ギョロメからコンヤまでバスで移動

2016年6月2日

 移動します。
ギョメロの町というよりギョメロ村というらしい小さな町です。
この町も居心地がいいが観光の町ですから物価はイスタンブール並みに高いです。ちょっと豪華な食事をすると100リラ(3700円)ぐらいします。
ビール代のほうが高いかもしれないけれど
ホテルの部屋はテレビもシャンプーもないけれど広いしシャワールームは隔離されているし朝食もプールサイドで日光を浴びながら食べるのは気持ちが最高にいいし、それとなく気を使ってくれるのがうれしいいいホテルです。
まだ、カッパドギアをすべて見たわけではありませんがあの世界的に有名な奇岩も見慣れると日がたつにして感激が薄れてくる。
友達が熱海の絶景の高台の場所に住んでいていいな〜と思っていましたが、子供たちは当たり前の景色になっていてこんな高台よりも街の中に住みたいといっていたからな〜
今、その言葉をふっと思い出した。

 今朝、バスストップのバス会社(メトロとスイットが大手2社)にいって次はどこ?を決めます。
昨日まではカイセリ(カッパドギアで一番大きな町)からバスと夜行寝台列車でイズミルというエーゲ海の街に移動しようと考えていました。
バスストップに行きメトロ(前回の移動トラブゾンからネッシュピルのティケットを購入した会社)に行くとコンヤ行きのバスが1時間後に出るらしい。
約3時間半で25リラ(950円)だったと思う、を購入しホテルに帰ってパッキングしチェックアウトして重いバックを担いで(付属を入れると7Kgのパソコンのせいだ〜)バスストップから今日の目的地のコンヤに向かいます。
(夜行の旅を避けたい気持ちが強かったのが原因です)
バスは3列シートで(前回は4列シートだった)移動は思ったより快適です。
広大な平野をバスは快調に飛ばします。
トルコではイスタンブールは別にして(渋滞がひどい)車の移動は地方都市間の時間の目安はとても簡単100Kmが1時間で計算していますから1000Kmの移動も10時間とすぐに答えが返ってきます。
休憩時間も入れてなのでバスのスピードが100Km/h以上であることは明白です。というより道路の設備が素晴らしくよくできています。
田舎の道も2車線が確保されていたし信号もほとんどありません。
そしてバス会社各社でサービス合戦を繰り広げていますので車掌といったらいいのかしら助手が飲み物からお菓子のサービスまで至れり尽くせりです。

 コンヤのバスストップまで来ました。
コンヤは地方都市では大きな町のようですが大きな町ほどバスストップは郊外にある(なぜかしら?アジアでもそう)。
中心部まで10Kmもあるらしい。地球の歩き方にはトラム(路面電車)が便利と書いてある。
私もトラムを利用して街の中央に行こうとしましたが途中でトルコの人に道を尋ねたことから今日のズッコケ旅が始まった。
トルコの人はほとんどが英語を理解しません(ま〜、日本で外国の人が中年以降の人に英語で道を尋ねられてもと似ているかな〜)。
しまった!と思ったのは後の祭りだ!
かってにドルムシュ(乗合自動車)を止めまくりコンヤの中央のメルバナに向かうかを聞きまくりその中の一台に私を詰め込みます。
初めての街で勝手がわからない私はドルムシュの運転手がおろしてくれるものと思っていたのに終点まで行ってしまった。
運転手はメルバナまで行くところまで車を移動させてくれて走っているドルムシュを無理やり止めて、私をメルバナでおろしてくれと頼んで乗せてくれます。
時間はかかったけれどコンヤの街をぐる〜と一周できて乗っているうちにトルコの人たちが気を使ってくれてたり仲間に入ったような感じになってツアーよりだんぜん楽しい。
しっかりと4リラ(2回乗り換えたので2回分)150円でコンヤのツアーが終了しました。
このドルムシュは乗り込むと混雑している場合は隣の人に料金2リラ(75円)を渡すと次々と手渡しで運転手のところまでお金が届きます。
お釣りがあるときも反対に運転手から手渡しで乗客のもとに戻るというシステムです。
老人には席を譲ります。私も何度もトルコでは席を譲ってもらいました。
この地も女性上位でありまして特に中年以降のおばさんは強引であります。
無理やり席を譲るように自分より年下の乗客に対して大げさな身振りで迫りますから〜、強いな〜ムスリム(イスラム教)もクリスチャンも仏教徒もヒンズー教徒も無関係で中年以上の女性は強いことを旅をしていて実感した瞬間でもありました。
そして、インドでもトルコでも太ったことがいいことなのかしら?年齢を重なるごとに太った人が多くなるようです。
若い子はスリムで素敵なプロポーションなんですけれど・・・・。

今回の移動ルートイスタンブールから飛行機でトラブゾン 夜行バスにてギョレメ バスにてコンヤ

 今夜の宿はコンヤの繁華街(メルバナ)の中心部の安宿(OTEL MEVLANA)です(地球にお歩き方にも載っていた)。
交渉して部屋を見せてもらって50リラ(1850円)で決めました。
広めの部屋のダブルベットでトイレとシャワー室付きで通りから裏側で静かで気に入りました。
もちろん朝食付きです。

 夜行列車(寝台)のティケットを購入しにドルムシュ(もう慣れたからどこでも平気なつもり)で駅に向かいます。
コンヤは新幹線の始発駅にもなっているようです。新幹線(韓国のタイプと同じ感じかなということはフランス?)が止まっています。
大回りして(道を間違えた)ティケット売り場で今夜は空いているが6月4日までは満席という。6月5日を一応購入しました。後で変更ができそうなのとコンヤの街に興味が出てきているのが原因です。
飽きたら新幹線で違う町に簡単に行けそうだし?何とかなりそうだし?旅をしていると時間通りになることは幻想であるということにすでに気づき始めた私です。

ネヴィシュヒルのお土産屋で子猫


三列シートです今度のバス(観光地なのでよいバスなのかしら?)


アシュトレイに近づくとうっすらと見えていますか?トルコの富士山に似た山(今のところ名前不明)


アッシュトレイのバスストップこちらも郊外でした。


ドルムシュに乗せられてコンヤの街を一周している。


メヴラナの中心部の公園でも老人がおしゃべりしている


メヴラナの中心にあるモスク


モスクの水飲み場(きっと聖地の水なんだろうな〜お水取りの感じでした)


懐かしい三輪車 最近は大型バイクを改造した三輪車を見かけるけれどこちらは実用的でかわいらしい。


メヴァラナが大好きになったヒデ(ピザ) 最高にうまい!辛子の付け合わせとパクチーをトッピングして丸めて丸かじり!
アイラン(ヨーグルトの塩味タイプ)のドリンクと相性抜群で15リラ(550円)はレストランで食べての価格です。


これを食べて50リラのホテルに泊まって
お金にやさしくって居心地がいいのです。


このページは6月3日の8時に食堂でゆっくり食べて食堂のテーブルを借りてあーでもない?こーでもない?と迷いながら書き終わったのが12時(日本時間18時)です。
これからアップロードしてランチに出かけよう

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