アクシデントが続く

2018/04/25

 居心地の良い安ホテル朝食をしっかりといただき(今日の果物はマンゴーもパインもスイカまでも美味い)8時にチェックアウトした。
今日はルアンパバーンからパクセーに朝の飛行機で飛びお昼はパクセーで食べる予定になっている。
すでにagodaでパクセーの中心部のホテルの予約してある。
飛行場は街のはずれで川を渡ればすぐだがトクトクで向かう(500円)。
飛行場についてスカイスキャナーで予約していたので印刷搭乗Eチケットを渡すと今日のパクセー行きのフライトがキャンセルになったという。
事前にSMSで連絡しているという。
ラオスSIMの私にはテレホンがないので連絡ができなかったというのだ。
(よく考えてみるとメールで英文が流れてきたがいつもの癖で怪しいメールと思い削除してしまっていた)
向こうの提案はルアンパバーンからビエンチャンに飛びトランジット後ビエンチャンからパクセーに飛ぶという提案だった。
この案で私たちはパクセーに行くことになった。
本来ならパクセーでお昼ご飯を食べてホテルで昼寝というぜいたくな時間の1日だったのに変更せざるを得ない。
この提案ではパクセーには夕方6時過ぎに到着予定なので航空機がラオ・エアーラインだったので航空会社(ラオ・エアーライン)のラウンジを使わせてもらうことにして提案を受け入れた。
というわけで初めて航空会社のラウンジを使わせてもらうことになりました。

 ビエンチャンはラオスの首都である。
前に来た時は日本の田舎の空港の感じだと思っていたが大発展を遂げている。
ルアンパバーンのラオ・エアーラインのラウンジでオレンジジュースにチョコレート・ケーキをいただき(スーはコーヒーにサンドイッチだった)ルンルンの私たち、エアコンも効いているしWi-Fiの速度も速いし居心地が良い2人貸し切りのラウンジだあった。
12時過ぎルアンパバーンを飛び立たと思ったら着陸態勢に入る飛行時間は50分もない飛行時間である。
ここでもトランジットでラオ・エアーラインのラウンジを使わせてもらう。
中にはライスの高官らしき人たちが談笑していた。
私スーはラオビールとクラッカーを選んで冷房の効いた部屋でくつろぐこととなった。
夕方5時から搭乗が始まった。
双発プロペラ機だ。
このタイプの飛行機に乗るのはスーと南インドのタリバンドラムからバンガロールに飛んだ時に搭乗して以来だ。
 空のようすが怪しい。
黒い雲が空一面を覆いだし急に風が強く吹き始めた。
搭乗が終わった時から急に雨が降り始めた。
その雨は急激に激しくなり誘導路を走り始めた時には雷もとどろきだした。
ランウエーイ前で待機する。
止まっているにもかかわらず強風で機体は激しく揺れる。
30分待機するとアナウンスがあったが機体はさらに激しく揺れ稲光が機体を包み豪雨が激しく機体を打ち付ける。

 心の中で飛ぶなと叫んでいた。

 飛行機はその日、飛ばなかった。
戻るとコンピューターシステムが雷でダウンしたらしい。
待合室には電気もついていなくてラオ・エアーラインの社員が懐中電灯で私たちのチケットを回収し明日の予定の説明もあやふやでありその場しのぎだ。
コンピューターが作動しないので明日の便の振り替えもできないらしく分かり次第電話で連絡するの一点張りだ。
私のスマホのラオスSIMはデーターSIMなので電話番号を持っていない。
とにかく早朝にラオ・エアーラインの受付に来てくれという。
ホテルは手配するがお金は出さない。
(格安航空券で搭乗しているのだから当たり前だと思うが?)
オンラインが使えないのでどうにもならない状態だ。
時間がたち一人二人と飛行場から立ち去っていく。
残った私たちはラオス・エアラインの社員に詰め寄ると雨の中を外に飛び出しタクシーを止めて運転手に何か言いこれに乗れという。
私とスーは雨の中を走りタクシーに乗る。
値段交渉もしないで走り出すタクシーの中で空港の外に出ると街が停電している。
雨はやみ始めた。私は安宿につけてくれと運転手にいうが停電しているところは避けて電気のついているところに出て運転手がホテルに止める。
タクシー代の価格でもめるが最後に私が折れるといっても150円ぐらいで(雨も降っている中止まってくれて運んでくれたのだから)
ホテルに入り交渉すると今夜は泊めれないと断れる。
agodaで空港の近くのホテルを探し出しホテルの従業員に聞き評判の良いホテルを選び出す。
9分歩くこのホテルが良いとホテル従業員はいうので予約もせずに歩きだす。
雨は小ぶりで風は収まり折り畳み傘を引っ張り出して断られたホテルをでて夜道を歩き出す。
かなりぼろいホテルだ。
足元を見られ表示された値段からまけない。
私が折れ2ベット1泊3200円のホテルに泊まることにする。
部屋は広くダブルベットが2台入っている。
歩くと部屋が揺れる。
トイレとシャーワー室の蛍光灯がゆらいで明るくならない(放っておくと自然についたが)
前の乾物屋の明かりがついているので缶ビールとクラッカーを買いホテルに売っていたというか従業員の買い求めたのかわからないがカップ麺を2個分けてもらいお湯を注いでもらう。
スーとカップ麺のわびしい食事を缶ビールで流し込んで明日の空港社員との一戦に備えることにした。
もし、うまくいかない場合は違うところに行こうかとも考えている私たちだった。



ルアンパバーン空港のラオ・エアーライン・ラウンジ


オレンジジュースにチョコレートケーキはお替りして食べる 居心地が大変よろしい


すっかり見違えたビエンチャン国際空港


貧弱な入口だがここがラウンジの入り口から奥の豪華な椅子に腰かけラオビールとおつまみをもらってご機嫌の私とスーだった


すでに黒い雲が上空を覆い始めていた

 ここから最悪の私たちの時間が始まった。
でも、あしたは台風一過ような輝く朝が来るだろう

パクセー?