ラダックの古民家ニムシャンハウス

2017/10/08

 レーから30分ぐらいスクーターで走るとチョグラムサルという街に入る。
その小さな街を右折しインダス川を渡り山を目指すとストクという村がある。
その村の一番奥のほうに池田悦子さんのニュムシャンハウスがある。
50年前に建てられた古民家であるという。
ヒンズーヒマラヤのヤンベルに連絡してもらって1泊させてもらうことにしていた。

 
目が覚めても まだ停電が続いている。
朝日が部屋を明るくしている 起きる時間がだんだん遅くなってきている。
8時に起きて パッキングを始める 9時に食堂に行って 朝飯を作ってもらう。
今日のオムレツはトマトと野菜が入っててとてもうまい 母さんがそれはサービスたからという。
昨日 ヒデンヒマラヤのヤンベルに 朝食と晩飯もお願いすると伝えていたからだと思う。
バックを預かってもらう。
洗濯もお願いした。
スクーターのエンジンをかけてヒデンヒマラヤに行くと電気を他から取って(停電が多いので買電している)インターネットに繋がっている。
スマホにも充電してもらいGoogle地図を使いスマホに道案内をしてもらおうという作戦なのでスタートが遅れてしまった。
ヤンベルも一度しかニムシャンハウスにはいっていなくてヤンベル指示のGoogle地図のニムシャンハウス・ポイントもちょっといい加減かも?
スクーターの運転も慣れてきているので 今日も快適に走る。
宿泊を予定している ストクの悦子さんのニムシャンハウスは 山の登山道の入り口なので 村の一番奥にあるらしい しかも 古民家が多く 分かりにくく かなりうろうろした。
ヤンベルのポイントが外れていた。
最後に子供たちに案内してもらう。

 悦子さんは3人のお子さんとワンボさん(ご主人)と古民家を利用したホームスティと山のガイドをしている。
ここからラダックの名峰ストック・カリン(6150m)の登山道が始まる(追記)。
一番上のお姉ちゃんは いとこの女の子と 明日は 試験と言って頑張っ勉強している。
その下の男の子が2人、にぎやかで昔の子育て時代を思い出す。
お昼ご飯最高にうまい炊き込みご飯でした

 ニムシャンハウスを探し回っている時に子供連れ のお母さんに聞いて教えてもらったがストク・カル(王族の住居跡)行きなさいミュージアムになっているからという。
休憩してからミュージアムと 大仏像をスクーターで見に行くことにした 。
 ミュージアムに坂本龍一が訪ねた時の写真があった。
こんなところに坂本龍一が来ていたとは驚きだった。
 ミュージアムから 帰ろうとしたときに 下の方からドラの音とラッパの音が聞こえてくる。
音につられてスクーターで行ってみる と大きなテント小屋ができていて 大勢の人達が正装して集まっている
近くにいた男に写真を撮って良いかというと手招きして中に入れという
男はビールを持ってきて飲めというがスクーターを運転しているのでお断りするがちょっと飲んだ方がよかったのかな?
披露宴で村の人たちが大勢集まってきている。
ラダックの女性の正装を見ることができたし楽団の演奏も祝い唄もまじかで見ることができて感激した。



ヒデンヒマラヤは上甲さんが日本に行ったのでヤンベルが切り盛りしている。助手と次男と三男


悦子さんの家を教えてもらった家族(お母さんは写真を撮るというと後ろ向いてしまった。ミュージアム行くようにと勧められた)


この子たちにも教えてもらう。


すぐそばだよ!というけれど同じ家に見えて困ってしまって


最後にこの兄弟に悦子さんの家に案内してもらった。


悦子さんの炊き込みご飯 これは旨い!


築50年 私の宿泊する部屋


下の小屋に落ちてトイレの後はスコップで土をかけて自然に循環する


ミュージアムの帰りに楽隊の音につられて来てみると村の人たちが正装して集まっている。


生楽隊が祝い唄をうたっている。 華やかで外では大なべがたくさん湯気を立てて大勢のお客に料理をふるまっている。
ワンボさんが収穫後にこのような結婚式が多くなるといっていた。


ラダックの披露宴で祝い唄を声楽隊が歌っていた。
(この動画は帰ってから追加しました)


夫妻の下の子(かわいい)


晩御飯は小麦粉の皮で包んだ餃子風とマトンの煮込み。とてもうまい
追記:マトンが柔らかくこんなにうまいとは驚きだった!


朝の月。 月の出る前の空には星が輝き天の川もはっきり見ることができた。
月が出ると月のまぶしさに驚く!カルカッタやデリーの朝の太陽よりまぶしいと感じた。
木に隠れているがストック・カリン(6150m)の上に雲が写っているのに後で気が付いた(追記)。

ニムシャンハウスについてNEO-LADAKH
悦子さんとワンボさんのブログは上記をクリック

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