占いの原理

2016/11/15

 スピンがおもしろい
太陽の周りを回る地球 地球の周りを回る月 太陽系の惑星は太陽を中心に回っている。

地球の内部も自転の影響でドロドロに溶けたマントルが回り磁力が発生している。

(地球の自転で起きるマントルの回流のエネルギーは地磁気を発生させ人体リズムに強い影響を与えている。
陰陽五行では九宮(紫白星、気学では九星)の役目ではないかと思われる。)

この太陽系も銀河系のほんの一部であり銀河系も渦を巻いている。
巨大な宇宙はわからないほどゆっくりと太陽の周りを地球は1年かけて一回りし月は約1ヶ月(かなり大雑把)かけて新月から新月までを繰り返して回っている。
ミクロの世界では分子よりも小さな原子も原子核の周りを電子が高速で回っている。

人間の身体の60パーセントは水(H2O)だという
分子(水)

宗教でもキリスト教は回転する天体の星をからイエスが導き出されているし仏教も輪廻転生を曼陀羅で教えている。
イスラム教でもセマーの回転する教義とジャミー(モスク)のドームの幾何学模様を見て曼陀羅(輪廻転生)と似ているな~とトルコで考えた。

トルコのコンヤ


イスタンブール ブルーモスクのドームの幾何学模様


チベット ポタラ宮にて巨大曼陀羅(昔チベット旅行で何十年に1回の大万陀羅に出くわした)

 大きなものはゆっくりとわからないくらいゆっくりと回り小さなものは早くわからないくらい早く回り続けている。
この回転は単体では単純ではあるが大きさや重さが番うと回転速度も違いいくつもの要素が複雑に絡み合ってくる。
人間の身体も単純な原子が集まった分子の総合体で私たちは気が付かないがスピンの影響は受けていると私は考えている。

地球は大気や薄いオゾン層、磁力線で太陽風や放射線から生物を守っている。
地球の自転による内部マントルの回転運動の力による磁力線、さらに地球を中心に回る目と鼻の先の月。
私たち生命は太陽エネルギーを中心としたことごとく回る惑星や衛星、回転する地球とマントルそして月と。
大きな回転から目に見えないミクロの原子核を回る陽子の回転とすべてが何かしらの回転と関連している。

これらの回転のサイクルが同調すれば和音となりきらびやかなメロディーとなり頭脳や身体に良い刺激を与えるが不協和音となれば頭脳にも身体にもダメージを与える。

陰陽五行はこの調和を求める学問だったのではないか?と私は思うのです。

地面から見た太陽の季節別の日の出位置

太陽と地球の関係を太陽視横径で陰陽五行を表す。

陰陽五行は太陽と地球の関係を十干と十二支で示したものがポイントとなる。

特に太陽のエネルギーは極めて強くその熱量は赤道近辺にあるイスラム教徒の暮らす地域では昼間は灼熱の状態であるから窓は明り取りぐらいの小さな窓しか必要なく昼間に外での仕事は体調を維持できないくらい過酷のため日没前から人々は活気を持ち始める。
反対に高緯度地帯では太陽の熱量が重要となり窓も熱量を取り入れるため大きく日当たりは重要なポイントとなる。
風水(初期は墓地を占う)日当たりや風通しがよい場所を良しとしているのは古代中国が高緯度にあったためでしょう。
といいながら客家や華僑は熱帯地方でも風水を使っています。
月は他の惑星から比べるととても小さな衛星ですが地球との距離が目と鼻の先というくらい近いので巨大な太陽に劣らず大きな影響を与えているのです。

所 輝美より

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