2時間遅れでバンコック到着

2時間遅れでバンコック到着

2019/1/18

　この列車はパダンバサール駅を出発したときはジーゼル機関車に電源車と寝台列車2両だけだったが停車駅で列車構成を見ると先頭のジーゼル機関車がはるか遠くに見える。
13両編成の小田急や相鉄よりも長い。
この列車をジーゼル機関車が引っ張っているのだから高速で走ることは難しいのだろう。
それにしてもこの駅では長い時間停車していた。
パダンバサール駅のイミグレで一緒だったヨーロッパの旅行者の何組かが下車していた。
途中のハトヤーイかチュムポーンで降りたのだろう。
バンコック到着時間の10時になっても列車は走り続けている。
うつらうつらしているうちにバンコック（ホアラポーン）駅から折り返して違うところに向かっているのか？
錯覚がよぎる。
11時になっても都会らしきところも通り過ぎるが田舎風景になったりとしているうちに高速道路が見えてきて空港の道案内表示が見えてきてホッとする。
よく考えるとバンコック終着駅なのに妄想が膨らんでいるのが旅なのかしら？
新しいMTR（鉄道）建設が急ピッチで始まっている。
バンコックの都市過密と大渋滞と都市汚染は深刻だからタイ政府も優先課題で工事を行っているのだろう。
バンコック（ホアラポーン）駅に着いたのは12時過ぎていた。
ホテルはいつも泊る駅前のスリクルンにagodaでネット予約している。
楽しみはバス付の部屋を予約したことだ。
そのため4000円もしているけれどスリクルンでは以前バス付の部屋があることを日本人旅行者から聞いていていつかは私もと狙っていた。

　駅で両替をした。
レートはチャイナタウンのほうがよいとは思うけれど1万円の両替だから大きな差はないとスマホの現在レートを一応は確認してから
10000円　レート28.38　2838バーツなり　スマホのレートは28.9だったと思う。
スリクルンのバス付の部屋は広い。
今風にペンキも塗り替え冷蔵庫もついているが古いことは隠しようがないホテルだ。
おまけに電熱湯沸かし器じゃお湯が溜まるのに時間がかかって・・・・。
でも深夜特急で揺られてきた私にはこのバスは天国からの贈り物のようなリラックスな夢心地の時を与えてくれた。
あ～日本人だな～お風呂が一番～幸せ～

　SIM屋（ネット通信）を探さなくちゃ
バンコックを通り過ぎたのではと迷走したのもスマホがインターネットにつながらないからGoogle地図が使えないので自分の位置がわからなかったためだ。
ネットにつながらないと不安になるのが現代人なのかもしれない。
ホアラポーン駅でクーポンを買って食べる食堂で食事をしてから構内を探したがSIM屋がない。
外に出てセブンイレブンがあったので入るとSIMらしきものが売っているので店員に説明を求めると携帯の番号が必要というので入力するが何度入力しても跳ね返されるのであきらめた。
店を出て数軒先にSIM屋らしきスマホや雑貨を扱っている店がある。
店員は男性でスマホを2台操っているのでSIMのことを聞くと7日で電話番号付き250バーツ（900円しない）だという。
SIMを交換してくれるか？と尋ねるとパスポートが必要というので出す。
スマホでパスポート番号を入力しパスポートをスキャンして私の顔をスマホでとりパスポート写真と照合する。
許可が下りてスマホがネットにつながる。
これは難易度が高い！
日本でSIMをアマゾンで購入したほうがよかったのかもしれないがネットにつながればもう自由を得る翼が手に入ったも同然だ！
迷路のチャイナタウンだってタイ語だって英語だって中国語だって・・・スマホが解決してくれる。

　チャイナタウンに出かける。
すごい混雑、バンコックも花の金曜日だからな～
以前、路地裏で映画を上映していたところで何か食べようといってみると営業していない。
混雑していて座るところも見つからない。
レストランは値段が高いし一人で食べてもつまらないと駅前で食べようと戻りすがりに前回来た時にスーと食べた屋台が目に入った。
駐車場の入り口の屋台だ。
ソムタムがうまかったと思いだしてそこでソムタムと焼き鳥を隣の店からビールも注文して焼き鳥うまし！
ビールが250円ぐらいで焼き鳥とソムタムが300円ぐらいだと思う。
帰りにセブンイレブンでヨーグルトと夜食のパンと牛乳を買って今日はおしまい。

夜が明けてきて寝台列車の中から移っているのは私の足　スマホに広角レンズをつけて撮影