レンタルバイクを借りる

2017/10/04

 目的地のヌブラナ渓谷の夢は残念ながら断念した。
とりあえず今日一日をレンタルバイクでレーの街を走ってみようと考えた。
バイク屋はヒデンヒマラヤとゲストハウスの間にある。
バイク屋のやり手の若旦那にパスポートと国際免許書を出して書類を作成してもらう。
結構めんどくさい手続きがあったが最後に必要なものは日本の運転免許書だった。
どうも、レーでは国際免許書は無くても借りれるのではないだろうか?
昨日も書いたけれどスクーターを借りることにする700ルピー(1210円)
350ccの30年前の設計のロイヤルエンフェルダーより500ルピー(870円)安いし 小さい分レーのチキンレースのゴチャゴチャの道路でも私にでも扱いできそうだ。
 さっそくヒデンヒマラヤのヤンベルにバイクを借りたと見せに行く。
上甲さんは日本に向けて出発しデリーにいるという。
ヤンベルが日本人が作った仏舎利塔とゴンパには絶対行くべきだというが初めにレーの道路事情になれる必要があると考え空港に行くことにした。
空港にはJetAirwayの窓口があってヌブラなをあきらめたのならデリーに早く帰ろうとも考えていた。
街の中はかなり荒っぽい運転をするので慎重に走ったが幹線道路に出ると車も少なくなり快適に走れる。
インドはイギリスの植民地ということもあり日本と同じ車は左側を走るので交差点やロータリーでも戸惑うことはない。
レーの壮大な景色の中をバイクで走るというのは壮快である。
空港のJetAirwayの窓口ではバザールの支店に行けとすげなく断れてしまった。
JetAirwayの支店で日付変更の交渉をすると格安チケットなので変更できない。
変更するにはペナルティーがかかり日本円で30000円近くかかるという。
新しく購入するほうが安いというので調べてもらうと19000円近くにもなるという。
これですっきりとラダックで10月9日まで滞在することに決定した。
 スクーターを8日まで連続して借りてラダックを走り回ろうと思いバイク屋に行くが手持ちのルピーが足りない。
バイク屋の若旦那にスクーターに乗っけてもらってATMで引き出そうとすると遮断される。
そういえばATMに長い行列ができていたのはこのせいなのかもしれない。
この時点でATMをあきらめて両替屋に変更して日本円15000円を両替した。
8200ルピーだったが今のレートから見ると500ルピーぐらい手数料を取られていたが仕方がない。
この若旦那がめついやつで1日700ルピーを5日連続で借りるのに負けようとしないしお金をちょろまかそうとする。
インドでは当たり前であるがその点は悪い奴だがあいそうはいいし面倒見もよい男ではある。
 しかしATMが使えないということはかなりきつい。
上甲さんの言っていたネット環境が劣悪なせいなのかもしれないが けちけち旅行に変更しなくてはいけないのかもしれない。
最悪の時には友人スーにもらったドルを使う必要があるかもしれない。
でも、いつも何とかなるからあまり深刻には考えないことにします。

 仏舎利塔までスクーターで快適に登っていく。
仏舎利塔にインド人家族が見学に来ていた。
家族の一人が車いすの女の子だったが日本語で話しかけてきた。
日本語を専攻しているらしい。
色々と話して家族とも写真を撮ったりいい思い出ができた。
ここからの景色はレーを一望できて紺碧の青空とポプラ並木がミニチアの街といいコントラストをしている。
ついでにゴンパ(仏教寺院)にも行ってみたがこちらもまた同じく絶景が広がっていた。

 明日は月の世界では?といわれているらしいラマユルという村に行こうと思っています。
バイク屋の若旦那の話では4時間ぐらいで行けるというが?





ゲストハウスからちょっと行ったところの狭い道を抜けると繁華街に出る


今朝の朝飯はこれで220ルピー(380円)だった(レストランで)。


一日700ルピーなりのスクーター ガソリンをペトロイルといい1リットル70ルピー(120円)以上だったと思う
後書き(私の間違いで90ルピー以上だったと思うので修正します150円以上になるかも?)


仏舎利塔までスクーターでやって来た。


日本人がこんなへんぴな空気の薄いところによくこんなものを作ったものだと


見学に来ていた車いすの学生とお母さん、お父さんに写真を撮ってもらう。日本語をもっと勉強してね


お昼ご飯はオムレツと野菜スープ 同じく220ルピーなり(こちらもレストランにて)


ゴンパにやって来た。


壮大な景色が広がる


帰るとゲストハウスの娘さんがチャイを入れてくれた。 本当によく働く子だ。


メニューに戻る  明日はスクーターで疾走するか?