10月の雨 マドリード

2023/10/19~10/20

 途中駅からタクシーを使って宿屋に来たのも雨が降ってきたせいでもあったが一夜明けると本格的な雨である。
おまけに気温も低く体感温度はさらに低いが宿屋の部屋には温水ヒーターに熱湯は流れていないため重ね着をして寒さに耐えている。
こんなトイレシャワーは共同しかも管理人もいない宿屋でもマドリードでは1泊9000円以上もするのだ。
王宮にも「のみの市」にも歩いて行ける立地だけはよく観光には便利ではある。

 小窓から雨のしたたりを見て今日はこの小さなシングルベット一つの部屋で体を休めることにした。


マドリード探索

2023/10/20

 この寒い壁薄 小窓だけの寒さで震える宿屋も1歩外の出ると別世界が広がっているのだ。
100m先には旧市街の豪華な建築物が軒を連ねている。
ガイドブックが推薦する施設は宿から歩いて行ける距離にある。
太陽が沈んでから活気が出てくる飲み屋街(バル)も歩ける範囲に軒を重ねている。
地図では遠く感じる王宮でさ1Kmというまさに観光地を巡るだけの宿屋だな

 空は曇天だが半袖のダウンまで着込んで宿屋を出たのは10時前だったと思う。
初めに「デスカンサス・レアレス修道院」次に「フェルタ・デル・ソル」→「王立サン・フェルナンド美術館」中を見学し 途中で教会のミサに参加し少し戻って「マイヨール広場」を巡り宿屋に帰ると2時だった。
少し休憩を取り「王宮」にいき見学し宿屋に帰ってくると5時頃だった。
青空が現れると思ったら小雨降るという天気だったので太陽が出ると重ね着で暑く王宮に行くときには半袖ダウンは脱いでいった。

 とにかく王宮でも教会でも天井の壁画がの素晴らしさに驚きである。
イスラムの世界の幾何学模様とはちがい明るい宗教画が空を表しているのだろう 今回の旅では天井壁画に驚嘆している。
ルネッサンスを経た絵画も素晴らしい 実物の筆使いをまじかに見れ表現のタッチがまさに絵からこぼれ落ちるブドウに見え 素晴らしい。
感激の美術館と王宮であった。

 明るいうちにシャワーを浴び6時過ぎていたと思うが飯を食いに外に出る
繁華街の一角の食堂の写真入りメニューが目に留まり入り魚貝の中から店員推薦のホタテ貝を注文しワインも頼む。
このワインが素晴らしくうまい 小さなホタテ貝との相性もよいが29€(4600円) これが高いかはともかく味には満足したおれだった。

 それにしても日本は落ちぶれたものだと 前に書いたがマドリードでも観光地に日本人を見かけない アジア人では団体の中国人 少数だが韓国人は見かけるが? 7年前のトルコでも数人だったが今回の旅ではちらっと見かけたようなという感じしかいない。
おれの求める旅と日本の旅人の求める旅が違っているせいかもしれんが


宿から路地を抜けると広がる旧市街


少し歩くと


ビルの壁を見よ 左上の烙印模様が気になった


市庁舎らしい


教会のミサに最後ぶ席で参加した後


王宮の中の広場より


多宮より眺めたマドリード


天井壁画に見とれる 天井には目を見張るものあり

 イスラムの天井もキリストの天井もすばらしい芸術だと ただし首が痛くなるけれど そして職人魂を感じづにはいられない

 明日はプラド美術館に行く予定であるが