旅の失敗がおれの器を大きくする

2023/11/25

 2002年おれはバックを背負い成田空港からインドのデリーにひとりで旅立った遅咲き56才の時だった。
初めての海外一人旅で成田空港の通関はなんとかまともにできたが飛行機の中では緊張しデリー空港までトイレに1回も行かなかった記憶がある。
デリー空港では外に出るまでおろおろしっぱなしで外の暗さに驚きインド人の中に放り込まれたおれの焦りはインドの暑さの中でも膝が震え心臓は飛び出しそうな不安の中で友人の友達のインド人スルジが迎えに来ていなければおれはどうなっていたのか?
そんなおれだったが今なら電車がなければ空港(空港内は警備がしっかりしているので一番安全)で一夜を明かしといいたいところだが今回の旅でも失敗はしているがちょっとのことではうろたえん。
失敗しないための予習も欠かさなくなるからね~
旅は人の器を大きくする特に失敗から学ぶ経験に大きな価値があるのだ。
失敗を知らない人間は要領が良いので先生にも可愛がられ試験の成績も良くなり大学にも推薦され立ち回りがうまく出世し人生の成功者だと思われているが心の器が小さいものだ。
器が小さいのを隠すのがうまいだけの人間だとおれは思う。
一人旅はだれにも頼らず困難を解決していくといっても見知らぬ人に助けられ乗り切るわけだけれど。
その経験が人の器を大きくし見聞を広め人生を豊かにしてくれる最高の贈り物になるだ。
マニラでは「サラマット」
ローマは「チャオ」
リスボンでは「オブリガード」
マドリードでは「グラシャス」
モロッコでは「シェクラン」が周りも自分も笑顔になるおまじない「オラ!」。

 コロナ感冒のおかげで4年間も閉じこもっているうちに世界は大きく変わってしまっていた。
ITは驚く速さで進化しスマホなしでは旅はできんと思い知らされた。

 スマホなけりゃ旅はできん。

 旅の必需品といえばおれの初めてのバックパッカー56才では「地球の歩き方」であったが現代はスマホである。
航空券も宿屋も道先案内も遺跡も何もかもスマホなくては旅はできん。
航空券もスマホのQRコードだし宿屋もスマホの予約コードだしアパートメントハウスにいてってはスマホに送られた暗証番号で部屋に入るという。
GooglMapは目的地を入れれば地下鉄乗り場の案内から電車乗り換え何分歩いて目的地と至れり尽くせりだがおれのような老人は知らない迷路のような地下を時間通りには歩けないという点はあるが便利なことは間違いない。
知らない建物もレストランのメニューもGoogle レンズで名前と解説までしてくれる うまいめし屋も安宿屋も絶景も何もかもでる。
ところがこの便利この上ないスマホも使い慣れていないと悲劇がまっている。
スマホ苦手は旅立つ前にスマホは頭で考えるとはちがい触って覚えるもので孫に教えを乞うべしそしてスマホをいじりまくること。
スマホはスリや悪ガキに狙われやすい人込みでスマホを取り出さない 取り出すと狙われる 尻のポケットに入れるはスリにはそれはおれのもんだよである

 出だしのつまずきはATMである。
4年前の旅でもATMのお世話になったが今回は基本的知識に欠けていたことが原因でうろたえることになる。
ダバオの空港でのATMの失敗は楽天デービットVIZAカードの暗証番号は最初に設定した暗証番号でないとキャッシングできないことが原因だった。
JCBデービットカードは今の暗証番号でよいという 旅に出る前にしっかり確認する必要があったのだが4年前の旅では旧暗証番号だったので今回も問題ないと 古い暗証番号が思い出せんという悲しい現実を77才のおれに叩きつけてきた。
 空港や駅やバスターミナルでのタクシーぼったくりが多く何度も泣かされてきたのでダバオのような地方の空港は終便も早くATM事件はライドシュアー(配車サービス)を使えば問題なく乗り越えることができたのに敵対しているタクシー配車の連中に聞いて教えてくれるはずがないという失態が最初のつまずきだった。
 ATMでもカードによりキャッシングできないATMがあるので前もって調べてるとより安心できる。
ネットでカード会社のアクセスし海外で使えるATMを検索するとATMの使い方から場所まで詳しく説明あり。

 フィリピンやアジアでは配車サービスは「Grob」と知って前もってアプリはスマホ入れておいたがシステムを理解していなかったことが原因で使い方を調べておくべきだったが使ってみるとこれほど便利なアプリはないと思っている。
自分の好きな車(4人か7人乗り)ドライバーは評価と金額で選べる さらに待ち時間もだいたい5分前後、早朝でも8分で来てくれた。
支払いも初めに指定された金額をスマホ支払いで終わる。
運転手は評価が稼ぎのポイントなのでサービスもよくナビで早いルートを探し奮闘するので短時間で目的地に着くと いいことだらけだ。
そこでヨーロッパでは「FreeNow」というアプリが主流と知りフィリピンであわててダウンロードしローマで早朝使えて助かる。
早朝や深夜で交通機関がないときにはこの上なく頼りになる。
空港や駅や人の交差するところではタクシーと競合しないところに乗り場が指定されているのでGooglMapにあらかじめ登録するとよい。
その場所でアプリを使ってもすぐに車がやってくるから初めて使う場合は安心だ。
 日本ではタクシー業界が安全がないがしろにと騒いでいるが平均年齢70才運転手と好みの運転手を選べるではどちらを選ぶ?おれなら評価の良い若い運転手を選ぶけれどね。
海外と比べてタクシー料金は日本は高い方だ交通機関も日本は高いと思う 物価の安い日本なのになぜだろう。
安全安心というが先進国と比較してもそんなに違いはないのでは?定時運行がそんなに大切なら日本のGDPの低さは何なんだ?

 スマホ契約がahomoで海外でも15日間20G使えることがわかり日本にいるときと同じようにスマホを使えローマの空港で25€で30日間使い放題ボーダーフォンの窓口でシム交換し切り替えたがahomoが使えた期間は電話も日本でいるときのように使え通信速度も安定していて前回docomo契約でバングラディッシュで回線を使ったといわれ30,000円も支払わされたとは大違いだった。
 ボーダーフォンSIMはモロッコでも使えたがマラケシュ城内安宿のFi-Wiの状態は最悪で画像をUPするにもサイズを詰めるなどし何とか乗り切った(スマホとPC接続に失敗したため)。
もし、スマホ契約が切り替えが可能なら海外でのスマホ使用は「ahomo」は月額費用も安く自分の電話番号が使えおすすめです。
スマホSIM交換は街中でもできるが空港が一番確実で早い 街中はSIMは売っているが交換を自分でしなければならない場合がある(難易度高い場合あり) 空港では職員が簡単に入れ替えしてくれ説明もわかりやすいしとにかく早い。
Amazonの海外SIMを前もって購入も何度かしているが日本語対応で問題なく使えるのでお勧めだ。

アパートメントハウス
 安い宿は「agoda」アプリで今回も探したが海外はデフレで物価高に加え円安の直撃 アジアなら昔なら2,000円でシャワートイレ朝食付きが駅前ホテルで泊まれたが今ではフィリピンの田舎でも朝食なしで4,000円近くしている。
スペインのマドリード中心街ではアパートメントハウス管理人なしで9,000円以上もする。
アパートメントハウスは路地裏のアパート(入口は1ヶ所しかない)が入口なので鍵がかかっていて住人も住んでいるところの一角が貸部屋になっているその一角に入るドアにも鍵がかかっていて部屋にも鍵がかかっている3本の鍵か暗証番号が必要なのだ。
安く泊まるにはこれを乗り切る必要があるが慣れればなんていうことはない 高級ホテルのようにセキュリティーがしっかりしているところは都心部では何万円もするが中心街のアパートメントハウスなら路地裏だが1万円前後で泊まれるのだから使う価値大いにありだしとにかくスーパーも安食堂も居酒屋もどこへ行くにも何をするにも便利快適なところなのでぜひ、挑戦してほしい。
残念なところは管理人もいないところが多いので貴重品預けやセフティーボックスがない。

旅慣れたころが一番危険 

 失敗といえばローマのテルミナ駅から土曜日の午後の満員電車の中でウエストバックに500ミリリットルのペットボトルを頭が出たままチャック半分締の状態で乗った。
レストランでカルボナーラとビールなんぞ飲んで浮かれていたのを2人組の若い男と女に狙われおれの前に若い女が先に乗り電車入り口の鉄棒を握りおれを奥に行かせない 若い男がドアにもたれかかり二人でおれを挟んでいる電車が駅に着きドアが開く瞬間に半開きのチャックをこじ開け財布だけスリ取り2人で人込みの中に消えてしまうという。

 さらなる失敗はマド―リードの日曜蚤の市でウエストバック固いバックルを外し見事にウエストバック事抜き取られるという失態は人込みの中でゴープロ(手のひらサイズのカメラ)で動画を取ることが原因だと今考えると思っている。
のみの市は盗品も販売されているところでおれは売主にもカメラを向けることをしてしまった。
売り手の中にはカメラに撮られたくない人もいるはずで仲間にあいつを狙へと思われたのかもしれない。
犯人は2人の内の1人は覚えているがもっとたくさんだったかもしれない。
1人がおれの肩を激しくゆする間にもう一人が腰バンドの固いバックルを外しウエストバック事抜き取るという早業を見事に成し遂げ逃げうせる。
写真や動画撮影はとくにヨーロッパでは写真や動画をとってはいけない場所ではカメラはスマホは人前に出してはいけないということである。
これから旅をする人はスマホならと安易に考えずに他人にカメラを向けることや軍の施設や空港内でも撮影禁止の場所はたくさんあるのでくれぐれもご用心 別室に連れていかれることになりかねません。
特に人出の多い土日祭日の混雑は彼らスリの稼ぎ時なので要注意だ。

 この2つの失態のほかにも高血圧の薬を紛失(多分盗難)にあったりもしたが あらゆる場所で手を差し伸べてくれる人たちが大勢いる この人たちに助けられ導かれて楽しい旅をし終えた。
まったく、ありがたいことで旅の失敗も出会いも人の器を大きくするこの歳になって一皮むけた自分がいる。

 老人はスマホが苦手という人が多いが幼稚園の年長の子たちを見てみろ親のスマホで遊んでいるだろう 頭で考えるのではなく触って覚えるのがスマホなのだ 旅に行くと思った時からスマホをいじりまくることが大切である。
グーグルマップもLINEも翻訳も配車サービスもアプリがスマホに入っているから大丈夫ではだめで使いこなしてこそ価値がある。
今回しみじみとアプリを使いこなしていない自分が情けなかった。

宿屋編

 安宿はとんでもないところにある アパートメントハウスなるものはアパートの住民が住んでいるところに数部屋を確保し管理人もいないところがおおい。
その場所にたどり着いても周りの人はアパートだと思っているから宿屋はどこだと聞いてもわからんという 旅人が買い物する店で教えてもらうという アパートにどうやって入るか 部屋までどうやって入るか と前もって確認することを忘れるとおれのような失態を犯してしまう。

下記画像はアパートメントハウスをGooglMapから宿の入り口の画像(車の陰になっているが近くに行けば周りに聞かなくてもわかると思う)高いホテルなら探す必要はないが繁華街の近くの宿は先に確認することを今回の旅で重要だと思いさらされました。
おれの宿を決めるポイントの一つがその町の中央の繁華街または旧市街の繁華街であることなので次回からの旅では必ず実行することにした。

スマホからコピー図

 人件費が高いので管理人がいないアパートメントハウスは部屋に入るまでのルールも重要でアテネのヒストリック・セントラル・アパートメントハウスではメールでアパートの扉の暗証番号とエレベーターで3階に行きドアの暗証番号で中に入りあんたの部屋は**でドアの暗証番号で中に入るとメールが来ていたが英文なので無視していたおれのミスだったがスマホのアプリ(agoda)のメッセージにも記載されていたのでこれで部屋に入れた。
高級ホテルのようなルームキーがカードと期待してはいけないということ。
 マドリードのアパートメントハウスはWhatsApp日本のLINEのようなメッセンジャーアプリが必要で電話でのやり取りで部屋に入れたが部屋の暖房(お湯を通すタイプ)では相手に内容が伝わらず5日間も暖房なしだった(アパート管理で業者がお湯の元栓を閉めていたのに管理者が気が付かなかったことが原因らしい)メッセンジャーなら翻訳で日本語からスペイン語に変換でき状態を説明できるしお湯のバルブを全開にした画像を添付して管理人がやっと気が付くという。
 海外はインフレで物価がどんどん上がっているのでローマのホテルだってホテル評価の星「★」が1個でも1泊1万3千円以上もする。
今の世界情勢ではおれの宿は今後はますます管理人にいないアパートメントハウスが宿になるのだろう なんでこんなに日本は貧乏になったのかね?海外に行くと実感する。

 最初に泊まったダバオのレッドプラネット・ダバオ 1泊3,822円

中心地からは少し離れていたがホテルマンは親切で接客態度もよし スーパーもすぐ近くでおれの採点は80点

マニラ・プリンスホテル 1泊6,277円 2泊


あんたのような老人がマニラの安宿に泊まるなんて泥棒の家に行くようなもんだといわれ(4修正)3星ホテル朝食付き 快適 しかも中心地でサービスよしとおれの採点は金額を含め85点

アテネ ヒストリック・セントラル・スタジオ(アパートメント・ハウス)1泊4,485円 2泊


初めてのアパートメントハウスで部屋に入るのに苦労した しかも南京虫に食われると最悪 トイレバスは共用 おれの採点30点だが立地よし

ローマ ホテル・ドマス・プラトリア 1泊13,225円で4泊 おれのミスで9千円前後だと思ったいたのだが?


ローマのテルミナ駅まで3分の立地なので高いのは仕方がないかも? 居心地は75点だが立地は最高によし

ローマからポルトガル リスボン行きが早朝便で空港近くにとアパートメント・ハウス アルベルゴ・アン 1泊7,321円


地図では空港の近くだが空港を一周しなくては空港には入れないというミスを犯す


閑静な街で良い雰囲気の田舎町という感じ早朝出発のために泊まる 採点は75点

リスボン ユニベルソ・ロマンティコ 1泊6,286円 4泊朝食付き


リスボンの市内観光にも便利 ただ薬の紛失がありなので採点は75点

モロッコ マラケシュ リヤド・エスパニュー 1泊3975円 4泊 朝食付き


アラビアの世界感がたっぷり部屋には裸電球1個がぶら下がっているのみ 蚊に食われたが素朴な温かみの接待に80点

マドリード ホステル エストリア 1泊9720円 7泊 部屋に入るまでの難儀度最悪 暖房入るは2日のみ 


宿屋の対応は電話のおれの英語が通じずWaatAppというアプリということがわかり最後の2日間は暖かく過ごせた トイレシャワーは共用 壁は薄く音は筒抜け TVリモコンも電池切れだが立地条件最高によしだけ採点は40点 暖房事件なければ80点


円に換算した金額 宿代合計金額は199,042円

今までは「agoda」検索サイトを使っていたが次回からGooglMapで探したほうがよいと思っている。
1・GooglMapで便利だと思う地点を開き「ホテル」をクリックかタップ(下図はローマ・テルミナ駅周辺)
2・泊まる日を決めると人数も
3・スライダーで金額を指定する(1万円以内にした)
4・決め手は星の評価と評価件数(これは重要で評価が良くても評価件数が少ないのはやばい)おれの経験から
5・決済サイトを決める(Trip.com Agoda 公式サイトなど)公式サイトはホテルのサイトなので安けりゃ使う価値ありだと思う(ただし使ったことがない)。


航空機編
Skyscannerサイトで調べて格安航空会社サイトで少し高くても購入すべきが利点多し

 この計画は親父が健在な2022年後半に企画したので行きの航空券はシンガポールの格安航空Scootにネットで直接10月9日成田シンガポール経由アテネを3万円で購入し香港のキャセイ航空にネットにて10月26日マドリード発香港経由成田行きを7万7千円で購入していた親父の介護があるので最大2週間の旅が限度だったが親父が6月に急に亡くなり介護していたおれの心に穴があき葬儀が終わりあんなに自由を求めていたおれが自由になったはずなのに虚脱感も大きくなり旅を拡大することにしたのだった。
 航空券は「Skyscanner」(格安航空券検索サイト)を使って安い航空会社から直接購入していたのを「Tripe」アプリだけで管理しようとした。
「Tripe.com」が最安に近く評価も高いため1つにまとめるほうが良いと思ったからだったが?思わぬ失敗をしてしまった。
例えば「Skyscanner」サイトで「Tripe.com」が最安でエア・アジアが1,000円高い場合Trip.comで購入すると3時間前に空港に行きエア・アジアの窓口でチェックインし保安検査場を通り通関手続きとなり待合室に行く。
でも、エア・アジアのサイトで購入するとウエーブチェックインができる搭乗手続きの時間がかかるチェックイン・カウンターに並ばなくていい。
チェックインカウンターが閉まっていても30分前までチェックインが可能の場合もあるという。
ライアンエアーもTripe.comから購入したがウエーブチェックインに行きつくために苦労をしさらにヨーロッパに入る手数料とかをクレジット決済するということで5,000円(航空税もあるらしいが)かってしまった。
ライアンエアーのサイトで決済すれば千円高くても面倒な手続きを省略できる。
一番の悪い点はTripe.com決済では最後部の席に近くが割り当てられるので飛行機から降りるときは最後のほうに降りるのでトランジット(飛行機の乗り継ぎ)の場合は時間ギリギリの場合はひやひやものである。
以上のことから管理は便利だがSkyscannerサイトで調べ購入は格安航空会社から購入するか?またはSkyscannerサイトから格安航空会社を選んで購入したほうが良い。
空港で3時間前に長い列のチェックインカウンターに並ばなくてもよく、Wi-Fi利用もめしも飲み物も事前購入で安く購入でき、席も最後部にはならないウエーブ・チェックインはスマホのQRコードかバーコードでチェックインするので現在は紙に印刷しなくてもよいのでおすすめです。
さらに、格安航空会社の機内持ち込み手荷物は6~7Kgと重さとサイズが決まっているが現在は計量されたことがない。いつまで続くかは疑問でもあり。
このためウエストバックから移し替えリックサックは7kg以上になった時もあったが追加料金を求められなかった。
最後に、キャセイパシフィック航空にてマドリードから香港経由で成田まで帰ってきたが機内で映画インディー・ジョーンズを4巻見ながら機内食とワインをたしなみゆったり席で席も前方と至れり尽くせりだったが購入時点では時期が遅く格安航空会社よりもキャンペーン中で安かったのが理由だが楽しい時間を過ごせてマイルポイント(おれには関係ない)もついてくるという。
快適な空の旅はさすがにキャリア航空会社のキャセイパシフィック航空のサービスはさすがでした。
格安航空券は旅をと思ったら真っ先に抑えること迷うほど時がたつほど金額は跳ね上がる そのためか旅をあきらめた人も多いのか格安席は空席も多い 成田→マニラでは三席独り占めだったしリスボン→マラケシュでも隣の窓側席が空席で窓側席に移動した(この時だけかもしれない)。


イベリア航空 DC10 ボンバルディア CRJ-1000 (修正しました) 飛行機好きにはたまらない機種 カサブランカ→マドリード


日本円に換算航空代金は合計203,020円

持ち物編 南京虫(トコジラミ)対策とその他注意点

 今回の失敗は前にも書いたがクレジット会社に海外でキャッシングするPIN(暗証番号)は渡航前にクレジットカード裏面の電話番号に電話し確認とキャッシング可能なATMを確認すること。
現金は小額紙幣で50ドル多くても100ドル程度あれば十分足りる 南ヨーロッパはカード・タッチ決済が主流でスーパーマーケットでも居酒屋でもクレジットカードがあれば問題なしビザカードとマスターカードはどこでも使えるがJCBカードは使えないところが多いので注意されたし(アジアではどこでも使える)。
 安宿では部屋に貴重品を置いてでかけるのは避けたほうが良いため持ち歩く結果になったが旅の初めは小さなバックを下着の下にウエストに巻き付けてバックにパスポートとクレジットカード2枚に少額の現金を持ち歩いていたがバックがずり落ちて落としそうになりしかたなくウエストバックにいれてスリの被害にあうという失態をした。
これからはパスポートと予備のクレジットカードだけは腹巻タイプか下着に隠れるタイプのがいいのではと考えている。
 下町の貧困地区に行くときは胸のポケットに10ドル入れてでかけているが今まは外出が遅くても夕暮れだけなので声かけはされるが危険な目には会っていないがもしもの時の10ドルということです。
 安宿で一番いやなのが南京虫である。
夜行性で隙間に隠れていた南京虫が暗くなるとベットの隙間からでてきて活躍する こいつにかまれると何日もかゆいかくと余計かゆいという。
今回はアテネのアパートメントハウスで南京虫にやられた。
うかつにも旅で持ち歩いていたハッカ・スプレーをシーツに欠けるのを忘れたのが原因だ。

こいつがアテネの南京虫(トコジラミ)3~5ミリぐらい おれの血を吸いやがった

バングラディッシュの旅からエタノールと水道水を半々入れ天然ハッカ液を数滴薄い膜ができるくらい垂らした混合水をスプレー容器に入れて持ち歩いている。
大きい容器に入れると保安検査で取り上げられるので小さい容器が良い。
これをシーツと枕カバーに吹きかけると南京虫と虫刺されの予防にはなる。


ハッカのにおいが睡眠を誘発してくれ虫よけにもなりいいよ~
アテネではスプレーし忘れて南京虫のお世話になったけれど
モロッコのマラケシュの宿では夜中に腕を出して寝ていて腕と指を蚊に食われた。
後で気が付いたが部屋に虫殺しスプレーが2本も常備されていてこれをまいて虫を殺してから寝るということだったが管理人ハッサンの言葉が理解できないことでが原因だ。
 インドで生活している日本人が今度来るときのお土産は日本の蚊取り線香がいい。日本の蚊取り線香が一番安心できると言っていたのを思い出した(火をつけるのと部屋が燻され匂いが付くのでホテルでは使えない)。
天然ハッカ液なので安心安全なのでぜひお試しあれ。

 荷物は軽いほどよし

 今回の旅では手荷物を含め7kgでスタートした。

2018年 中国雲南省とラオスの旅 寒いところなので厚手の衣類が入っていても6kgちょっとだった。

今回も一番重いのがパソコンで周辺機器を含めると2Kg以上ある 今までは綿の下着だったのを速乾性の下着に変え洗濯が楽になったし変えは2枚でも問題なかった。

 背負う荷物はおれのような老人は軽くなきゃ身動きとれん ローマで寒くなり古着屋で厚手のズボンとパーカーを15€(2,400円)で温かく活動できたし薬が無くなっても薬屋で購入できる 体力ある若者のバックパッカーは大びんのシャンプーや1リットルの水をぶら下げ大型バックを後ろに背負い前にも小型バックをぶら下げかっ歩しているがおれのような老人は7kgの荷物だって途中で重くって嫌になっちゃう。
身軽だと山も登れるし足場の悪いところでも安心できる。
衣類は大きな町にはユニクロがある スーパーマーケットも市場もどこにでもある 雑貨屋も街角にはたいていある
身軽で気楽に旅を楽しもう
その旅の経験があなたの人生を豊かにするのだ

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