国境を超える その1

2020/9/9

チェンマイ(タイ)からミャンマーとラオスは1日観光ができおもしろい

 陸路で国境を超える。
ドラえもんの「どこでもドアー」が待っている。
まさしく全く違う文化圏に突入したというドラマのような世界が広がっているのだ。
この感じは2005年にチェンマイから日本語ガイド付きの車をチャーターし少数民族村とゴールデントライアングルを訪ねミャンマーとラオスも国境を越えて訪ねる1日ツアーをチェンマイの旅行会社「Namo Traver」の城田さんにお願いして実現した。
この方法が旅を実感できてしかも日数もかからずおもしろいと思う。
少数民族の衣装やアクセサリーは遠くから一目でそれとわかる独特のスタイルだった。
今から15年も昔だが訪ねた場所は国道から近くタイ政府が推奨している民族村的なものだったが昔のスタイルをかたくなに守ってはいた。
ゴールデントライアングルはタイとミャンマーとラオスの国境が交わり昔は麻薬王クンサーが少数民族を組織し大々的に麻薬大国を作り上げた黄金の三角地帯と呼ばれる地帯だだった。
というように三カ国の国境がすぐ近くに存在している場所でもあるので陸路の国境が1日で2ヶ国めぐることができるということが可能なのだ。
この時はミャンマー入国は日本語を話すガイドが通関手続用紙に記入してくれ私たちはサインするだけでパスポートと提出するだけでタイ側もミャンマー側も難なく通過できたしミャンマーの町を1時間程度探索してまたミャンマーからタイ側に無事に帰ってきた。
当時のラオス入国はかなり難しいらしくタイの観光客が村の物品売り場だけに入れるところを利用しメコン川をスピードボートで横切ってラオスの村に入った記憶がある。
この時利用したチェンマイの旅行社は「Mano Travel」現在はCMランナーツアーという会社になっていて日本語で対応してくれるようです。

チェンマイには日本語対応の旅行社は現在はたくさんあると思います。

2人ツアーで回ったコース図

ゴールデントライアングルの近辺
ちなみにファイサイからスローボート1泊2日でラオスのルアンパバーンの旅は2015年「メコンの旅」

少数民族の村を訪ねたモン族の村

耳たぶの飾りがすごい(アカ族だったと思う?)

首長のカレン族

女の子は小さな時からもう金属の輪が首に巻かれている


橋の中央が国境のラインで正面の建物がタイのイミグレーション

こちら側がミャンマーのイミグレーション

メコン川で対岸がラオス 左側奥がミャンマーという無法地帯だったところだ

当時スピードボートをチャーターしてメコン川を渡りこの部落だけ滞在の許可を得てラオスに入った

1日でこれだけ巡るという超お得なツアーで当時は日本語ガイド+車チャーター+スピードボートチャター+ランチ付きで2人で7,000バーツ(24,000円前後)だった。

 現在はラオス入国は日本人はビザが免除されているので入国は簡単です。
ミャンマーは現在でもタチクレだけの1日滞在ならビザはいらないと思います。
日本でインターネットでミャンマーのビザは取得できました(南ミャンマーを訪ねる

この日の旅日記はチェンマイ日記2005/6/13

 エアアジアを使うと日本からバンコック→チェンマイと安い料金でその日のうちに行けると思うし無理をすれば2泊3日でも可能かも?
でもチェンマイはタイでも古都のイメージでタイ文化にとっぷり浸かれる安らぎのイメージもありお勧めだから3~4泊はしたいですね。
コロナウイルスのほとぼりが冷めたら果物天国でタイ料理を堪能しタイ式ボクシングもお勧めのチェンマイの旅はいかがですか?

            旅日記