピー払っていたことをタクシーの中で思い出した。
でも今なら多分200~300ルピーが昼間の妥当な金額ではと私は思う。

 レーの空港はセキュリティーチェックが激しい。
空港に入るのに長い行列ができている。
そのセキュリティーチェックは初めは航空券にパスポート 現地の人は身分証明書で次のセキュリティーチェックは荷物と身体検査で待合室に入れる。
その次に航空会社別セキュリティーチェックが待っている。
天候が悪化しているので心配していたことが的中し2時間遅れの運行になっていたのは搭乗券を見た時だった。
アナウンスがしていたが私の能力では日本語に変換できていなかった。
9時過ぎあたりから空港の東側を覆っていたもやがなくなり強い太陽が当たり始めた。
7時過ぎていたと思うが空港に着いたときにそのもやの中をらせん旋回して着陸する旅客機がいた。

 今回のデリーはシゲタトラベル丸投げなのでデリーの空港に迎えが来てくれる手はずになっている。
2時間遅れで連絡もできないのでこれはメトロでメインバザールまで行かなくてはいけないだろうと思っていた。
しかし、ゲートを出ると私の名前を持ったドライバーが待っていてくれたのには驚いた。
 デリーの渋滞はすごい。大きな交差点は必ずといっていいほど渋滞している。
これならメトロのほうが早いと車の中でドライバーと話といっても片言ではあるが話しながら考えていたがエアコン付きで荷物も背負わなくていいなら楽がいいか?

 デリーのメインバザールはいつもの活気がみなぎっていた。
シゲタトラベルは社員も抱えて発展していてニコニコ顔の社長と10年ぶりに会っていろいろと教えてもらう。

 スマホが復活した。
デリーに着いて再起動したら4Gの回線が復活した。
ラダックでは何のためにSIMを購入したんかい?と憤りを感じていたが~This is indoということです。
早速、家族に電話してスー(友人)にも電話して無事を伝える。

 デリーのメインバザールでシゲタトラベルの入っているゲストハウスで 食事は前のレストランで その隣のチャイ屋でミルクティーを・・
懐かしく今まで入っていた力が一気に抜けていくような・・・まどろんだ自分が出来上がりそう。




レーでの最後の夕食はゲストハウスのお母さんのダルカレー(豆)とカリフラワー炒め物 ラダックの母の味です。


もやが晴れて、まだ雲が消えてはいないというより天候は不安定な感じ 旅客機(A300A320)はデリーに飛び立ちます。


メインバザールに帰ってきました。 相変わらず何もかもごちゃ混ぜにミキサーにかけたような?


小麦粉のお菓子を焼いているおやじがかけらを食えという。うまいとは思わないけれど おいしいという。


メインバザールのわき道に入って始めて牛に出会う。神様の使いも端に追いやられている。


これが本場レストラン?のタリー(定食)ベジタリアン(肉なし)260ルピー(450円) これを食べすぎて夜中に目が覚める。
アルミホイールの下はスイート 隣の白い色はヨーグルト 隣は野菜のカット切り 真ん中にご飯に せんべいの下はチャパティー
さすがにチャパティーは1枚だけは食べたが ご飯も半分しか食えん。
そして夜中に食いすぎで目がさめる。
こんなに食べれるのも旅の不安がなくなったからだろう。
でも それは 私の旅ではない もう 私の旅は終わった。

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