八方位(場)は北方が上座

2023/4/10

 場の象意を求めるには八卦 九宮 八門 などがある(奇門遁甲の九星 八神はここでは除く)。
八卦は文王八卦 九宮は気学では九星 奇門遁甲では紫白星 八門について書きます。

 場では北が上座である 定位置の場合は九宮は北方が白であり奇門遁甲では北方が吉門である(下図は上が北)

上図を見てお気づきと思いますが定位置の九宮は北方が白(白がそれぞれが色合いが違うとはいうが白は白) 八門も北方が吉門です。
陰陽五行では北方が高貴な場とされ皇帝の住まいは砦の中では北 紫禁城でも皇帝は北 京都でも北 相撲の土俵でも貴賓席は北というように陰が初めに来るように北方が良い場となっているようです(私的な考えで北極星の影響も強いと思われます)。
八卦では北西が乾で天 北は坎で水ですが守り固める 北東が艮で山(動じない)となっています。

 八卦について九星気学と八卦 また八卦 

 九宮は時により飛泊しますが八門は時により場が右回りに移動します(九宮と八卦)。
気学九星では北方の六白金星は剛の強さ 一白水星は閉じこもるで固い守り 八白土星は頑として動かない

 八門は絶えず順列が休門→生門→傷門→杜門→景門→死門→驚門→開門と列車のようにつながって変わります。
開門は心開いきあるがままに受け入れ(うそがつけない) 休門はいやしの心落ち着くやさしさ  生門は成長で積極的な活動

 風水で家は東は日出 南は日当たりで良し 北は日陰で悪しという 北東は鬼門でということですが風水で作られたという京都では北東に地形で艮の山で比叡山が守りを固めている。

 鬼門と裏鬼門は本家中国よりも日本では忌み嫌う傾向が強いのは日本列島が南西から北東の地形によることが影響していると思います。
南西と北東の門を固めることが重要だったのでしょう。

 以上かなり独断と偏見ありですが場は北方が上座です。