世界で奇門遁甲カレンダーを使う 2
2020/10/4
世界で奇門遁甲カレンダー時盤の設定方法
日盤の設定方法は前回の「奇門遁甲を海外で使う」を参照してください
日盤と時盤は親子の関係ですから変更後も同じ日の時盤を使うようにしてください。
奇門遁甲カレンダーは太陽時間を使います。
基点とする地の太陽が真南の時が正午(12時)になるように時差表から数値を入力またはクリックすることで使えます(日本の場合)。
地球は24時間で1回転しますから経度1度では(24時間×60分)÷360度=4分ということになります。
世界各国の標準時間と経度の関係
ウイキペディアよりコピー
ページを開いて地図をクリックし拡大すると
+9は135で■色が時差+9時間帯で135度 日本はこの時差帯に入ります。
ウイキペディアよりコピーの図を使用(縮小していて見にくいと思います)
奇門遁甲カレンダーの時差表
上図の0°の位置が使う時差帯の経度の位置になります。
+9の日本では経度が135°です。
+8hの中国なら経度120°の位置が奇門遁甲カレンダーの時差0°で数値は26です。
奇門遁甲カレンダーを基点として使う国の標準時差の経度を求めます。
次に奇門遁甲カレンダーを使う基点の位置を調べる方法
Google地図で調べる
グーグル地図を開いて地図上から基点の位置を右クリックすると緯度、経度が表示されます。
上図は中国の北京の大雑把で右クリックし緯度経度を表示した。
緯度39.82.... 経度116.407...という表示です
北京は約東経116.5°です。
中国は120°が標準時間ですから左(西)に約3.5°の地点です。
奇門遁甲カレンダーぴったりに合わす必要はないので時差数値19を指定すれば問題はありません。
また、カレンダー時盤を使う場合は開始と終了時間からは10分以上は離して使うようしてください。
切り替えの時間前後は隣の盤と干渉し効果は出にくいためです。
ですから値も大雑把で大丈夫です。
それではもう一例
ヨーロッパのチェコを例
経度が14.4°です。
チェコは時差+1hで15°が標準時間です。
15°は時差表0°で数値は26です。
W 0.5°なので時差数値25で問題ないでしょう。
数値がマイナス(西経)の場合
USAロスアンゼルス
ロスアンゼルスは‐8hでE 120°(ただし西経120度)
ロスアンゼルスは上図から‐118°
時差地図ではE方向へ2°なので29前後でよいと思います。
あちこち方位でも緯度と経度は求めることができます。
世界地図時差表も数多くネットでは閲覧できます。
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