九星の動き

九星気学の定位置は前回説明しました。
この九星は八方位と中央を星が循環します。
その循環は順序良く回転するのとは違い飛宮します。
このことを遁甲(とんこう)という人もいます。
それでは年盤と月盤は隠遁のみですから隠遁の変化は
この場合は中央からスタート
1.中央→2.北西→3.西→4.北東→5.南→6.北→7.南西→8.東→9.南東→1.中央へと回座します。
このように順序がぐるっと回るとは違い飛宮する方式です。
八卦の宮では中宮→乾宮→兌宮→艮宮→坤宮→震宮→巽宮→そして中宮・・・・・とつながります。

陽遁ではこの図を上下さかさまにする動きになります。
九星では1.中宮→南東(巽)→東(震)→南西(坤)→北(坎)→南(離)→北東(艮)→西(兌)→北西(乾)→中宮→南東(巽)・・・・・。

それでは中宮に入る星でどのように変化するのでしょうか?
中の数字は一白水星=1、二黒土星=2、三碧木星=3、・・・・というように簡略しています。

時(年、月、日、刻)の九星が変わると下記図のように盤の九星の配置が変わります。

星の循環
一白水星 二黒土星 三碧木星 四緑木星
2 6 4 3 7 5 4 8 6 5 9 7
3 1 8 4 2 9 5 3 1 6 4 2
7 5 9 8 6 1 9 7 2 1 8 3
この図の方位は北↑、東→、南↓、西←
六白金星 七赤金星 八白土星 九紫火星
7 2 9 8 3 1 9 4 2 1 5 3
8 6 4 9 7 5 1 8 6 2 9 7
3 1 5 4 2 6 5 3 7 6 4 8
黒方位は暗剣殺、赤方位は五黄殺という凶方位です

五黄土星の盤は中宮に5黄が入るので暗剣殺と五黄殺は無いのです(後で詳しく説明します)

次に生れた九星の求め方