コーンケーン空港→バンコック・ドムアン空港→成田空港

2019/1/22

 東南アジアのへそ?と思い込みで決めてきたというより安く帰りやすいというほうがよいのかコーンケーンはタイのイーサン(東北)のローカル色いっぱいという街だ。
同じイーサンのチェンマイとは違い観光地でもない地方の都市なので外国人が少なく英語も話せる人はほとんどいない。
チェンマイなどとは違って外国人を見るとよってくるような詐欺師まがいの連中はいない。
トクトク(3輪タクシー)でもせいぜい100バーツ(350円)ぐらいが最初の値段だからバンコックから比べるとかわいらしい言い値である。
コーンケーンからバンコックにコーンケーン空港20:15発エアアジアでバンコックのドムアン空港着21:10に着き翌02:45発ノックスクートで成田空港には日本時間の10:25に着く予定。
長〜い一日がこれから始まる。
ホテルは12時にチェックアウトさせてもらうことにした。
といってもこのまま空港に行っても時間を持て余しそうだしといってどこかに寄り道をすると体力を消耗しそうだしと思いながら国道まで歩いていく。
中々タクシーが来ないのは地方だからだと思うが手をあげるとソンタック(乗合トラック)が止まった。
エアポートというが通じないのでスマホの翻訳で空港と伝える。
荷台を見るとお客はだれも乗っていない。
人差し指を1本だして100バーツ(350円)で行くから助手席に乗れというようなことを行ったのだと思う。
80バーツでどうかというが通じたのかどうか?
とにかく助手席に乗ることにした。
スマホ翻訳が活躍する。
運転手は俺は発電所の仕事が本業だとか どこか行きたいところはあるか 空港でいいのか 子供は何にいるか とかいっている。
人の好い運転手らしくスマホ翻訳をタイ語通話しているのに運転しながらスマホをのぞき込むのでヒヤヒヤであるが途中の湖をまわってくれて空港に着いた。
100バーツ(350円)渡すと釣りをとれというのでチップだよといっても聞かない。
ありがたくいただくがよくみると5バーツ(20円)だった。
ともあれ旅の終わりにおもしろい運転手に空港まで乗せてもらった。

ソンテック(乗合トラック)の陽気な運転手

 地方空港だから規模は小さくこじんまりしているのだろうと思っていたが売店も飲食店もあり飛行機の発着も1時間に1本以上はありそうだ。
火曜日だというのに空港内はにぎわっている。
これからどう時間をつぶそうかと思っていたら若い女性が声をかけてきた。
アンケートとをお客からとっているらしいタイ語で話しかけてきたので英語で日本人だというと日本語で話しかけてくれる。
ビックリして日本語が話せるのか?とたずねると少しは話せるという。
流ちょうな日本語だが彼女にいわせるとしばらく話していないので日本語がでてこないという。
鉄道のアンケート調査をしているといい。
アンケートのついでにいろいろとタイの話や日本の話をし楽しい時間を過ごさせてもらう。
日本語をスマホ翻訳を使わなくても無理なく話すにはかなりの努力をしたのだろう。

 
日本語とても上手なお嬢さんとその上司 (コーンケーンコーンケーン飛行場にて)

ここまで書いて時計を見ると19:30 1時間立つと搭乗が始まる

 エアアジアは定刻に出発して列車で8時間近くかかった距離を1時間もかからないで飛んできた。
バンコック・ドムアン空港から成田空港まで飛ぶ航空会社はノックスクートというタイのLCCだ。
真夜中すぎた2時に出発して成田空港には日本時間の10時過ぎに着くらしい。
エアアジアはセルフサービスチェックインがあり搭乗する前にネットでチェックインしページを印刷して空港でバーコードを読み取らせると航空券が発券される。
USBメモリーに落としてホテルで印刷はしてもらったがスマホのエアアジアから送られてきたページの画面のバーコードでも発券ができそうだった。
これは便利でよいがノックスエアーにはその制度がないようなので並んで航空券を発券してもらはなくてはならない。
ノックスクートエアーのチケット売り場でスカイスキャナー検索サイトから[Trip.com]購入の印刷した予約表を見せると5番に並べという。
すでに30m近く列ができているが並ぶがそれにしては時間がおかしい。
まだ4時間以上時間が空いているのにと思ったが並んでいるとさらに列が長くなってきた。
運よく通りかかった空港の職員に予約表を見せるとここではなく3番に並ばなくては駄目だという。
この時初めてノックスエアーは2時間前の0時発の成田行きがあることを知った。
3番のエリアには10組程度の人たちがもう並んで待っている。
どうもタイから日本へのツアーのお客らしい。
ツアーの添乗員らしい男性に印刷した予約表を見せるとここでいいという。
このツアー会社はノックスエアーのお客らしく添乗員はノックスエアーのことを心得ていて全員のパスポートを預かって最初に席まで前のほうの席を確保したらしい。
私はこのツアーの人たちの次だったのでシート席も前のほうをもらえた。
これは大変ラッキーなことだった。
乗って気が付いたが後ろの席はかなり埋まっていたのに対して前の席はガラガラの状態だった。
成田まで4列シート独り占めで帰ってきたのはラッキーだったでしょう。
そして日本は飛行機の中と同じく外も寒かった。

あとがき