夜行夜行列車でイズミルに向かう

2016年6月5日

 昨夜ホテルの部屋で何気なく見ていた衛星テレビが何だか面白くなってきてといっても気が付いたら布団もかけずに寝てしまっていた。
このホテル、施設はおんボロボロですが毛布ではなく夏掛けの布団なので寝ていて気持ちがいいのに歳だからな〜
風邪の初期症状の感じがするので風邪薬を飲み無理をしない一日にしようと心がけることにした。
夜行列車は20時出発の「コンヤ・マヴィー・トレニ」という名前がついている。
ホテルのチェックアウトが12時なのでホテルのおやじは荷物は預かるから街を観光して来ればお金はかからんからそうしろという。
私もそのほうが良いと思って最後のメールチェックをしたら仕事が入っている。
今日の方位の書き換えもしなくてはいけない。
体調も考えて35リラで19時まで延長してももらうことにした(ちょっと高いかなと思ったけれど色々面倒見てもらったしチップをはずんだような感じかな?)
休むということは大切なことだと思う。
風邪気味で重いというかだるさを感じていた身体ももとに戻ってきてくれました。

 今の体調ではパソコンを入れると13Kgのバックと3Kgのショルダーバックを担いでドルシェム(乗合自動車)を止めて荷物ごと乗り込むのは結構しんどいと感じ、ホテルのおやじにタクシー乗り場を聞くとタクシーを呼んでやるといいうのでお願いした(10〜15リラ 500円以内ぐらい?)だという。
このタクシーメーターはついていないし、いつも乗る前に価格を交渉するのに往来の多い道路に止めていたので慌てて乗り込んでしまった。
途中で聞くのも面倒くさいし(英語が通じないからね)出たとこ勝負と思い駅について値段を聞くと13リラという。
いかつい顔ごつい運転手なのに地方都市のよさなのかな〜気に入った私は15リラ(550円)気前よくお釣りはいいよ!

 列車の切符を購入しに駅の窓口で「スリッパー」寝台車のつもりで言ったのよ
5日の切符を購入したのだけれど101.5リラ(3800円)だという。ずいぶん高いな〜と思ったけれどバスでも80リラ(2900円)はするはずで寝台が付くのだからそれもありかもと文句も言わずに買っていた。
駅に来て電車に乗ろうと切符を見せると一番後の列車に行けという。
前のほうの車両は座席になっているからなるほどとおもって最後尾に行くと車掌が切符を取り上げこの電車に乗れという。
私のシートナンバーは13で13、14の2人部屋になっているようだが室内履きのスリッパが一つしか置いていない。
中に入るとタオルも一つで石鹸も一つだ。
そして驚くほどデラックス!洗面台から冷蔵庫までついている。
さらに電気のコンセントまで
驚くなかれ!私一人で独り占めのデラックス走る電車ホテルとなりました〜

コンヤ最後のデラックスな食事 マトン炭火焼の下にはスープを含んだパンが隠れている コンヤの名物tritri24リラ(890円)


寝台列車 お隣の部屋のお客のお見送りの家族 駅のプラットホームで


ホテルみたいな寝台列車の内部 2人用を独り占め


この椅子の背もたれを倒すとベットになる


目覚めるとイズミル イズミルは港町ですが軍港でもあり


この機関車が私たちをコンヤからイズミルまで運んでくれました。



   2016年6月6日に続く      インデックスに戻る ホームページに戻る