豪華客船?でダッカに戻る

2019/11/21

 朝ゆっくりと起きて朝飯もタイガーホテルでゆっくりと食べて食堂のみんなにお別れして12時にチェックアウトし支払いはJCBカードを使って9,000タカ(11,500円)だった。
agodaではタックス手数料として1,500〜2,000タカは余計に取られると思う。
シレットでもしっかりagodaではタックス手数料取られていたからインドと同じくダッカでも直接交渉したほうがよいのだと思う。
 12:15チャーターした車が迎えに来た。
運転手はハリムという。
クルナから2時間ぐらいかけてモングラという街まで行き彼が私を豪華客船の係に私を引き渡す。
彼に私は4,000タカ(5,200円)払う。
そして私は豪華客船のボート屋に1,900タカ(2,400円)払い豪華客船のダブルベットの個室に案内する。
私はリラックスして朝目覚めたらダッカの近くまで来ているだろう。
という手はずだ。

 ハリムの車はトヨタのカローラだと思う。
2時間近く走って80Km/h近く出せたのはたったの10分間ぐらいであとはリキシャをかき分け電動三輪を蹴散らしトラックの排気ガスを浴びてしゃにむに突撃するというハリムの涙ぐましい運転によりいくつかの街を過ぎてモングラにやってきた。
豪華客船の船着き場を想像している私にはなんとも頼りない部落のような小道に入りハリムが電話をする。
すると掘っ立て小屋からおやじがでてきた。
ハリムに4,000タカ(5,200円)はらい、おやじに19,00タカ(2,400円)払う。
ハリムがこの親父が後の面倒を見てくれるというようなことをいったと思う。
親父が俺に「任せろ」的なことをいったようだ。
約束の3:30になった。
親父が私を船着き場に連れていく。
船が近づいてくるがどう見ても豪華客船には見えない。
私が想像していた半分の大きさだった。
親父が船から降りてきた親父に私を引き渡しとっとと帰る。
私は船のおやじの後に着き船の3階のデッキまであがる。
そうすると違う男がでてきて私を引き渡し親父は帰っていく。
男はカギをくれ私の部屋は322号室だという。

 船は明日の朝にはダッカに着くらしい。
想像していた豪華客船とは大きなずれがあるがここはバングラディッシュだからな〜
大西洋や太平洋の海ではなくバングラディッシュの川なのだからよく考えてみると川では大型でありバングラディッシュでは豪華でありタイガーホテのマネージャーがいうとおりであると・・・・。

 船は水草をかき分け小さな波止場に止まり客を荷物を乗せたり降ろしたり・・・・・
木造ボートが近づいてきてバナナやヤシの実を積み込んだりしている。
ヤシの木が生い茂る南国の川を豪華客船?はゆっくりと進んでいく
船の旅はゆったりとした気分が心を和ませてくれる。
両側といっても川を渡るにはフェリーが待機しているという海のような川なのだが?
顔に当たる風も優しい・・・・いい気分である。
 しばらく移り行く景色を眺めていたが船の中を見に下に降りていく。
2階も個室が続いていたが下のデッキは多くの人たちが鉄板の上に敷物をひいて談笑したり寝ていたりしていた。
バナナが山のように積まれている。
その隣にはヤシの実(ココナッツ)が山のように積まれている。
そのわきを通り過ぎるとエンジンの音がどんどん大きく響いてきた。
スマホを向けると男がエンジン室に降りて来いという。
男がこれがエンジンだと2つのプロペラを2つのエンジンで回しているとたぶん言っているのだろう。
その奥には発電機のエンジンが1基だけ回ってライトをつけていた。
お礼を言ってエンジン室を上がり上に出ると隣が食堂になっている。
エンジン室の上の角ではチャイ屋が営業しているのでチャイを1杯もらう。
疲れているのか甘いミルクティーがうまい。
戻る途中売店で水を買って部屋に戻った。
ベットを整えて潜り込むとすえたにおいがする。
安宿のにおいだ。
むかし、南京虫のお世話になったことがあるのでヒル除けに自分で作ったハッカ水(ハッカ液にエタノールと水の混合液)をスプレーして潜り込んだ。
今度の旅では小さなスプレー容器に入れて持参していたのだ。

 昼飯は船着き場のおやじ推薦の食堂で魚カレーとご飯を食べた。
今夜は船の食堂で食べようと6時ごろエンジン室の隣の最後尾の小さな食堂に出かけた。
子供が2人で店を切りもししていてチキンカレーとエビカレーに魚カレーのどれがいいと見せてくれる。
エビカレーを注文した。
バングラディッシュのコメはインディカ米が多く粘りが全くなくさらさらした炊きあがりだ。
さらにいくらでも盛ってくれるが少しでいいと断りエビの殻をむいて子供の店員にスプーンを出してきてもらい食べる。
たぶんインドよりもバングラディッシュのカレーのほうが日本人にはうまいと感じると思う。
香辛料の使い方の差だろうと思うが辛さも抑えられている。
という私はいまだに指で食べるのがうまくできないでいる。

 さ〜明日の朝はダッカの近くを船は走っているのだろうか?
スマホのSIMは期限切れらしく電波を拾えないが最近ゼロ円購入したドコモスマホのPixcel3が受信可能になっているのに気が付いた。
そういえばダッカのホテルで横浜の友人から2人同窓会を開いていると電話がかかってきたがWiFiでも通じるのかと思っていたが?
キツネにつままれたような・・・・船の中でWiFiの電波も飛んでいないのにGoogleMapが使えるのだ。
ただし、速度はめちゃくちゃ遅くニュースを拾い読みはできたが大きな画像の表示はできないようだった。
Gニュースでも眺めて今宵は船の中でまったりと・・・・・朝をむかえるか・・・?



タイガーホテルは広々としていて値段も安く1番よし


途中 古代のモスク 名前は忘れた


養殖の池と思われる


最近はバッテリィーを積んだ電動リキシャに代わっている


魚カレーはうまいのでもう一匹追加してもらう


これが船着き場だ・・・豪華客船をイメージしていたらここには個人では来れないと思う


豪華客船?Agnodoo+という名前らしい


船着き場から親父に引き連れられ乗船します


私の部屋 ダブルベットから2人部屋を個室で使うようになったらしい


両側の風景


船着き場が現れる ここで人も荷物も乗り降り


船長室 汽笛を鳴らし さらにサイレンを鳴らし 夜にはサーチライトで前方を照らして とにかく進む


降りてきてエンジンを見ろと


ターボチャージャーで空気を送る 過給機付きのエンジンだった


発電機の調整中  上に船長室とつながるコントロール盤が


船尾の食堂の2人から


エビ1匹カレー 


夜になっても船着き場には客が待っている


荷物は走っている船に伴走してロープで縛りバナナとヤシの実を船から降ろしていた。

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