塩の砂漠は塩の湖だった

2017/09/29

 ゲストハウスのおやじに頼んで塩の砂漠まで車をチャーターすることにした。
ついでに明日の朝出発のアーメダバード行きのバスの切符も手配してもらう。
塩の砂漠と少数民族を訪ねる1日貸し切りでは3500ルピー(6000円ちょっと)だという。
私の予感では少数民族を訪ねるツアーは民芸品のアクセサリーや民族衣装など買ってちょうだいタイプではと思うのと1日車に揺られるのは避けたい。
明日も9時間もバスの中ということで塩の砂漠(ホワイトランという)と一ヶ所だけ気になる手芸がニローナ村で細々とおこなわれているというので見学でお願いした。
半日エアコン付きで2500ルピー(4300円)で貸し切りで行くことになった。
ちなみにバスチケットは650ルピー(1100円)でエアコン付きらしい。
朝飯はゲストハウスの食堂で食パンと卵焼きにチャイ(ミルクティー)
8時に車が私をゲストハウスに迎えに来た。

 9時ごろから強烈な日差しが車を包む。
エアコンのありがたさに助手席でシートベルトもしないで楽な体制で独りチャーターを満喫している。
運転手の名前はPAPPUSETHI パップと呼んでくれという。
ベテラン中のベテランといってもよく地理にも明るく動植物にも明るい。
そして野生動物の宝庫だ。
一度だけマングースが道路を横切った。
パップもめったに見ることができないという。
私の実力ではカメラに取ることは不可能ですけれど感激した。

 スマホの接続には苦労させられたが怪しいショーメールが会社(airtel)から送られてきた。
1100ルピー(1900円)支払い済みだけれど500ルピーの支払いを求めてきているようだ。
この会社はインドでは一番使われているらしいのでラダックでも使えるかも?と思って契約したのですが?
とにかくこの会社の支店に出かけることにしたが外は暑いし道は細くて牛は神様の使いだし犬ものさばっているし車は人間より偉い国だからということはバイクだってオードリキシャだってピーピー・プープーとやかましいったら。
おまけに下を見て歩かなければ牛のウンチンをグジャと踏んでしまうというおまけまでついている。
グズグズしているうちに1時近くにゲストハウスを出かける。
たまにはレストランでエアコンが効いた食事をと思って狙いをつけていたレストランに行くと1時でクローズだという。
ここはインドということを忘れていた。
というよりアジアでは食事はお昼に食べるものが当たり前なのであって日本のように3時までは大丈夫とは違うのだ。
スマホは1450ルピー(2500円)で1.5Gデーターで使えるように28日間使えるようになったらしい。

 夜食はこのゲストハウスの食堂で食べるようにお願いした。
この宿屋のマスターはいろいろの面倒見てくれて助かるけれどWIFIがつながりにくく遅いというのはどこの宿屋も一緒だから仕方がないか?
アップロードに相変わらずて手こずっています。




まったくの草原というより塩加減が良い草原といったほうが良いかも?野生化しているとドライバーはいっていた。


少数民族の家族が道路を歩いている。


ティータイム ここのチャイ(ミルクティー)はカップじゃなく小皿に入れてくれるドライバ―と私の分で20ルピー(35円)


見渡す限りの水平線で一直線の道路を80Km/hで疾走する。
あの30年前の設計のドカドカバイクで疾走してみたい道路である。
この手前でインド軍の検問を受ける(パスポートのコピーを提出しサインをして完了)コピーが戻って来た?


ホワイト・ランではなくウォーター・ランではあるがあこがれの場所に来た。


ホワイト・ランの展望台から


塩が浮いている。
ナメクジには地獄の場所だ~


インドの観光客と私


塩が打ち寄せている塩湖だから


乾期に入り乾燥しかけたところもある


少数民族の子供たちがラクダと牛とヤギを操っている。すごい数だけれどこの子たちは動物使いの天才かな~
学校はどうしている?とかちゃんと食べているとか?身体はきれいに洗っているとか?余計な心配が脳裏に浮かぶ


カッチ地方少数民族 遊牧民の子供たち


少数民族の家族の移動。 子供たちのことがいつも気になる私がいる。


これがニローナ村のローガンアート


製作中(すべて天然素材)器用でなくては絶対にできない芸当だと思う。


最後にお世話になったパップさん ありがとう
エアコン付きで安心運転で快適だったホワイト・ランでした。
明日はアーメダバードです。

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