原チャリの旅
気仙沼から宮古
2025/9/25
昨日はPM3時に宿(ラ・ラグジュアリー・気仙沼)またもや、びしゃぬれでたどり着いたが、宿で大浴場で体を温め熟睡もでき、宿の朝飯もおいしくたくさん食べた。
天気予報では8~9時ごろは太陽のマークが、その後は曇りのマークで午後には雨の予報となる。
今日はぜひ訪ねたいところがある。
311の大震災の3か月後、おれは友人スーと神奈川の厚木から高速道路を乗り継ぎ大槌町公民館に心の癒しのボランティアにやってきた。
その時のブログです。
被災者の皆さんは疲れ切って、自衛隊の隊員と県警の警察官が、公民館の周りを整備しかいがいしく動き回っていた。
大槌町の職員の人たちの中には被災した人もいるはずなのに気丈に動き回っていた。
おれは、被災した人たちの話を聞くだけで大した力にもなれなかった。
家族を亡くした人は生きる勇気を持ってほしい。
子供たちの未来を考えると心が苦しくなる母親。
ずいぶんと、人が亡くなっているのだ。
一人ぼっちになった、漁師は沖に出て海が山となって押し寄せ、次には海の底を見た。
あの人たちは、あれからずいぶん時がたち、心の傷は小さくなり、幸せになっているだろうか?
8時ごろ原チャリに荷物を積み込み走り出そうとしたときに、いとこからLINEが入る。
現在地を教えて、スマホをウエストバックに入れたつもりでいた。
普段は半指が出る手袋で運転していたが、寒くなり滑り止め付きの軍手をはめていた。
いつもの感覚でウエストバックに入れたつもりがおなかとウエストバックの隙間に入れてしまったのに気が付かないでいた。
15分程度走って、海の写真を撮ろうと、その時スマホがないことに気づく。
スポーツバンド(腕時計)のスマホ探しでもどこからも音が聞こえない。
探しまくるおれ、スマホ探しが電源切れになった。
あわてて、元来た道を探しながら戻り、宿の駐車場を探すがない、宿にも届いていない。
交番に、スマホ紛失届をだすが、電源切れになったということは、路上で車にはねられクラッシュしているのでは?
ついにスマホをあきらめる。
おれのスマホはGoogleのピクセル6aなので3世代前の機種のため、買い替えをしなくてはとも考えてはいたが?
こんな結末になるとは。
太陽を浴びて海辺を走るのは爽快である。
前線の影響が土砂が流れ込み、海の色が汚れている。
陸前高田の津波対策の堤防
道の駅 高田松原 防潮堤がどこまでも続く
津波被害のユースホステルと津波にも負けなかった一本松
大槌町が近づくにしたがい雲がどんどんと湧きあがり、ついに雨が!
震災に尋ねた「大槌町公民館より」
更地が目立つが復興成し遂げたのだろうか?
流されていた橋も復旧し、津波の爪痕はわからないほどに
震災3か月後は中央の山に漁船が乗り上げていた
またもや、冷たい雨の中を原チャリでおれは走れた。
宮古の宿(ルートイン宮古)3時過ぎに、またもやずぶぬれ状態で到着した。
今日も、コインランドリーの乾燥機のお世話になる。
そのご、大浴場に直行した。