陰陽五行の仕組み No.5

2020/4/?

十二支

十二支については占い教室でも何度も書いているのでおさらいとして

 月は地球の周りを29.5日かけて回っている。
新月から次の新月まで29.5日ということは1年間で12回新月が巡ってくるということになるが1年は365.25日なのでかなりおおざっぱであるが1年を12月とし1日を12刻に刻んだのが十二支である。
 ここで土が表に現れてくる。
 十二支は子ね、丑うし、寅とら、卯う、辰たつ、巳み、午うま、未ひつじ、申さる、酉とり、戌いぬ、亥いの12で構成されている。
方位も季節も時間も太陽視横径と太陽南中時で12に分けられる。

下図が十二支の方位と五行の配当(上が北)
土が北北東の丑と南南西の未が土の陰、東南東の辰と西北西の戌が土の陽

ここ先は十干と十二支のページに詳しくい書きましたのでそちらを参照してください。

ここからはどんなことが?についてを書きます。

先に分類

●水は子(陽)と亥(陰)⇔火は午(陽)と巳(陰) 南北で知的

木は寅(陽)と卯(陰)⇔〇金は申(陽)と酉(陰) 東西で勝負

土は辰と戌が(陽)で丑と未が(陰) 土用(つまり時のあいまいなところに入る)

 例えば生まれた年に火と●水の陽の子や午が入る人は中年以降は理論では絶対にの考えを譲らなく強引に押し通す。
同じ火と●水でも陰の質の亥や巳生まれの人は理論では強気だが相手の気持ちも考えるやさしさがある。
生まれた年に木と〇金寅や申が入る人は中年以降は取引や勝負では駆け引き上図で勝ちにこだわり相手を打ちのめす。
同じ木と〇金でも卯と酉生まれの人は取引や勝負では勝ちにはこだわるが相手の気持ちを察して引き際を考える。
土の陽の質の辰と戌生まれは周りとの協調性を考えすぐには自分の考えを出さないが同じ土の陰の質の丑と未生まれの人は協調性が強くでて自分の考えを表には出さない。
土を除く陽は水の子、木と寅、火の午、金の申なので生まれた時に入ると気性が強くなる傾向がでてきます。

 十干と十二支は木でいえば十干が幹なら十二支は枝という無くてはならない関係です。
そして十干と十二支は鎖のように甲から始まり甲子→乙丑→丙寅→丁卯→戊辰→己巳→庚午→辛未・・・・・・癸亥→甲子・・・・
というように延々と年でも月でも日でも時(2時間単位)でもつながり続けるのです。
この一巡が六十干といい生まれた年の干支から一巡すると還暦といいお祝いをしたのです。
私の場合はもうすぐ74歳になるが還暦祝いはしなかったような?
ま~、今は80歳過ぎても元気な老人が多いから・・・ちなみに私と一緒に生活している私の父はもうすぐ102歳で元気です。
毎日、ドライブに行くのが日課ですがコロナ騒ぎなので近くを一周して終わりなので寂しそうではあり・・・
十干と十二支は親子の関係でもありなのだ

次は納音と12運の予定

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