トラブゾンからカッパドギア 夜行バス15時間

2016年5月29日

 昨日は雨が止むと町の探索、降り出すとホテルに戻り昼寝を繰り返していた。
土曜日の街は人があふれている。トラブゾンはこの地方では一番大きな町だから人が集まってくるようです。
雨でも活気にあふれています。老人も若者も子供たちも人々の往来をベンチで飽きもせず眺めているって私は好きなの。
その一人ひとりに家族があり生活があり悩みも楽しみも誰もが幸せを求めているのを想像しながら眺めている私。

 ホテルの人と話しているとシュメラ修道院はクローズされていて来月に入らないとオープンしないという。
ホテルでもツアーをあっせんしているからバスの時間までに行ってみてはと。
3つの見どころを回るバスツアーは帰りが18時でバスの出発時間には間に合わない。
(アルプスのハイジがいるような牧歌的なアイディスと洞窟とウズンギョルを回るツアー)
彼のおすすめはウズンギョルだという。緑の渓谷と湖とマスがうまいらしい。40リラ(1500円)で帰りが遅くなれば直接バスターミナルに向かってくれるから全く問題はないという。
でも、彼らのいう「ノープロブラム」には旅では泣かされたことが結構あるからな〜
ま〜、バスに間に合わなければまたトラブゾンに泊まればいいことだし、海と街を見ただけでは来た意味もないしね〜
行きます!10時にこのホテル「EFE」に迎えに来てくれる。荷物も一緒に運んでくれる。バスストップまで送ってくれるという条件がそろってしまって「断れにくくなって」行ってきます。
ハードな一日が始まりそうです。

 朝食は7:30からゆっくりと食べて、パッキングして、ホテルのお会計165リラ(6000円ちょっと)をお支払いしてから・・・・
修正:ホテルの支払いはすでにカード決済されていたので50ユーロをホテルのおやじにリラに両替してもらう(165リラの部分 2016/6/30書き換え)
おやじの息子(17歳)が両替屋に走って行ってトルコリラに交換してもらってきた。
続きはカッパドギアのホテルに入ってから書きます。

2016/5/29 トルコ時間 6時(日本時間5/29 正午)


 ホテルのおやじが推薦したウズンギョルに行ってきます。
ちょっと大きめのワンボックスが10時過ぎに迎えに来てくれました。

ホテルのおやじ、親切すぎて天気も悪いのに山の湖に行ってどうするんだい?
でも、することないしね〜しょうがない行ってきます


ちょっと大きめのワンボックス(一応助手席も含めて満席だった)


リゼというところのお茶工場 お茶の葉の青葉のにおいが充満していていい感じ


そして工場から出来立てのお茶をいただきます 同じ味だと思うけど ちょっとうまいかな?


渓谷に入ってきたけれど小雨がちらついて


ウズンギョルの一番奥深いところ さすがに神秘的 季節も新緑でいい時期なのかもしれない


シャクナゲは終わりに近いが山の上のほうには今が旬で咲いていたが私の技術とカメラでは撮影はできなかった。


そこで地面の近くの小さな幸せの花を シャクナゲの代わりに・・・可憐ですよ


ウズンギョル 神秘的でトルコの摩周湖という感じだと思います。


2時間の自由時間の終わりのほうに雨が降ってきてチヤハーイ(現地の喫茶店)に入るとおばあちゃんが「チャイ?」というからうなずいてチャイをいただく。いったん外に出ると本格的に雨が降ってきた。
また戻ると4人組の観光客が先客でいました。
 めちゃくちゃな英語で話しているうちに盛り上がってきて
今日一番 トルコ人は話好き チャイは4人組におごってもらいました。


このバスで15時間ゆられてカッパドギアの中心地 ネビッシュヒルに80リラ(3000円)でトラブゾンから
ウズンギョル観光は日曜日で帰りの道路が混雑していてぎりぎりで間に合いました。
写真のおっちゃん(中央で小さいけれど)がお菓子を配ったりジュースやお茶を配ったりの車掌さん お世話になりました。


黒海に日が沈み なが〜い夜が始まる 


何度もオトガル(バスストップ)でお客をおろして拾って休憩もかねて トイレは1リラ(37円)払って 夜食を買って


夜が明けてきて トルコの大地を疾走するバス トルコは農業国だと実感できる




  ネッシュビルのバスターミナルで富士市で働いていたというおっちゃんに出会う

そして日本語を話す静岡県富士市で働いていたポン引きのおっちゃんに紹介してもらった宿
ロックバリュー いろいろと部屋を見せてもらうが70リラ(2600円)の部屋に決めました。
街の中央で部屋は広いし朝食付きです。
いい部屋でWiFiの感度もよく2泊のつもりが3泊に変更しました。
人気のホテルらしく満室でしばらく待つことにしましたが? 富士のおっちゃん「やるじゃん?」
この観光地も3割ぐらいお客が減っていると嘆いていたから(シリア難民問題やロシアとトラブってるからかな〜)
トラブゾンの宿屋のおやじと息子も私が行こうとしていたクルド人地域やシリアに近い南部は「絶対行くな!」と口を酸っぱく私にいっていた。

これがギョレメの街


そして洒落たヨーロッパ人好みのホテル「ロックバリュー」



部屋の写真を撮る前に荷物ぶっちらけてバタンキュ〜〜と寝てしまって今起きて書いているところです。

ただ今の時刻 2016年5月30日 午後4時 (日本時間は午後10時です)

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