マレー半島列車で縦断 後書き

2019/2/9


深夜特急(スペシャルエクスプレス)終点 バンコック駅(ホアラポーン)

 マレー半島を列車で縦断の旅を終えて
列車での走行距離は2,450Km近くになると思われる。
シンガポール・ウッドランドからJBセントラル(ジョホールバル)2Kmちょっとの区間の国境を走る列車には乗車できずバスでの移動になったことが悔やまれる。
1月11日の金曜日にマレーシアのJB(ジョホールバル)の移動の列車チケットは購入したが1月12日土曜日のチケットはシンガポールKTM(国鉄)もどのサイトからも購入ができない幻のチケットだった。
JBには2012年のボルネオ島のキナバル山登山でコタキナバルからJBに移動し宿泊したことがあるのと奇門遁甲占いの成果を出すためには到着地(シンガポール)には最低でも2泊はしたいという思いがあったので1月11日JB宿泊の案はチケットはネットで購入したが却下した。
最初にシンガポール2泊とマレーシア・パダンブサールからタイ・バンコックの深夜特急(スペシャルエクスプレス)のチケット獲得を優先し次にマレーシアKTMチケットでまで順調に進んだが最後にシンガポールKTMチケットでこけた。
最初からつまずいたがその後はJBからゲマス約200Kmサウザンエクスプレス・ジーゼル機関車がけん引 約5時間乗車
ゲマスからイポー 約380Km ETSゴールド快速電車 約5時間 イポーにて宿泊観光
イポーからバタワース(ペナン島)ETSゴールド 約180Km 約2時間 ジョージタウンにて宿泊観光
バタワースからパダンブサール(タイ国境)ETSコミュニティー約190Km 約2時間 ここから深夜特急
パダンブサール駅で国境越えバンコックはスペシャルエクスプレス(深夜特急)約1,000Km 遅れたので約19時間もかかっている バンコック泊
バンコックからコンーケン ジーゼルカー エクスプレス約500Km 約8時間 
40時間以上の列車の旅をしたことになる


マレーシアKTM(国鉄)路線図
タイKTM(国鉄)のパダンブサールからバンコックの寝台特急の人気は外国人旅行者には人気が高く2両しか車両が連結していないためすぐに売り切れるので目的の日が決まったら30日前からタイKTMサイトで会員登録するとクレジットカードで購入できるので決まり次第に購入したほうが良い。
マレーシアKTMでは快速各停(ETSコミュティー)はネット販売ではなく当日窓口販売だった。
マレーシアKTMも同じくサイトに会員登録後すぐにクレジットカードにて購入できPFDを印刷したのがチケットになる(タイKTMも同じ方式)。
シンガポールのネット交通チケット販売の「easybook」も切符は同じPDF印刷方式だった。
タイKTMでも各停は当日販売だけかもしれない。

もしバダンブサールからのチケットが取れなかった場合はタイ側のハトヤーイ駅からなら10両近く列車を連結するので購入が可能と思われる。
ハトヤーイは国際バスがマレーシアには前回はクワランプールからハトヤーイまで乗っているので時間も乗り換えがないため列車より早いと思うし国境通過も楽です(バタワースからも出ている)。

 列車の旅はバスよりは揺れは少なく座席も大きく列車内は自由に歩けるし特急以外は物売りは頻繁にくるし旅をしているという実感は強い。
ただし冷房はガンガン効かせることがサービスと考えているらしく熱帯地方を旅しているのに長袖とブラケットは必需品である。
航空機でも機内は寒いし国境を超える長距離バスでもこれでもかと冷房を効かすので熱帯地方を旅するといっても寒さ対策は必要だと思う。
車内のアナウンスがあっても言葉がわからないし日本のように小さなことでもアナウンスはしない。
発車のベルもなく出発するので「ドアが閉まります」なんてのアナウンスは期待してはいけない。
バンコックからコンーケンはタイKTMネット販売は指定席だったので冷房車だったが窓口販売の3等なら自由席で冷房はなく対面の硬いシートを我慢すれば現地の人との交流がありおもしろいかもしれない。
マレーシアETSコミュニティー各停は冷房車だった。
列車の旅でマレーシアは通勤電車には女性専用車両があるので注意が必要です(前回間違って乗り慌てて下車した経験あり)。

交通費

航空会社はLCCでAirAsiaはAirAsiaのホームページから直接購入
成田からシンガポールはSkyscannerからScoot航空にはいり直接購入
バンコックから成田はSkyscannerからTrip.comのサイトに入り購入(ノックスクート)


この他に厚木から成田までの往復の旅費として行きは空港リムジンバス3600円と帰りは京成電鉄とJRと小田急が加わるが電車はスイカにで支払い金額不明。

 約2,450Km約40時間の列車の代金が8,760円です。
日本の厚木から成田空港をリムジンバスで往復すると7,200円かかる
バンコックからペナン島まで深夜特急を使って乗り継いで往復できそうだ。
アジアのバスも安いがアジアの列車は安い!

宿泊費

 今回の宿泊費は私の旅のスタイルは1泊15ドル(1650円)前後を目安にして時々3000円近くを張り込む旅だったがグレードをワンランク上げた。
シンガポールの物価は日本よりも高く ホテルも4畳半という感じでも1泊4000円を超えた。
またコーンケン(タイ)はミスで2ランク上のホテルを予約してしまったがその分とても快適だった。
バンコックのスリクルーンはバス付で快適だったし朝食もうまい。


ホテル代は今までの旅の1.5倍を超えていると思うが蚊に刺されることも虫のお世話になることもなく快適でした。

総費用

 現金を50,000円旅の初めに用意して成田空港で10,000円はシンガポールドル 10,000円をマレーシアリンギットに両替をした。
その後バンコックにて10,000円をバーツに両替をして諸々特に食事とタクシーやバス・トクトクに使う。
成田までのリムジンバス代も日本での食事や水代なども入り5,000円近く使っていて日本円の残高はおおよそ15,000円だった。


今回も損保の「off」に直前になり加入したがクレジットカード付帯の海外保険
デイビット三菱UFJ JCB
デイビット楽天VISA
スイカ VISA
以上のカードで航空券を購入し海外損保保険の権利は得ていたのですが6,480円の「off」に加入しました。
迷ったのですが前回も航空機遅滞で保険を使わしてもらっていることもあり家族の安心のために加入した。

マレー半島縦走+東南アジアのへそまでの費用は121,418円かかった。
当初の予定では10万円ぐらいを目安にしていたがホテルをグレードアップしたりネット購入時にミスをしたりで20,000円ほどオーバーしてしまった。
その分ホテルは快適なので列車移動の疲れもとれて満足の旅だった。

 シンガポールもマレーシアもタイも食事は屋台飯が多かったがどこでもおいしくいただけた。
今回の持ち物もPCを入れて6Kgで機内持ち込みです。
旅を重ねるごとに荷物が軽くなるような気がします。
そのバックの中にはジーパンも入っていたが一度もはいていない次回の旅からはもっと軽くなりそうだ。
孫のお土産も今回は買っていない。
いつか孫たちと一緒に旅をしたいな~


ソンティック(乗合トラック)の運転手からもらった5バーツは古銭で400円以上するらしい 旅の最後に素敵な贈り物をもらった
私の宝物です。

シンガポールではヨーロッパの旅人に電源コンセントのアダプターを貸してもらい
ホテルの従業員はいろいろと助けてくれるし
屋台のおばさんは何かと世話をしてくれる
SIM屋の若者はスマホのアクティベーションまでしてくれる
タクシーの運転手とトラブったり反対にあちこちと案内してもらったり
旅は一人ではできない。
人々の親切に感謝して次の街に向かうのだ。
そのたびに心は広がり感謝の気持ちが芽生えて幸せを実感する。
人のやさしさに導かれて旅人はまた見知らぬ街に夢をはせるのだ
だまされぼられて心は強くなりやさしさの一声に心は安らぎ人生の旅も続いていくのだろう

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