トラブゾンの街

2016年5月28日

 朝から雨が降ったり止んだりとグズグズの空模様。テレビの1週間天気予報では日本の梅雨の状態のような感じです。
黒海の湿った空気が中央の山を通過するときに黒海沿岸に雨を降らす。日本の冬型の気圧配置になっているようです。
トラブゾンの観光のナンバーワンはスュメラ修道院、岸壁に張り付いているような修道院でトルコ人には「夢の地」といわれているところです。
でも、トラブゾンからは50Km以上も離れていて山道を登らなくてはいけない秘境の地のなのです。
この雨で登山道を登るのは疲れもたまっているのであきらめて休息をとることにしました。
 今日はホテルでゆったりと過ごすぞ〜〜〜と思いましたが天気予報を見ると明日も雨でしょう?
地球の歩き方(アマゾンからNexs7にダウンロードした)トラブゾン発のバスを何気なく見ているとカッパドギアの中心地ネヴィシュヒルに直行バスがあるではありませんか。
バス会社はホテルからすぐの場所でトラブゾンのインホメーションも近くにあります。
行ってみることにしました。
バス会社の女性事務員に話を聞きます。
1日2便出ていて時間のかからないほうが18:30発ネヴィシュヒル着が翌日の8:30。
迷う私、15時間近くバスの中、耐えられるかしら?
購入しました。
この時私は「ネクストデイ」といって購入したのですが帰ってからよく見ると今日の日付でした。
気が付いたのが16時だった。慌ててバス会社に行って変更してもらった。
私の英語だからな〜「ツモロー」ていえばよかったのかしらね
というより確認しなかった私のミスでした。

 ところでトラブゾンは港町ですから魚がうまいので有名ということらしい。
朝食はEFEhotelのバイキングといってもハルモニーホテルからみると貧弱ではありますがおいしくいただいて雨の小降りを見計らっては町の探索にいそいそと出かけてランチはロカタン(自分の好きなものを指さしてさらに入れてもらう)でイワシのような小さな魚をフライにしてもらいいただきました。
注文するときに手のひらで半分にする動作をするとハーフサイズにしてくれる。
「うまいです」小魚のフライ、生野菜もたっぷりとついています。そしてパンは食べ放題で6.5リラ(240円)でした。
イスタンブールでは考えられない安さです。

 トラブゾンは海からすぐに山が盛り上がっていますから坂の街です。
この坂を上手に利用して人々は暮らしています。
でも登り下りは疲れますけれど、その疲れを感じさせない楽しさを狭い道いっぱいに演出しています。
ありとあらゆるものがこの坂道には売っています。そして人々は気さくに話しかけてきますから疲れは感じないんですね〜

 ホテルは貧弱ですが従業員はとても親切、チャイを持ってきてくれるし小さな気配りをしてくれます。
天気が良ければ最高なのに・・・・・また雨が降ってきた。体を休めなくてはと思いつつ恨めしそうに空を見る私

昨日、たっぷりとロカタンで食べたので少し少な目です。


港町です。魚屋さんはどこの国でも威勢がいいわ〜


庶民の足のドリュシュム乗り場 行き先が車の正面の屋根と窓ガラスに表示されていますが満席にならないと出発しません。


土曜日で子供たちも街に繰り出して昨日よりもにぎやかで人がいっぱいだよ


お店の宣伝マンと子供 みんなノッテいるね


老人もチャイ屋の店先で時間をたっぷりといたるところでつぶしています。


公園にも


教会の跡地かしら、ここにも人がいっぱい


遺跡の下を車が通る


港のすぐ近くまで山が迫っているトラブゾンの街


イワシだと思うけれどフライ、これが安くってうまくってくせになりそう



少し早いけれどトルコ時間で5月28日18時(日本時間では29日の0時)ですがアップロードします。

    明日に続く2018年5月29日    インデックスに戻る ホームページに戻る