クルナの街

2021/11/22

 早朝からシュンドルボンに出かける準備をした。
ガンジス川が小さな川や大きな川と合体しながらここで海と合流するのだ。
マングローブに覆われているらしい。
ベンガルタイガーの生息地だという。
色々な生き物が生を受けている恵みの聖なるガンガー(ガンジス川)が海に溶け込みところなのだ。
15年前だったかしらデリーからスー(友人)とインド人の助手を連れて車をチャーターしてガンジス川の源流を訪ねた。
4,000メートル(海抜)の氷河の崩れる轟、輝く夜の星たち、ヒマラヤの偉大さに我を忘れた。
氷河の滴り落ちる1滴が積み重なり流れ出したガンガー。
50代の時代の話です。
朝食も含まれているのでホテルの食事は7:30からしっかりいただいて準備は完了した。

 30分待っても昨日の約束した相手は現れない。
9時になった、それでも彼からの連絡もない。
すっぽかしたのか!
あきらめて部屋に戻り予定の変更を考える。
在バングラディッシュ日本国領事館からメールが届いている。
「トラック・バスの運転手の組合が大規模な無期限ストライキに突入したので注意しろ」
寝台列車の中で列車が一番利用価値が高いと彼らはいっていた。
バスは道路事情と川を渡るのにフェリーを使うので時間がかかる。
列車は遠回りだが一番安心できるという。
ロケットスチーマーという船がクルナとダッカを行き来している。
超レア―な外輪船だという。
ただし速度が遅く、故障率は高く、ネットの書き込みでも故障してとんでもないところで降ろされた話や26時間はかかるとか?
ただし、バックパッカーには人気が高いという。
あれこれ考えているうちにお昼を過ぎてしまった。
ホテルの外に出てみると人がまばらで活気がないのはバスがストライキをしているからだと思っていた。
屋台の飯屋も1時を過ぎているので火を落としたのだろう。
モスクに来た。
ここだけは人がいっぱいで祈りの時間だからだろうと思っていた。
市場もガラガラだが腹が減っていたのでバナナを買った。
屋台でチャイを飲み最初に外輪船のチケットを買いに行こうと船着き場に出かけたがクローズしている。
この時になって今日が休日だということに気がついた。
イスラムの世界は金曜日が休日なのだ。

 ダッカならともかく地方の休日は徹底しているのだろう。
夕食はホテルのレストランでクルナ名物の大エビを堪能した!



レストランにて野菜スープを頼んだら


大鍋いっぱいのスープが出てきた 400タカ(510円)


閑散とした金曜日(休日)


魚市場のおやじがこれが一番とエビ この時に夕飯はエビと決めた


ホテルで大エビを30分かけて料理してもらう 700円ぐらいかな? 飾り付けがいいいね!

明日はどうする?

旅日記   九星気学の占いだよ!    次の日2019/11/23