バイクで荒れ野を駆けめぐる

バイクで荒れ野を掛けめぐる

2018/4/23

　バイクという足を得た　走りたくてうずうずしてくる。
どこ行こうが？ホテルの従業員が俺は行ったことがないが1時間半ぐらいは行けるとPakOuというとろがいいかもという。
Googleマップで見ると黄色の太い線で道が描かれているのでこれなら大丈夫だろうと思いスーと出発した。
途中で道を間違えたりしたがアスファルト道路を快適に進む。
するとPakOuの入り口の看板が見えた。
侵入すると舗装されていない　が　フラットで走りやすいのでこの道を走りだす。
ところが進むにしたがって道路が荒れだした。
ラフロードをゆっくり進むことにする。
エレファント・パークが現れ象使いが観光客を多数乗せてジャングルを歩いている。
ここまではミニバスにすれ違っていた。
ダンプカーが唸りたてて走り重機が道を掘り返している。
何度か足止めを食う。
やがてメコン川が見えてきた。
雄大で流れも速い。
スローボートが進んでいくのが見える。
小島で人がハンモックのようなもので寝ている。
ここでは食べるものはジャングルに入れば芋やバナナは簡単に調達できそうだしメコンには魚もたくさんいるだろう。
あくせくしなくても生活には困らないと思う。
ネットもつながらなきゃ電気もない生活　それもありかな～　スーがすかさず「お前には無理！」だよね～
でも、あこがれるな～お金の使わない生活に　私の夢だ
世界を見てきてといってもアジアぐらいのくせに
中国の発展は目を見張る勢いで急速にというより恐ろしいくらい急速に発展している。
中国では辺ぴの景況だってビルが立ち並び車が渋滞し人々はせわしなく走り回っている。
ラオスとの国境には大型トラックが列をなして通関手続きを待っている。
その数は100台以上だというよりもっと多い車で広い台地が埋まっているといったほうが良いくらいだ。
人は限りなくこの小さな地球を浪費しだしたのだ。
今の目先の欲望を満たすだけに
メコンにはプラスティックのゴミやペットボトルがよどみにたまり恥ずかしいほどの量が流れに乗って過ぎ去っていく。
私たちはお金の使わない生活はできないが　ものを大事に地球を大事にすることを今から始めなくては子供たちに孫たちにひ孫たちに示しがつかないのではないか？