美術館巡りとにぎやかな土曜日のマドリード

2023/10/21

 10月後半のマドリードの朝は寒い。スマホの画面では最低10度を下回る予想とでている。
南欧になじんできたのだろう起きるのは6時近くなってきている。日本では昼の1時の時間なのでこちらの時間に感化されてきている。
 美術館巡りをしようと9時半に宿を出た。
メトロのカラオ駅のほうがプラド美術館に近いと思って地下鉄バス共通の10回券を購入した。
購入後Googleナビで調べると途中で降りてバスに何度も乗り換える指示が出た。
おれは宿の近くのサント・ドミンゴ駅からだと直通でプラド美術館に行けるらしいが戻るのが面倒で途中で下車で歩いと行くことにした。
土曜の朝は静かで車の通りも少なくブラ歩きにはちょうどよい。
プラド美術館には10時過ぎに着いたと思う チケット売り場は長蛇の列を予想していたが待ち時間も10分ぐらいでチケットを購入でき館内も空いていた。
さっそく、美術館見学だ そのスケールは圧倒されるほどの展示物でしかも学校の美術で見たそのものの絵が目の前に独り占め状態であらわれてくる。
感激ものであり 極めつけはゴヤの「着衣のマヤ」と「裸のマヤ」が並んで展示されていて時間を忘れるほど見学できたことにあり。
ゆっくりと干渉してプラド美術館のレストランで生ハムと野菜を挟んだクロワッサンとアメリカンコーヒーにオレンジジュースをゆっくり食べてさらにまた鑑賞と贅沢な時間を過ごした。
3時過ぎまでプラド美術館で過ごし、さらにとピカソで有名なディッセン・ボルネミッサ美術館にも行きドガの「緑の踊り子」ピカソを見るという。
77才のおれの目にも故人の美に対するあくなき執着心を感じ入り忘れられない1日になった。
帰りはメトロでサント・ドミンゴ駅まで直通であっけなく帰ってきた。

 土曜日の午後は宿の路地を抜けると何とにぎやかなことか。
平日でさえ混雑しているのにさらに輪をかけたにぎやかさである。
民族衣装の踊り子達が音楽に合わせ踊りながら歩道を練り歩く。
今度は車道を独占してプラカードを揚げた団体が警察の先導で練り歩くという。

 夜といっても7時前だがバルでワインと飯を食う こんなにうまいもんはないぞ!

 また、宿屋の管理人と電話でといっても何言っているか全くわからんしおれの言っていることも相手はわからんが電話で文句をいおうと宿屋の張り紙を見るとWhatsAppでチャットで連絡とあり前回もWhatsAppの設定で電話番号でミスをしたが今回はスマホSIMのポルトガルの電話番号がSIMケースに記載されていたのを利用し暖房のお願いをチャットしたが夜遅かったので対応してもらえない。
また、寒い朝を迎えるのだ。


歩いているとここは来たことがあるサンヘルニモエルレアル教会


農林水産省らしい


プラド美術館


マドリードのメトロは日本よりも小型です。


民族衣装で踊って練り歩き


彼女たちの後ろは観客たちでごった返し状態


警察車両を先頭に書道を独占してデモ隊の一団


さらに後方を警察隊がガードしていた


めちゃ込みの劇場では看板に「プリティー・ウーマン」スタンダード・ジャズにあったが?


バルにてサラダとエビをワインで いや~うまいな~

 今夜もいっぱい着込んで朝を迎えることにしよう