九星気学の運勢の調べ方No.2

2021/3/6

破と三合

破は時の十二支の入る反方位で破は年運では歳破(さいは)といい月運では月破(げっぱ)とい悪い作用を起こします。
三合は時の十二支の入る方位を頂点にした三角関係が良い作用を起こすという原理。
この破と三合は東洋占いでは必須な要素なのでマスターしてください

子-辰-申の関係は水局三合
卯-未‐亥の関係は木局三合
午-戌-寅の関係は火局三合
酉‐丑-巳の関係は金局三合

水局三合での効果は陰の影で水のしみわたり交わるという良好な人間関係やその力による吉効果で持続力が大きい。
木局三合は木の勢い良く伸び大きく成長する力は周りから慕われ認められ大きな力を得る持続力強し
火局三合は陽の強烈な光の力で知的な学芸術関係に才能を発揮しその力で大きな発展を得るがきらめくような瞬発力
金局三合は一瞬の切れ味的な能力による開花という感じの効力により力を発揮できる取引や相手をときめかす瞬発力
この違いは水金グループと火木グループの相対する違いを土の丑辰巳戌の融和作用が働くため起こす吉で土局はない。
吉効果の力は時の十二支よりも受け手の方に強い効果が表れる。
例えば巳の時は大吉が酉と丑で中吉が巳という感じで金局三合の力が働きます。

破はその時の十二支の反方位

下図を参照

寅の時は三合は寅-午-戌に入る
破は申に入る。
破が入った生まれ星の人は自分の考えが思い通りには進みにくくなる。
タイミングが合わなくなったり不注意でミスをしたりと重しがかかった状態になる。

9星気学の占いで使うマークの説明
火局三合(寅午戌)
金局三合(酉丑巳)
木局三合(右未亥)
水局三合(子辰申)
破(年の歳破)
破(月の月破)

2020年は五黄寅年

2022年は寅なので寅と午と戌に火局三合が入る。
この効果は寅よりも午と戌により強い効果がでる。
九紫火星と六白金星少し弱いが八白土星という順で入る。
九紫、六白、八白生まれの人は知的好奇心が旺盛になりこの力で晴れ舞台に立つというような効果を得ることができる。

破は歳破で二黒土星に入るため二黒土星生まれは重しがかかった状況になりやす。
反方位が良くなる分この年の二黒生まれはすべてを見渡せる状態に影がかかり方向を見誤るような回り道やタイミングのずれなど起こしやすくなる。

 この三合と破は相性でも力を発揮します。
昔の人は結婚するなら相手は4つ違いというのはこの三合の相手を選びなさいという意味です。
また破での相性は初めは似た者同士で引き合うが次第に違和感を感じて最後には憎しみに変わる。
三合も破も相性では短時間で効果は出ないが歳を重ねるごとに次第に強力になってくるという相性です。

参照ページ

十干と十二支についての解説

三合と破