イズミルの街を地下鉄で南から北まで

2016年6月7日

 

 30リラ(1100円)のホテルの部屋は場末の古びたキッチン宿ですが一晩過ごすとそれはそれで旅をしているな〜と妙に納得する部屋です。
もう一晩泊まることにしました。

 落ちぶれ果てたホテルですが繁華街のど真ん中という立地にあるので外に出ると目の前にトルコ国鉄のバスマネー駅と地下鉄の駅です。
左側の大きなロータリーの向こうにイズミル自慢の公園(キュルティル公園)がで〜んと控えています。
レストラン街が続いてその隣がバス会社、航空会社、旅行会社が軒を連ねています。
裏通りもチャイ屋に何がなんだかよくわからん店までごちゃごちゃと軒を重ねている繁華街です。
昭和初期の「駅前ホテル」という感じですな 的屋のおっちゃんや富山の薬売りや・・・駆け落ちのお二人さんまで・・・

 イズミルの西側の半島が有名な観光地チェシメで地中海でもきれいなところのリストに入っているらしい。
乗合バスで行けそうなのでトライすることにした。
5回券を利用してバスマネーからコナンに地下鉄を利用してバスストップに、聞きまくり10番バスでF・アルティまで行くとそこからバスが出ているというので10番バスに乗り最終のバスストップに行く。
あら、5回回数券が使い終わってしまったので買い足すことにしたが売店が閉まっている。まわりに聞いてみるともう少ししたら係りが来るようなことをいっている。地下鉄の窓口のほうが早いというのでそちらを見ると地下鉄がここまで開通している。
「なんじゃい!」地下鉄で来れば1回で済んでいたんじゃない。
風船が一気にしぼんでしまうような・・・・チェシメに行くのはや〜めた。
この地下鉄の駅では5回回数券がなくてカードを6リラ(220円)で購入しなければいけないらしい。係りの女性に10リラ(370円)チャージしてもらってバスマネーに帰ることにした。
ところが地下鉄に乗ってちょっと気を取られているうちに(この時間帯は年寄りが多くトルコの出歩く老人はデブが少ないが中年男性女性のデブ率はこれはもう、日本の比ではございませんというぐらい太った人が多い)と観察していたのよ!でもバスマネーは通り過ぎやった。
そこで地下鉄の最後の駅まで乗ってみようと。
最後の駅の一つ手前のボルノヴァ(ここはバスストップが駅を出ると目の前に広がっていた)で下車しました。
大学があるらしく若者の街です。カフェもバーガーキングも朝飯やまでにぎやかで活気にあふれていました。

帰りもまだ時間が早いのでバスマネー駅の次のチャンカヤ駅まで行ってこの繁華街も一目見てこれでイズミルの街は終わりにします。
昨日、ホテルを出たすぐそばのバス会社(メトロ)でブルサ(イスタンブールに近い街)までの乗車券を購入したのです。
30リラ(1100円)で9時出発の3列シートのデラックスバスで5時間でブルサに着くらしい。
私はホテルから出た角のこの会社(メトロ)に8:20に行くとドルシェム(会社の運行バスだったので修正します)でバスストップまで乗せていってくれるという。


朝食はホテルの隣のレストラン10リラ(370円)チャイを飲んでゆったりと


地下鉄バスマネー駅からコナン駅までバスストップで10番バスに乗る(このときはチェシメに行こうとしていたのですよ!)


地中海ビューのマンションが立ち並ぶ このビルの向こうは地中海


イズミルは大きな町で商店街もいつまでも続く


チェシメはあきらめて地下鉄でイズミルカード(スイカのような)にお金をチャージしてもらって


新興の街ができているのでしょう(最終駅に近くなってといってもさらに路線を建設中らしい)


ボルノヴァのバスストップ


若者の街でした。


朝からカフェもにぎわっている


チャンカヤの路地裏で三輪車 なぜか老人の私には懐かしい


チャンカヤの繁華街


同じくチャンカヤ


トルコの下町はこんな感じの街が続いています。


こちらはバスマネーのホテルの裏通りのチャイ屋 真剣に見ているのは香港のカンフー映画 ひまですな〜みなさん


ホテルから出てロータリーを渡るとイズミル自慢のキュルティル公園


公園のパトロールは乗馬警察官 かっこいいね〜


「WiFi」がホテルの入り口で左がバスマネー駅でこの通りの後ろ側がロータリーでその向こうが公園


ホテルの横のレストランで最後のごちそう「マトンの串焼き」20リラ(740円)豪華ですが食べるのに苦労し、通りがかった子供に3本食べてもらって今夜の食事は終了です。トマトに櫛が刺さっているところがトルコらしいね!



旅慣れした自分がいる。チェシメの海も簡単に諦めて心地よさだけを求めている。
時間に流されてあ〜でもなしこ〜でもなし
これって旅の前のパソコンに向かっているとき同じじゃない!

   2016年6月8日ブルサに移動します。     インデックスに戻る ホームページに戻る