マラケシュからマドリードへ

2023/10/18

 マラケシュの城内は歴史感たっぷり民族感たっぷりこんなおもろいところはないが?
おれのようにネット依存症になっている?人間には苦痛でもある。
なんせパソコンのインターネット接続が気分次第で切られ つながれば通信速度は昔の電話回線のモデムなみで不安定と来ている。(スマホとPCの接続に失態していた)
日記の画像を載せるのに苦労したからね~何時途切れるかビクビクもんだった。

 フナ広場に夕暮れになると人が繰り出しお祭り騒ぎ 屋台には人があふれ 大道芸人はピーヒャラ・ドンチャカ へび使いに 占い師 民族衣装の人も とにかく賑やかで魅力あふれかえっていた。
おれに血も騒いだね モロッコはアフリカの魅力を垣間見れおれはアフリカ大陸を旅したいと「旅する夢」を日本に帰ったら見るだろう。

 7時前にハッサンに「ありがとう」といって宿屋を出る。
昨夜 朝飯はいらない早朝出発するとは伝えていた ハッサンは入口の部屋で寝ていたが起きあがり別れの言葉をもらうがおれに分かるはグッバイが心に残る。
フナ広場の奥の大通りの19番バス乗り場に向かう バスが待機していて30分間隔ぐらいで空港と街とを往復しているらしい。
10分ぐらい待っているとバスのドアが開いた 30ディルハム(400円)を運転手に渡すとレシートをくれる それを握りしめで中央の席に座るおれ一人しか乗っていないがバスは走り出す 路線バス貸し切りで走り出した。

 空港ではチケット検査と荷物検査を受けなければ構内に入れない 今回はマラケシュからカサブランカで乗り換えマドリードで航空会社も違う チケット発券はどうなるかと思ったら1枚の航空券にダブルで記載され少し安心する。
ダブルで発券してくれると次の便に乗らないと空港内で探してくれる可能性ありなので。
モロッコは政情が決して安定している国ではなく西サハラ問題を抱えている改札は空港社員のほかに関係者がパスポートチェックを厳しくしている日本のパスポートは表紙を見るだけでパスしてくれたが黒人の青年が別室に連れていかれるところを見る
ところで今回のマドリード行きはカサブランカでの乗り換え時間が1時間20分しかないのだ。
航空券に記載された座席番号はやや後方だったので乗機してから7割程度の乗車率なので乗務員にチケットを見せ時間がないから空いている前方の席と変えてくれとおれの英語でいうがチケットを見た乗務員は大丈夫だ心配ないという。
カサブランカ空港ではイミグレーションも無事通過し隣のゲートへ移動といっても500m以上を歩きマドリード行きまでたどり着くがまだ搭乗手続き前だったので何も汗かき早足しなくっても トホホホであった。
時間にはルーズであるというか日本の電車のようにピッタリ時間に彼らは驚嘆するわけだが彼らの心の中ではこんなことまでして疲れないのかねとは思っているだろう 旅していて時間にルーズなのも悪くないと思えてきたのは人の生活にはゆとりが大切であり そのゆとりのおかげで精神が安定するのではと思い始めたからでもある。
機械でも遊び(ガタ)というのは大事でここというときに力を発揮するためには遊びは大切だと教えているが人も同じで時間とのつなぎに遊び(ガタ)がここぞの力発揮には大切なんだよ とおれは思う。

 マドリードの空港は馬鹿でかい 表示はスペイン語で書かれ申し訳程度で英文が記載されている スペイン語なんざ初めてお目見かかったようなおれは出口がどこかもイミグレーションもわからずEUの列に並んでパスポートチェックを受けると何かいわれたがよく聞こえん すると隣の係官が「ほえあ~」といったのでマドリードといったら通してくれた。
それからが大変である どうやって宿屋まで行こうか まだ夕方の4時なのであせる必要はないがマドリードを甘く見ていてたのに気が付いた。
電車のライン メトロライン バスライン 入り組んでいて表示板を見ただけでスペイン語判読不可能なおれには抽象画を眺めている状態なのだ。
空港内移動が成田のように電車だということに気が付いた時だ「あなた日本人」と話しかけてきた中年男性に会う 彼は出張からの帰りらしく小型のスーツケースを持っていた 彼は日本でも営業をしているらしくたどたどの日本語でおれを電車乗り場近くまで案内してくれるという。
彼の名前は「エルファルト」何かあったら電話してくれと電話番号までもらう うれしいね イミグレーションでは中年女性が日本ファンだったりしてエルファルトと電車乗り場近くまで案内してもらい別れた。
電車は8に乗り途中乗り換え10に乗り最終で降りるということだったが乗り換え駅でミスをした。
雨も降ってきて肩に食い込むバックの重さと疲労も重なり駅から歩く勇気がなくなった。
駅を出てタクシー乗り場を聞きタクシーで宿屋まで来てしまった。
せっかく300円で宿屋に行こうとしたのに20€(3000円)も払っちゃったけれど大都会のど真ん中の路地裏の宿屋まで運んでくれ雨の中スマホ頼りでみじめに迷いながら歩く姿を想像するとこれも良しとしよう。

 その宿屋「ペンション・エストラレア」何とか扉は探し出したが鍵がかかっていて開けられない 呼び鈴みたいなもんがあり押しても何の反応もない 困っていると老人が中からどこかに行くため扉を開けのでペンション・エストラレアというと上を指さすので入れてもらい2階(日本では3階)に上がると扉にスペイン語で何か記載されていてQRコードと電話番号が書いてある。
スマホはヨーロッパSIMに入れ替えていたので電話できると思い番号を押すと怪しげなインフォメーションがなっている 何度もしているうちに相手につながる おれは日本人でこの宿屋の予約しているドアを開けてくれというおれはつたない英語でいうと10分待てといってるらしいので待つ。
若い男の子がヘルメットを持って現れ暗証番号を教えてくれ部屋番号を教えてれる。
おれはドアを見て不安になりおれが開けるまで待てといって何度かやるがおれの指の押す速さではエラーになってしまう。
押すテンポを早めて解決 次のおれの部屋は暗証番号で解除してもドアノブが空回りして開かん 若者が手のひらで押さえつけるようなことをいうがなんで押さえつかんといかんと思っている俺にはやっと上から圧力をかけると空回りしないということがわかりやっと部屋に入れた。

 シングルベット一つの小さな個室でトイレは共同というホテルにやっとたどり着きベットに横たわってスマホの時計を見ると6時 少し休息をしシャワーを浴び着替えして外にでると近くにスーパーマーケットがありパンとヨーグルトに生ハム、バナナ、缶ビール2本を買い難解な暗号扉を開きエレベーターで上に上がり宿のドアーを暗号キーで開けておれの部屋の扉を暗号キーでドアノブを下に押し付けまわして入りスーパーで買ってきたパンにかじりつき生ハムをくらい缶ビールをこじ開け やっとおれの時間が来たと この小さな部屋のベットの上で朝を迎えるのだ。


香辛料


旅行鞄やバック 何でござれ このミシンで縫い上げる 動くのが不思議なくらいの年代物が活躍している


アクセサリーの店頭


フナ広場の芸人 小銭を渡すおれ


この裸電球1つだけの薄暗い部屋で遠くに来たもんだと 高級ホテル並みに天井高し 夜な夜な眺め不思議な感覚になってた


カサブランカからマドリード間の航空機はDC10 ボンバルディア CRJ-1000(修正しました)タラップを見よ 航空機備え付けだぜ JALが確か昭和の時代に使っていた
ジェット機というイメージの飛行機だね 今の時代に活躍しているとは驚きだった イベリア航空の機体

電車乗り場教えてもらい 助かりました Mrエルファルトと記念写真


スペインといえばサッカー タクシー運転手が本拠地だぞ どでかいね


タクシー運転手に教えてもらう なにかはわからず


この宿屋の扉を開けるのにどんなに苦労したことか?
ヨーロッパのホテルの値段が高くおれのようなバックパッカーにはこんなところにしか泊まれないがこんなところは路地裏だが大都会の真ん中にあり価値はあるのだ

これをマドリード時間19日11:00に書いている。
外は雨 今日は旅の整理で休息日と考えている。 旅をしているとリズムが不安定になるこのような日をもうける必要もありかなと