列車チケット購入と大連港

2016/10/4

 新幹線大好きの父 日本では車の中から通り過ぎるのを見るだけ 父の特別な新幹線ビューポイントが平塚と小田原にあるのだ。
中国の新幹線で大連から瀋陽まで2時間前後らしい。
この新幹線を使ってハルピン(黒竜江省)まで行こうと私は考えていたが5時間以上かかるらしいので可能ではと当初は考えていた。
しかし未知の地(父はハルピンは何度も昔は行ったというが?)で5時間の長旅はもしものことを考え父と話し合い中止することにして代わりに瀋陽まで日帰りで帰るというプランにした。
早い話が 新幹線に乗る これが目的といってもよい。
早朝、父をホテルに残してタクシーで大連駅に行き何度かチケット売り場を廻りやっと新幹線窓口に
良く調べもしないで駅に行ったので高鉄が新幹線と初めてわかる。
筆談で何とか交渉し購入の段階になって身分証明書提示を求められパスポートを持っていないため却下される。
いったんホテルに戻りさみしそうにしている父を連れてタクシーで大連駅に行き何とかチケットを購入する。
迷ったが大好きな新幹線 思い切って1等車にしました。
片道293.5元私の分も含めて往復約18000円ですが新幹線に明日乗ります。
でも駅で切符を買って5元(75円)手数料を取られた。
自販機でも購入できるからそちらは手数料が無料なのかも?中国発行のクレジットカードしか受け付けないらしい。
そういえばATMでデイビットカードでお金を引出したが中国ATMの使い方サイトを見たので引き出せたが中国独自なのかしらね
独自といえば日本と似ているな〜と妙に変なところで感心した。

 父は神戸の三ノ宮から連絡船で門司経由で大連まで行き来していたらしい。
その大連港を見に行きます。といってもホテルから歩いて行ける距離なのですが父の足では遠方になりますのでタクシーを利用します。
波止場は今も面影が残っているところもありのようですが満鉄の鉄路の後が今もかすかに残る程度だと私は思いました。
この港から満鉄が中国奥地までロシアが開拓した鉄路も利用し物資の輸送を日本の間で動かしていたのでしょう。
父の話では小学校の夏休みは開拓者の農作業の手伝いで郊外の農家に泊まり込みだったが冬休みは日本に連絡船で帰宅していたという。
奥地に入った同僚はお金を使うところがないので給料を箱に詰めていたというようなことをいっていた。

 11時過ぎにホテルの近くまでタクシーで帰ってきました。
食堂で昼飯を食べると今日の予定は終了します。
明日は早く起きて大連駅8:30発の高鉄にのって瀋陽まで行って再び高鉄で大連まで帰るスケジュール
疲れると思うのでホテルで休憩します。

大連駅前のバスストップ 今日は平日ですいている。



大連港埠頭より父


大連市の規模の大きさが海からもわかります。


何度か通っている食堂の娘さんから中央の魚の肝と?を勧められてOKした。


八角と香草(パクチー)が入っていたので父にはそれを除いて食べさせたが次からこれはいらないという。
私には娘さんの勧めるだけあって「うまい!」と納得でしたが。


今回のホテル 室内が広い


台所も小さいけれど



このホテルは父のお気に入りになったようです。
agoda予約で1泊一部屋4900円前後だったと思う

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