ダッカの街を探索

2019/11/17

 明日はバングラディッシュの北東のインドのアッサム州の近くにあるシレットという街まで飛行機で行く予定だ。
すでにスカイスキャナーにてEチケットを手に入れている。
シレットには2泊3日の予定で飛行機でダッカに戻って切る予定だ。
その後のことは何も決めていない。
ガンジス川の河口のシュンドルボンツアーは強烈な嵐(台風)が襲い多くの死者を出す大きな被害が出ているというのでツアー会社からいまだ連絡がないので中止になるのだろう。
ガンジス川の河口はぜひ見てみたいと思っているのでシュンドルボンの入り口の大きな街クルナへ夜行列車で行こうと考えた。
73才になるのだから夜行列車はやめたほうがよいとは思うがとにかくダッカ中央駅まで行くことにした。

 今朝もゆっくりと起きて8時半ごろにホテルでゆっくりと朝食を食べでから夜行列車の寝台エアコン付きの切符を購入にでかけた。
ホテルの外ではリキシャマンが私を待ち構えている。
昨日のオールドダッカのリキシャマンも待ってましたとばかりすすり寄ってきた。
このホテルのあるモティジールを先に探索してから駅に行こうと考えてリキシャマンを無視して探索に出かけた。
ATMでバングラディッシュのタカもダッカで調達したほうがよいとも考えていた。
飛行場では100ドルで8300タカを両替したが次の街でATMが使えない可能性も考えて・・・
ATMで楽天デービットVISA(いままで海外で一番使い慣れている)でキャッシングを試みるがうまくいかない。
3度目のATMで銀行の上司がカードを見て使えるATMのあるところを聞いて20000タカ(26000円ぐらいと思う)手に入れることができた。
海外からの旅人の受け入れが整っていないのかしらと
ホテルの隣は車のバンバー(昔の車は衝突しても被害が少ないように車の前と後ろにつけていた鉄のガード)を取り付ける店舗が並んでいる。
あれだけ激しい渋滞だからバンバーは必要品なんだろうこのダッカでは。
 ホテルに戻ると違うリキシャマンが近づいてきた。
駅まで100タカでよいというのでリキシャで駅に向かう。
相変わらずの大渋滞と神業的なすり抜け技術に冷や汗をかき40分近くかかって駅に着いた。
駅も人、人、人、で埋め尽くされている。
さすが人口過密地帯と妙なところで納得しているがその人達はみんな世話好きの親切心旺盛さは日本のおもてなしどころではない。
ちょっとでも困ったそぶりを見せると皆親切に教えてくれる。
駅でもどこで切符を購入するのかも「なん〜も心配ありゃへん」
その一つの理由にバングラディッシュは案内板に英語の記載はなくミミズの張ったような文字と数字もベンガル語で書かれているから海外の旅行者は解読できないこともあり。
この国は旅行者を受け入れる準備ができていないともいえるので旅人にとっては未知の国でなあると思う。
11月20日ダッカ→クルナの冷房付きB寝台が1781タカ(2300円)で購入できた。
 駅まで来たのでダッカの港といっても川だけれどショットルガットを見たくなった。
駅前のリキシャ乗り場でリキシャマンが3人100タカで行くという。
一番若く力のありそうなリキシャマンを選び大渋滞のオールドダッカに繰り出した。
さすが若者、前のリキシャを何台も追い抜くがすぐ渋滞にはまうから目的地に着くのはたいして違いもないかもしれない。
港というより船乗り場には入場券2タカ(3円)買わなくてはいけないが制服を着た男が手伝ってくれて中を案内してくれる。
きれいとはいいがたい川だが大きな船が行き来している。
バングラディッシュは国内の輸送は船が活躍しているのだ。
船は下のデッキが一番安く上に上がるほど高くなるらしい。
別れにやはり100タカ出せという。
この船着き場は有名な観光の地でもあるから想像はしていたのでありったけの小銭を渡して別れた。
 歩いていると馬車に出会った。
昨日のグリスタンまで行くというので乗せてもらう。
途中で乗った乗客がモティジールに行くというので一緒にリキシャでホテルの近くまで帰ってきた。
ホテルについて時計を見ると3時を過ぎていた。



ホテルでゆっくりといただく朝食 


相変わらずのダッカの渋滞


港というより川なので船着き場


大きな船も行き来している


馬車に乗る


馬も渋滞の中バスの後ろに馬の顔がへばりつき


この子が私の世話焼き係


これがダッカ名物の車のバンバー

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