ハリドワールドからガンゴトリーへ
平成16年10月8日(金)
真夜中、蚊の攻撃にあう!
ホテルの部屋の天井からぶら下がりでうなりを上げて回っている扇風機が止まったとたん、耳の周りをいやな音を立てて蚊が飛び回りだした。
叩いても叩いても飛び回り攻撃してくる。
耐えられたくなった私は寝袋に頭まですっぽり入りこの蚊の攻撃から身を守る。
翌朝、スーの腕は無残にも蚊の戦果が無数に現れていた。
私「スー、何ヶ所刺されたの?」
スー腕を私に出して「これって、数えられる?」
ツツは刺されなかったらしい。
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朝6時のハルドワールド | 峠の茶屋で休憩(チャイを飲む) |
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峠の守り神様(ヒンズー教の堂) | 道路が狭くなってくるがスピードは落とさない |
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学校に通う子供たち | 町の食堂(チャパティーを作っている) |
ドライバーMr.シブサンカルは本当のプロドライバーだ。
曲がりくねった山岳道路を巧みに運転していく。
ただ、前を走る車を追い抜くことには最大の情熱をかける男でもある。
これは、インド人ドライバー全てにいえることかもしれないが?
しだいに道幅も狭くなりアップダウンも激しさを増してくる。
ただ、そのかわり、周りの景色は見ごたえを増してくる。
ガンガーの川幅も次第に狭くなっていく。
そして優雅さは消えうせ荒くれさが見え始めてくる。
最後のチェックポイントでパスポートの提出を求められた。
そのポイントを過ぎたあたりからヒマラヤが顔を見せ始める。
ヒマラヤは毅然として神々しく、峰はかみそりのように鋭い!
険しい山から流れ落ちガンガーに合流するいくつもの滝は太陽に輝きやさしく光、行く筋もの糸のように峰を滑り落ちている。
その滝の美しさは真珠の輝きを連想させる。
何度も何度もその滝が現れる。
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カリフラワーカレーは絶品でした。 | 段々畑に心が和みます |
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何ヶ所も、がけ崩れ | ガンガーが細くなってきた |
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ガンゴトリーの入り口 | ドミトリーの子供 |
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ゲートの上に見えるヒマラヤ | この夕食が最後の食事になった(ダル) |
ガンゴトリーに着いたのは4時半だった。
標高3000mのガンゴトリーは暗さと共に寒さも増してくる。
電気は6時から9時までの間!
私とスーは寝袋にもぐりこんで朝を待つ。
窓からはガンガーの激流の音が私の耳を刺激続ける。