ダッカ市内 日本人は神様だ〜

2019/11/16

 ホテル71の一人部屋は居心地がよく ぐっすりと眠れた。
昨日の1日はかなりハードだったから73才だしな〜
このホテルはモティジュールというところにある。
ダッカの中央駅から一番近い繁華街らしい。
ダッカの街はオールドダッカとこのモティジールそれに高級繁華街というか高級住宅街であるグルシャンとボナニという地区に分かれているらしい。
さすがに世界一人口過密のダッカはどこにいても人が途切れることがない。

 このホテルは朝食付きだったので朝もゆっくりと8時ごろホテルのバイキング式の朝食をコンチネンタルスタイルのパン食にした。
ゆっくりと時間をかけて食べれるのがホテルだからだと思うとうれしい。
このホテルはセキュリティーがしっかりしていて昨日の到着が真夜中だというのに宿泊者である私のバックを空港の検査スキャナーの機械にかけていたし中にはガードマンが待機していた。
今朝も来客にもしっかりとボディーチェックをしている。
あの日本人が犠牲になったダッカのテロからいまだにピリピリとしているのだろうか?

 9時にそのガードマンにSIM屋を聞くと自分のつかうSIM がいいというのでそのSIM屋にリキシャで行くことにした。
ガードマンがリキシャに場所の説明をしさっそく出かける。
インドでも何度かリキシャを使ったことがあるがダッカのリキシャは数が多くしかもトクトク(三輪車)やバスやタクシーや手押し車に煙を吐く旧型トラック、何もかもが混とんとした歩いたほうが早いのではと思う道路をお互いにせめぎあいながら我先にと突っ込んでくるところを前に進むのだから、しかもその中を人が横切るのだ。
インドでも驚いたがこりゃ!インドのトクトクの運転手もこの状態を見たらびっくりするだろうとリキシャの椅子から振り落とされないように両手でホロの支柱を握りしめて両足を床の端に踏ん張ってSIM屋に乗り付けた。
SIM屋(電話会社の支店)かなり混雑していて整理番号を手渡された。
かなり時間がかかって私は違う窓口に呼ばれてパスポートを提出して私のスマホのSIMを入れ替えてもらって使えるようにしてもらうにはさらに時間がかかった。
どうも初めは4G回線で1ギカ使えるがデーターが足りなくなると追加することができるらしい。
400タカ(500円ちょっと)でとにかく問題なく使えるというこのになった。
店から出るとリキシャのおやじが首を長くして待っていた。
こりゃ追加料金を取られるな?
100タカ(130円)でホテル往復という条件でこのリキシャマンにお願いしていた。
案の定、100タカでは納得しないので500タカ(640円)渡してオールドダッカまで行くことにしホテルで足りない荷物といっても地図付きの地球の歩き方を引っ提げてオールドダッカ探検に出かけた。
気をよくしたリキシャマンは寄り道をしてミュージアムやモスクにダッカ大学まで案内してくれる。
このままだとオールドダッカには何時に着くやらと途中からまっすぐオールドダッカに行くように指示した。
 オールドダッカはSIM屋までの渋滞で驚いていた私を、あんなもん楽なほうさ!というその混沌さは 渋滞さはさらに輪をかけたようなとてつもなく、いったい いつになったら動くんかい!という・・・・。
オールドダッカの中央がどこだかというよりどこも中央なのだろう。
同じような混とんが続いているのがオールドダッカだった。
途中でリキシャを折りさらに200タカ(250円)渡して動かない道路をしり目にオールドダッカを探索した。
インドでもどんなんのでも直して使う精神に感心したがここダッカではインドでは捨てるだろうと思うものまでしっかりと繕いをしている。
彼らの日当の安さがわかると感じたが2015年出版の地球の歩き方バングラディッシュはさらに安い価格を表示してある。
時代は彼らの日当もこの本の時代よりも現在は2〜3割は上がっているようだ。

 においに引き寄せられ店員が大鍋に黄色のご飯をかき混ぜている食堂に入った。
食堂には昼時でかなりの客が入っていた。
私が席に着くと食堂の店員たちが私を取り囲みメ―ニューを見せてこれがいいとかこっちだとみんな親切だ。
私が外の大鍋を指さすとビリヤニ(ダッカ式チャーハンとは違うか?)を持ってきた。
私がチャイはないのかというとチャイはないらしくジュースがよいとか騒いでいると客がコップにヨーグルトジュースを入れてこれを飲めという。
ビリニアも皿いっぱいの大盛りで食べる分量をはるかに超えている。
店員がチキンもと差し入れしてくれる。
切り分けたキュウリも持ってくるはチリ(唐辛子)はどうだと持ってくるは・・お客も話しかけてくるは・・・
にぎやかな楽しい食事だった。
なるほど、バックパッカーの連中が私にダッカに行けと勧めるわけだ。

 このホテルのあるモティジール地区にもビリヤニのレストランがあったので夕方食べようかと思い行ったら閉まっている。
途中の食料品やでマンゴージュースにヨーグルトを買ってきてホテルで昨日のヒコーキの中で食べ残したパンで簡単に夕食をとることにした。
その帰りの露店のチャイはやはりうまい10タカ(15円しない)。

ダッカは人情味あふれた街であることは確かだろう。



ホテル71のチョイスした朝食をゆっくり食べる


ダッカ大学近辺


オールドダッカ リキシャも進めなくなりここから歩く


おいしいにおいに誘われて チキンも飲みかけジュースもみなさんの差し入れです


手前左は自分とお客と店員


カメラ(スマホ)を向けるとみんな集まってきて


彼はリキシャのタイヤを糸で修理しているのだ(信じられなかった)日本ではゴミだろう


街角のチャイ屋というかタバコ屋か?甘いチャイがうまい


露店のピーナツ屋 ガス灯がいい感じでしょう?


この奥を通り抜けると向こう側の道にでる オールドダッカにて

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