活用方法その1

2022/3/30

 気学も奇門遁甲も陰陽五行を基本として作られています。
陰陽五行は春夏秋冬で冬至から陽が生まれ夏至が陽の最大値の時に陰が生まれ冬至に陰の最大値の時に陽が生まれるを繰り返します。
冬至と夏至の陽と陰 陰と陽の切り替わりの時期は陰と陽が混とんとするため使い方が難しくお勧めできないことは前回書いた通りです(効果が出にくいNo.2)。
春分の前後の期間は陽気が強い成長期であり秋分の前後は陰気の強い収穫期なので効果が出やすい時期でもありです。
さらに1日の中でも 20時(19~21時の戌時間)及び22時(21~23の亥時間)は☆時間でも説明したように日盤の効果が効かない時間帯ですから利用する場合は控えめに使うことをお勧めします。
特に子時間(23~1時)は日盤の節(切り替え)でもあり初期の奇門遁甲カレンダーには載せていませんでしたがカレンダー利用の皆様の要望で載せた経歴があり使い方にも注意が必要です。
気学では特に太陽が西に傾き始める前に出かけるべきです。
太陽のパワーは南中時から落ちてきますから気学の力を得るには太陽パワーを十分に得る作戦を立てましょう。

 特に気学は太陽パワーの強い日の出過ぎに家を出かけて正午前には目的地に入り気を得ると効果は得やすいと感じます。
ただし、例外もあり
2012年1月31日からボルネオ島キナバル山登山をした時は家を出たのが午後6時でしたが帰国後に一気にアクセスが上がって効果を実感しとこともありだが年盤切り替わりを使っているためかもしれない?
奇門遁甲は目的別の使い方をしますが日盤と時盤の相性は日没後はあまり期待しないほうがよいと思います。
時盤のみで使う場合も真夜中(23~0時)は特に効果は出にくい時間です。
20時(19~21時)以降は無理してまで使わないほうがよいと思います。

 結論:陽の気の強い時に使うべし

注意:時盤は日盤と同じく冬至の近辺 癸亥1白で隠遁は終了し甲子1白から陽遁は開始しし夏至の近辺癸亥9紫で陽遁は終了し甲子9紫より隠遁は開始されます。
1日の中では陽遁と隠遁は作盤ではありませんので正午(南中時)までを陽の気、南中時以降は陰の気としました。
したがって陽の気という言葉を使いましたが田口真道先生は生気、陰の気を死気という言葉で表現していました。

奇門遁甲の時盤の陰遁と陽遁の変わりは「七十二候と陰陽五行」に記載しています。
(4/5書き足し)