羽田発 広州経由 ダッカ(バングラディッシュ)着

2019/11/15

 旅の希望に燃えいたこの日の朝 父(101才)が急に腰から胸が痛いとしゃがみ込む。
訪ねてきていた妹と市民病院に父を連れていき家に戻りあわててバックを担いで駅に向かうこととなった。
自宅出発時間はAM10:10前後だと思う。
羽田国際空港に着いたのは12:10前後だった。
父の腰痛と胸部痛は帯状疱疹だったということが家族からの連絡で分かり あ〜親子だな〜 と2017年のインド・ラダックの旅を思い出していた。
そのインドの旅は帯状疱疹のしびれが残っていてグジャラートのカッチ地方でバイクに乗るのをあきらめていたからな〜でもラダックはスクーターで駆け抜けた。
似たもの同士なのだろう。
ちょっと心配だが妹と家族に父の面倒をお願いして旅を続けます。

 羽田15:05発中国南方航空で広州国際空港まで行き乗り換え時間75分 広州20:55発中国南方航空ダッカ行きでバングラディッシュ・ダッカには23:20(日本時間では翌16日の2:20)に到着となる。
問題はこの75分という乗り換え時間だ。
飛行機の機内から外に出るだけで15分以上はかかるだろう。
出発便の搭乗にも15分前には機内乗り入れは終わるだろうと思うと40分ぐらいの時間でトランジットのイミグレーションを通過し再びセキュリティーを通過し搭乗口まで走らなければならない。
駆け足で迷いまくりイミグレーションを通過すると次のセキュリティーには長い列ができていた。
羽田の中国南方航空カウンターで広州発ダッカ行きの航空券は発券してもらっているので遅れても待っていてくれるだろうという淡い期待は持ってはいた。
出発カウンターに走りこむとクローズしている。
パニックになった私はカウンターの係員に航空券を見せて機内には入れないのかというとパニックの私の英語と係員の通話がかみ合わない。
よく掲示板を見ると搭乗手続きはこれからだと・・・一気に肩の力が抜けた。
ま〜、こんなことは事件でもないいつもの旅がまた始まったのだ。

 しかし悪いことばかりではない。
広州発の機内の隣に席は日本在住のダッカ生まれの日本語ペラペラのビジネスマン(若い社長さん)だった。
彼は静岡県在住で朝の7時までは羽田発の便で広州でこの便に乗るつもりだったと思い込んでいたという。
7時にEチケットを確認すると名古屋中央空港発となっていて、あわてて名古屋に行先を変更してこの機に搭乗できたという。
似た者同士である。
おかげでダッカまでの機内の旅は楽しい時間を過ごせた。
彼にはバングラディッシュの事情をいろいろと教えてもらい空港の外に出てスマホSIM交換の手続きもしてもらった。
このSIM交換は30分後でないとできないということで真夜中なので彼には先に帰ってもらいSIM屋の店員がダッカ市内でもできるというので明日に延期した。
タクシー乗り場に行くとタクシーが止まっていない。
飛行機から降りた人たちは迎えの車が来るのを待っている車がタクシー乗り場を埋め尽くしている。
私の予定ではタクシーカウンターでチケットを前払いしてタクシーに乗ろうと計画していたが・・・タクシーがいないのだ。
仕方なく高いと思うけれど手配師のところに行きホテルまでの車を1200タカ(1500円ちょっと)まで値切り調達し手配師の子分に外の駐車場まで連れていかれダッカ市内に向かうことができた。

 ホテルは市内のモティジールという地区のホテル71という中級ホテルをagodaで特別価格で3泊4日(11/15〜18)まで1泊2800円プラス税のホテルだ。
16日の1時ごろだろうか? 車で乗り付けるとホテルのシャッターは閉じていて周りも暗く こりゃ大変なことになったと運転手に待っていてもらい警備員を見つけてagodaのプリントを見せてシャッターをたたいてもらうとシャッターが上がった。
というわけで何とかホテル71に潜り込めて旅のスタートの第1日目が始まりました。



横浜駅 京浜急行で羽田国際空港駅まで(11:35この時点の時間)


ほぼ満席の乗客を見て広州空港で機外に出るには相当時間がかかると75分しかないとすでに焦っている


いつもLCCなので機内食はないが中国南方航空では久々の機内食と赤ワインで気持ちはハイだ


広州空港内


無事にダッカ行きに乗ることができた


ダッカの街が見えてきた 着陸前の真夜中のダッカ

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