原チャリの旅
津軽海峡を渡る

2024/9/28

 むつ市の宿屋で4時ごろ起きて旅日記を書き、昨日スーパーで買い食べ残した海苔巻きと牛乳を飲み朝食とした。
新しいスマホは今日の天気は良い、早くでかけろと。
6時半にはむつの宿屋を出発した。
風は冷たい、東北には秋が来たのだと。
カッパを取り出して重ね着して走る。
青い空、白い雲、海の青さも、波の白さも・・・天気の良い日のツーリングは最高!!!
 今日の予定は津軽海峡フェリー大間発13:40で北海道の函館にわたることだ。
むつから恐山と薬研を抜けるルートにしようと考えていたが、大畑に寄り道をし、妻の実家の墓参りをする。
時間がどの程度かかるかが心配になり、Google Mapのショートコースの海沿いの道を選んだ。
だが、墓参りも迷わずにお墓にたどり着くことができ、さらに交通量も少なく広い道路で大幅に時間を短縮できそうなので薬研に寄り道をして大間に向かう。
11時過ぎに大間のフェリー乗り場に着いた。
味噌ラーメンを食べ、出発の時間を待つ。
 すごい、猛者がいるもんだ。
彼は、アメリカ人でひとりで鹿児島から押し車を押して大間に来たという。
彼の彼女とはここで落ち合ったらしい。
この若者から見たら、おれのしていることなんぞ・・。
旅をしていると、元気な若者に会うことはうれしいことだが?
日本の若者には中々会えんのはさみしい。

 このフェリーに厚木の隣の相模原からきた大型バイクに乗った中年の男性と一緒にフェリーに乗り込む。
彼は、先端大好き人間で今回は北海道の先端を目指すらしい。
そういう俺も、ユーラシア大陸の先端、ポルトガルのロカ岬を尋ねたのは昨年だし、ガンジス川の源流ゴームクと河口のバングラディッシュのクルナ。
九州先端の開聞岳やインドの南端カンニャクマリも行ってるので、どうにもならん同志なのかもしれん。

 津軽海峡は穏やかでほとんど揺れなくフェリーは快適で3等室でごろ寝を決め込んだ。

4時には北海道の土を踏むことができた。
いよいよ、北海道だ~
さ~、最初はどこを目指す?

青森薬研渓谷

秋の色がつき始めている

まさに渓谷 美しい

薬研より

わき道に入り、防波堤の上に寝転んでまどろむ

ハマナスとハマナスの実

向こうは北海道


津軽海峡フェリーで北海道に渡る

北海道の道 限りなくまっすぐ 道幅も広~い


スマホが新しくなり、スマホの写真と連動がうまくいかない
キープメモからコピーした ガッツあるアメリカの若者と彼女



彼が、この旅で何を感じ、何を得るのか?
うらやましい限りである。

2024年9月29日に続く