メコン川の滝

メコン川の滝

2018/4/27

　メコン川ツアーは8時にホテルの隣のツアー会社に出かければスタートする。
私とスーはエアコンの効い車の中でくつろいでいるうちにメコン川の4000の島からなるところに初めに行く。
ボートでその島をめぐり中央の島で自転車を借りてイルカの住むところまで行く。
ヴィエンチャンの飛行場でパクセーから帰ってきたばかりの日本人の老夫婦に偶然会った。
夫妻の話ではイルカは遠くに背びれが見えただけだったというが私とスーはとにかく行くだけは行く。

　ホテルで朝食（目玉焼きとパンにコーヒー）を食べて隣のツアー会社に行くと今日のお客は合計4人だという。
私とスーを載せたメハイエースは走り出しメコン川のほとりのホテルで2人の乗客を乗せた。
中国の人だった。
彼らは途中でカンボジアに渡るといって下車し私たち2人の貸し切り状態になった。
気楽で快適でこのツアーを楽しんでいる。
初めは4000の島々が点在するところをボートで巡り中央の島で自転車を借りてイルカを運良くば見ることになる。
運転手が12時30には戻ってくるようにと私にいう（この時点で11時をちょっと超えていたと思う）。
スーパーカブ（バイク）の横にリヤカーを取り付けたトクトクでボート乗り場に案内される。
ボートやのおかみさんとあんちゃんがボート乗り場に連れていく。
ボートにスーと私とおかみさんそしてあんちゃんが操舵する。
いよいよ島をめぐるのだ。
流れのはやい場所もありメコン川の一部だとわかる。
小舟で投網で魚を取っている。
水牛が遊んでいる。
小島にはロッジがありヨーロッパの連中がまどろんでいる。
私も1か月ぐらいこの島のロッジでボケーっとしたい！
以前、ラオスで日本の女性が1か月ロッジの生活が30000円で済んだという話を聞いたことがあった。
ネットもつながるので彼女は時々ネットでホームページの制作をしてお金を稼いだといっていた。
時々ビールも飲んで果物はたっぷり食べてハンモックに揺られて・・・・・

　中央の島について自転車を借りるこの代金も当然含まれている（高いツアーだからね）。
ところが自転車をこぎ始めると日影がないのでとにかく暑い！
すぐに汗が噴き出す。
おまけにこの借りた自転車フロント・タイヤが曲がていてまっすぐ走らない。
道もでこぼこ道で極めて走りにくい。
頑張って汗かいてイルカ巡りのボート乗り場まで自転車でやってきた。
この時点で12時近くになっている。
ボートに乗りイルカを見て戻ってくるととてもじゃないが時間オーバーしてしまう。
今まっすぐ帰ってもボート乗り場まで30分近くかかるだろう。
イルカウォッチングはあきらめてボート乗り場まで戻ることにした。
駐車場に戻ったのは1時だった。
これから今日の最大の見どころであるメコン川の滝を見に行く。
昼飯も食べていないがまっすぐ滝に向かう。
30分ぐらい車が走っただろうか？
この滝の入場料は代金に含まれていないので55000キープ（700円）でチケットを購入し入場する。
南ラオス最大の観光地だけある。
しっかり整備され熱帯の花もきれいに咲き誇っていた。

　素晴らしい！
圧倒される迫力がある。
メコンは偉大だと本当に思う！
メコンの旅の始まりはスローボートだった。
ベトナムのホーチミンからミトーという河口までも行った。
麗江で景況でもメコンの流れを見た。
メコンは偉大なり

　腹ペコでパクセーに戻ってきた4時30を過ぎていた。
自転車でたっぷりと汗をかいたのでホテルに戻りスーがシャワーを浴びている間にホテルの前のスーパーもどきの店にラオビールを買いに走る。
ショート缶330ミリを4本買ってくる。
あ～缶ビールがこれほどうまいとは・・・・

　私がメールや日記の書き上げをしているうちにスーは眠ってしまった。
気が付くと7時を過ぎている。
私が屋台でご飯を調達してきてホテルで食べることにした。
雑貨屋のおばちゃんが大鍋に蒸し器でマントウを蒸している。
アツアツを4個買う。
串焼き屋の前を通るといい匂いに刺激される。
ナマズの串焼きとチキンの串焼き（ピンカイ）を買う。
ビールも購入し今日の晩飯タイムが始まった。
メコンのナマズは旨い
スーがいらないというので丸々1匹を食べてしまったというより頭はデカいが食べるところが少ない。
明日はベトナムのホーチミンに朝便で飛ぶ。

エアコンの効いた車内で楽ちんを決め込む