干支の日と時間の関係

2017/6/2

 太陽(干)と月(支)の親子の関係が年と月、日と時間に成り立っている

 時の流れは十干は1甲、2乙、3丙、4丁、5戊、6己、7庚、8辛、9壬、10癸という順で繰り返される。
十二支も1子、2丑、3寅、4卯、5辰、6巳、7午、8未、9申、10酉、11戌、12亥という順で繰り返し流れていく。

十干と十二支が組み合わさって時が流れていく
これが六十干

1 甲子 11 甲戌 21 甲申 31 甲午 41 甲辰 51 甲寅
2 乙丑 12 乙亥 22 乙酉 32 乙未 42 乙巳 52 乙卯
3 丙寅 13 丙子 23 丙戌 33 丙申 43 丙午 53 丙辰
4 丁卯 14 丁丑 24 丁亥 34 丁酉 44 丁未 54 丁巳
5 戊辰 15 戊寅 25 戊子 35 戊戌 45 戊申 55 戊午
6 己巳 16 己卯 26 己丑 36 己亥 46 己酉 56 己未
7 庚午 17 庚辰 27 庚寅 37 庚子 47 庚戌 57 庚申
8 辛未 18 辛巳 28 辛卯 38 辛丑 48 辛亥 58 辛酉
9 壬申 19 壬午 29 壬辰 39 壬寅 49 壬子 59 壬戌
10 癸酉 20 癸未 30 癸巳 40 癸卯 50 癸丑 60 癸亥

時はこの繰り返しで流れている。

年は立春から新たな繰り返しが始まる。
ちなみに2017年2月4日(立春)から34丁酉年が始まった。
それでは月は2月4日から39壬寅で3月5日啓蟄から40癸卯月に変わるというように繰り返される。

時間は2時間を1単位とするので日との組み合わせは(この流れは年と月にも当てはまる)
子23~1は子時間で「23時から1時」の意味で江戸時代の子の刻にあたる。

5日で60干を一巡するので次の甲の日までは60干を2巡することになる

年と月の関係では24節気で月は始まる(太陽と月の関係は地球が太陽一周/月の関係で360/12=30度)
一番南側か太陽がでた位置が冬至(日照時間が最も短い)で最も北側から太陽がでた時が夏至(日照時間が最も長い)
子の月は12月だが暦と違い1日がスタートではなく24節気(太陽の黄道角度)が基本になります。

ということで1年の始まりは立春(寅月 寅は五行は木で陽ですから甲の参謀)から始まる。

これが延々と繰り返されるのです。

10の干の世界と12支のダースの世界は親子(太陽と月)の関係ということです。
これに九宮が加わると複雑怪奇になるのです。
このことは占い教室でも書いていますがもう少しやさしくこの次に解説します(奇門遁甲には重要なので)

相性の悪い組み合わせ

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