奇門遁甲の効果はいつでるのか?

2020/7/31

 奇門遁甲の効果はいつでるかについて
日盤での応用を書いていますが時盤も要領は同じです。
天地の地の作盤は局がもとになって作られる。
奇門遁甲カレンダーは年盤と日盤は九宮と同期しているが月盤と時盤は10ヶ月=1局とし10刻(2時間が1刻とする)を1局として作成しています。
この局は陽×9局 陰×9局 合計18局です。
奇門遁甲を使った時の天地の天の干が地の作盤の中央の干の時が応期という考えです。
張 耀文先生の推薦する方式を書き出してみます。

以下に書く応期(効果の出方)に対しては私は実践していないことを先に書きます。
また、局の盤は甲の隠れた状態での盤なので大吉の多い天が乙、丙、丁は三奇なので使えるが六義(戊、己、庚、辛、仁、癸)は甲に変化するため使用するにあたり注意が必要です。

2020年後期奇門遁甲カレンダーの日盤の干支をPDFタイプ
(ダウンロードしてお使いください)
応期表(陽遁と陰遁)甲は使えない(天地の局の盤下記図と同じ)

天地の地の局の盤

作盤については(奇門遁甲作盤1)を参照してください。

 例えば
2022/3/24の南西の日盤を使った。
この時の効果はいつでるか?
天地の天は丙です。
(開門で丙甲のチャンス+38の大吉)

(オートフィルタで日盤を抽出し他の方位を非表示とした)

この日の時は干支は丙子で赤の陽です。
下記図から南西の天の丙の中央の干を調べると「己」であることがわかります。

日盤が己の時(ただし陽であること)に効果がでる。
オートフィルタで干支を己だけ抽出したのが下記図



2022/3/24の日盤を利用したので効果がでるのは己の3/27、4/6、4/16、4/26、5/6、5/16・・・
この日の効果がでるということですがチャンス(飛鳥跌穴)は一発勝負的で逃げ足早いので的を絞れるかも?

もう一つ例として
2022/7/29の日盤北の休門 乙丙 +22大吉の子運+$出の効果は?


干支が癸未で黒なので陰遁


上図表から干支が「壬」の時(日盤)の時とわかります。


オートフィルタで壬の日を抽出した結果
2022/7/29の北の日盤を使ったので効果がでる日は8/7、8/17、8/27、9/6・・・・ということになります。
子運は北しかなく小児科の診察日に使う手もありです。

 このように干は十干なのでサイクルは10日間隔ということになります。

ところで奇門遁甲は見つめると逃げ去るというように
「奇門遁甲 期待するほどするりと逃げる」
私は楽しんで使っていただくのが一番と思っています。

それでは今年2020年後期奇門遁甲カレンダーの日盤の干支をご覧ください。
PDFで載せていますのでダウンロードして使ってください。
奇門遁甲2020年後期カレンダーのその日の干支と九宮

応期表 陽遁と陰遁 甲は使えない(天地の局の盤です)

所 輝美より

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