原チャリの旅
小樽から稚内

2024/9/30

 昨夜は温泉にも入り、うまいもんをたらふく食べ、ぐっすりと睡眠し4時に起きて旅日記とメールを書き6時に小樽を出発する。
今日の天気も朝から、快晴である。
原チャリの旅で一番、うれしいのは天気が良いことなのだ。
小樽の早朝の町を走り抜ける。


小樽は札幌圏に近く交通量も多く、都会の交通量で走りにくい。
おまけにGoogleMapは原チャリ指定などないので車の指定で走るので、相変わらず短時間で走れる抜け道を、これでもか!と指示してくる。
 札幌エリアを脱出すると、北海道の道は、まことに走りやすい。
自転車道が広く確保され、東名高速の路側帯並みに広い(狭いところもありだが)

日本海、秋の気配濃厚なり


この川にサケが遡上している 海で狙う、釣り人達 川は漁業権がしっかりと設定されているため


写真では見えないがサケが遡上しているのが見える


小さな漁村の氏神様(幌市街)


幌市街の灯台だと思う


絶景が続く、海の色がエメラルドのような この景色に思わず、うっとりとします。


大金岬より


小平街道


車も札幌から離れるほど少なくなる


マイ・ロード and マイ・ウエイ


日本第二の川 天塩川の河口


天塩川 さすが偉大である


ここを過ぎれば稚内はもうすぐ
かなりの距離を走り切った。

 稚内の宿はドミトリー(相部屋でベット、1つを借りる)だった。
ここからは10月1日AM6:30 より書きたし。
6人部屋だったが、相方は1人だけで静かに休むことができた。
老人になって、若者に交じるスタイルも悪くないのでは?
いや、積極的に若者の中に入っていかなくてはいけないのではないだろうか?
おれの周りでも、ちょっとしたことに腹を立てて怒鳴ってヒンシュクをかっているやつもいる。
見ていると、過去の自分にすがって生きている。
スマホも数回、失敗すると投げ出す。
失敗が許されないのだろう。
幼稚園の年長の子供でも指でポチポチとスマホを動かしているのに、一度や2度の失敗であきらめる。
これからの世の中、スマホなくては生きていけん。
だが、おれの街の町内会でも、回覧板を回しあい、市からの広報を役員が各家庭のポストに配っている。
メールならボタン一つで終わる仕事だ。
老人をいたわることは素敵なことだが?
老人を集めてスマホの講習会を開くだけで終わるのだが、プライドが許さない老人が多いのだ。
そのプライドが、自分を苦しめていることに気づいていないことが、おれには悲しい。
悲しすぎる、そんなもの脱ぎ捨てれば、楽しいことがいっぱいあるのにな~
少ない予算を、少しでも若者に回さなければ、日本はなくなるだろう。
このドミトリーで若者たちを見ていて、老人になるのも捨てたもんではないと思った。
体の自由は利かなくなり、物忘れは当たり前になりだが、自由な時間はたっぷりあるのが老人だ。
フリー・スペースで無料の引き立てコーヒーの、香りも味わいながら、書いた。
さ~、そろそろ相部屋に帰って旅の出発の準備を始めよう。
これから、オホーツク海を眺めながら紋別市に行く予定である。

2024年10月1日に続く